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Time Wharp Japan Tour 2024

アンビエント・ジャズ、コスミッシェ、ダンス・ミュージック、ミニマルなど、多岐に渡るジャンルを横断し、広大でカラフルなアレンジをみせるサウンドで注目を集めいているニューヨーク拠点のマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、Kaye Logginsによるソロ・プロジェクト、Time Wharpの初の来日ツアー!すでにFESTIVAL de FRUE 2024への出演が決定しておりますが、東阪で単独公演を行います。
また、2022年にLeaving Recordsからリリースした最新アルバム『Spiro World』がボーナス・トラックを追加して日本盤(初CD化)のリリースも決定致しました。

2024年10月21日Update:
大阪公演のサポート・アクト
に昨年Hyperdubから最新EP『Uchigawa Tankentai』をリリースした食品まつりa.k.a foodman東京公演のサポート・アクトに1stアルバム『Wool In The Pool』が音楽誌ele-king、坂本慎太郎の年間ベストに選出され、今年9月に待望のセカンド・アルバム『Not Fun In The Summertime』をリリースしたばかりのWool & The Pantsが決定致しました。

 

Time Wharp Japan Tour 2024

FESTIVAL de FRUE 2024

日程:11月2日(土) & 11月3日(日)
※Time Wharpは11月2日に出演
会場:つま恋リゾート彩の郷 (静岡県掛川市満水(たまり)2000)


時間(予定):
11月2日(土) 開場 10:00 / 開演 11:00 / 終演 27:00

11月3日(日) 開場 9:00 / 開演 9:00 / 終演 22:00

チケットや他の出演者の詳細はFRUEのウェブサイトをご確認ください。
https://festivaldefrue.com/

 


 

Time Wharp大阪公演

日程:11月4日(月・祝)
会場:CIRCUS Osaka
時間:OPEN 18:30 START 19:00
料金:ADV ¥4,300 / DOOR ¥4,800 *別途1ドリンク代金700円必要

出演:
Time Wharp
食品まつりa.k.a foodman

前売りチケットのご購入はこちらから:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/archives/3222

 


 

Time Wharp 東京公演

日程:11月6日(水)

会場:CIRCUS Tokyo
時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:ADV ¥4,300 / DOOR ¥4,800 *別途1ドリンク代金700円必要

出演:
Time Wharp
Wool & The Pants

前売りチケットのご購入はこちらから:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/archives/3222

 


Time Wharp:
Time Wharpはニューヨーク拠点のマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、女優であり、マルチメディア・トークショー「KAYE NITE LIVE」の司会も務める、Kaye Logginsによるソロ・プロジェクト。Time Wharp名義での彼女の作品は、アンビエント・ジャズ、コスミッシェ、ダンス・ミュージック、ミニマルなど、多岐に渡るジャンルを横断し、広大でカラフルなアレンジが特徴的である。

LAの名門Leaving Recordsから2022年にリリースされた最新アルバム『Spiro World』は、Resident Advisorにて「アンビエントとダウンテンポの見事な表現」と評されるなど各所で絶賛され、ジャンルの垣根を超えて多くのリスナーから注目を集めている。

Time Wharp | Union Pool, Brooklyn 12/4/2022 – w/Macrodose visuals (partial set)
https://www.youtube.com/watch?v=t-3D31DILPE

 

Time Wharp “Spiro World” 11月1日 CD発売予定

Time Wharpが名門Leaving Recordsから2022年にリリースした傑作『Spiro World』に2021年にリリースした2曲入りシングル「Ingenue」と「10 Year Warranty」をボーナス・トラックに追加して、日本独自CDにてリリース致します。来日公演でも各会場で販売致します。

Artist: Time Wharp
Title: Spiro World
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: CD / Digital
※日本独自CD化
※解説付き予定
※ボーナス・トラック4曲収録
Release Date (CD): 2024.11.01 発売予定
Price(CD): 2,200 yen + tax
Listen: https://orcd.co/ow5y4or

Track List:
01. East. River. Dusk
02. Lupron
03. TOTP
04. Mixo. World
05 No Furniture-Tanagra
06. Tezeta
07. Spiro World
08. Delay I
09. Ingenue (Bonus Track)
10. ETGSS (Bonus Track)
11. Year Warranty (Bonus Track)
12. R (Version) (Bonus Track)

Spiro World Time Wharp

 


食品まつり a.k.a foodman:

名古屋出身の電子音楽家。2012年にNYの〈Orange Milk〉よりリリースしたデビ ュー作『Shokuhin』を皮切りに、〈Mad decent〉や〈Palto Flats〉など国内外 の様々なレーベルからリリースを重ね、その後のワールドツアーではUnsound、 Boiler Room、Low End Theoryに出演。
2021年7月にUKのレーベル 〈Hyperdub〉から最新アルバム『Yasuragi land』をリリース。アルバムは Pitchforkの「The Best Electronic Music of 2021」やMusic Magazine、ele- kingなど国内外のメディアの年間ベストに選ばれた。2023年11月にUKのレーベル〈Hyperdub〉から最新EP『Uchigawa Tankentai』をリリース。自身のルーツの一つでもある沖縄を背景に、シカゴ・フットワークからのインスパイアから浮かび上がる特異のサウンドはニューエイジやアンビエントとひも付きながら、様々なスタイルの音楽を生み出している。ロンドンのラジオ曲〈NTS Radio〉のレジテントも担当。他にBo NingenのTaigen Kawabeとのユ ニット「KISEKI」、中原昌也とのユニット「食中毒センター」、ナカコー (ex.supercar LAMA)、沼澤尚とのセッションユニットとしても活動。

 


Wool & The Pants:

東京を拠点に活動する3人組。2019年に米ワシントンD.C.のレーベルPPUからLP『Wool In The Pool』をリリース。2024年にセルフリリースの最新作『Not Fun In The Summertime』をリリース。


レディオヘッド周辺作品への参加をはじめ映画のスコア制作でも賞賛されるモダン・クラシカル・チェリストOliver Coatesが新曲「Radiocello」をMVと共に公開!


レディオヘッド周辺やアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品への参加などに加え数々の映画のスコア制作でも賞賛されている、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesが名門RVNG Intl.から3作目となるフル・アルバム『Throb, shiver, arrow of time』から 最後のシングルとなる「Radiocello」が Jasper Baydalaの手がけたミュージック・ビデオと共に公開されました。

「Radiocello」は、ドローンを多用した土砂降りの痛みと、小声の戦慄の中を自由落下するように始まり、Coatesの慣れ親しんだ変調物質のパレットを熱烈な新しい煌めきに変える。緊張が収まると、まるでサイクロンに巻き込まれた信号のように、サイレンのような矢が絹のような音の嵐に突き刺さる。コーツの言葉を借りれば、音楽は「天候のようにリスナーを風化させ、あるいは炎が物体の側面をなめるように作用する」。

ビジュアルについて、Baydalaは次のように述べています。「私は廃墟となった灯台、船、波の絵をいくつか描き、その後Oliverはクリスチャン・ピルツの図式的なドローイング作品について言及し、彼にとってこの曲は”揺らぐ世界からの伝達”だった。」「私は描き続けた。分断を越える歪んだ古い情報がさらに増えた。資源を吸い上げる空飛ぶ機械。遠くまで電力を送る。エントロピー。死と輪廻。絶望的なメッセージ。 SOS。基本的な道具を使った初歩的な作業。瓦礫の中から引き抜いた曲がった鉄筋で絵を描きました。

 

Oliver Coates new single “Radiocello” out now


Artist: Oliver Coates
Title: Radiocello
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/1aabr8j

Oliver Coates – Radiocello [Official Video] 

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=oDYcvrMFPvs

Directed by Jasper Baydala

 

Oliver Coates new album “Throb, shiver, arrow of time”


Artist: Oliver Coates
Title: Throb, shiver, arrow of time
Label: PLANCHA / RVNG Intl.

Cat#: ARTPL-223
Format: CD / Digital
Release Date: 2024.10.18
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説:八木皓平


オリヴァー・コーツの『Throb, shiver, arrow of time』は、不完全な記憶の残り火に照らされ、内なる反響の煙で汚れ、広大でメルヘンチックな次元で増大する、身体的な明暗への入り口である。

レディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受け、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身のチェロ奏者/コンポーザー/プロデューサー、オリヴァー・コーツのRVNG Intl.から通算3作目となるアルバム。
本作でコーツは過去6年間に集められた個人的な共鳴と記憶のカプセルを提供しており、2020年にリリースした前作『skins n slime』でおなじみのメタリックな構造と粘性のある弦の変調をなぞりつつ、映画『Aftersun』(シャーロット・ウェルズ、2022年)、『The Stranger』(トーマス・M・ライト、2022年)、『Occupied City』(スティーヴ・マックイーン、2023年)など、賞賛された一連のスコア作成プロジェクトに続いて、彼の内なる衝動を育んでいる。

『Aftersun』の制作中、ウェルズはコーツに、誰かが記憶をたぐり寄せていることを音楽で知らせるにはどうしたらいいかと尋ねた。この質問はそれ以来ずっと彼の中に残っており、レコード全体に脈動を走らせている。『Throb, shiver, arrow of time』は、「記憶からの不正確な伝達に、他のソースからの感情を重ねたもの」だとコーツは言う。このリリースは、記憶違いの小声の不協和音が奇妙な感情の塊に覆い隠され、記憶の痛みと輝きが混ざり合っている。

本作の核となっているのは7曲目の「Shopping centre curfew(ショッピング・センターの夜間外出禁止令)」で、5年前にパンデミックによるロックダウン中にサウス・ロンドンで起こった2つの現実世界の出来事が夢の中で融合したときに生まれた、迅速でありながらも洞窟のような曲だ。エレファント&キャッスルのショッピングセンターの取り壊しと、暴力犯罪の後にすべての男性に夜間外出禁止令が実際に存在する可能性についての議論だ。この曲には奇妙な同時性があり、コーツはそこからアルバムを作り上げ、時間的エントロピーの感覚が潜む痙攣のきらめきを明瞭な音のトポロジーに屈折させた。

アルバムの10曲では、無重力のメロディーが拡大され圧縮された残像のグラデーションを飛び越えて舞い上がる。「Please be normal」と「90」の霧のような音色は、ドローンに浸った内部音響の混乱の震えを和らげる。長年のコラボレーターであるMalibuとchrysanthemum bearによるヴォーカルの呼びかけや、Faten Kanaanによる漂うシンセの輝きも登場する。

本作は、デジタルをアナログに、あるいはその逆へと崩壊させ、偶然の一致で素材を再編成し、平面性の枠を押し広げることを可能にするという点で、コーツの到達点をさらに広げている。音に対するこの彫刻的なアプローチは、アーティスト、Sarah Szeの複雑なインスタレーションに深く影響を受けている。彼は、視覚的な物質とそれ自身の残像を順列に並べ、万華鏡のような儚さと感情の墓碑銘を形成している。Szeの作品やプロセスについてのコーツの思考は、彼自身の演奏や編集のテクニックとともに流れ、ライヴ・テイクのテクスチャーのレリーフをコンポジションに重ね合わせ、サウンドがそれ自体の夢に屈服することを可能にした。

コーツはこう説明する。「チェロは、軽くて空気のような精神を持った、一種のメランコリックな楽器です。音をデジタル処理で平坦にし、周波数をずらし、時間を引き伸ばすことで、私はその性質をさらに与えようとしています。時には自分自身と距離を置き、魂が宿った廃棄された破片、つまりダウンサンプリングになります。あるいは、演奏という行為において現在形を最大限に生かし、その鮮やかな色彩を、鮮やかな色に磨かれたコピーのような音に崩壊させようとしていることもあります。だから音楽は、天候のようにリスナーを風化させたり、炎が物体の側面をなめるように作用するんです」。

レコードが展開するにつれ、コンポジションは長さを増し、フィナーレの「Make it happen」の粒状のきらめきは、ほとんど暴力的な喜びの中に持続する。「このアルバムを手放したくないという気持ちがあり、音楽の終わりに消える音に逆らおうとし、構造の限界を超えて色彩を押し出そうとし、沈黙を打ち破ろうとします。」結末に逆らうために奔走する中で、コーツは永遠の飛翔を続ける時間の矢をほんの一瞬だけ中断させ、余韻の中に沈む塵の慰めを明らかにする。


Track List:

01. Ultra valid
02. Radiocello
03. Please be normal
04. Apparition (feat. Malibu)
05. Address
06. Backprint radiation (feat. Faten Kanaan)
07. Shopping centre curfew
08. 90
09. Living branches (feat. chrysanthemum bear)
10. Make it happen

 

 

OLIVER COATES:
現在はロンドンからスコットランドに居を移し活動しているチェリストで、これまでクラシック、オルタナティヴ、エクスペリメンタル、エレクトロニック・ミュージックなど様々なアーティストの作品に関わりながら、革新的なソロ作品を制作するプロデューサーでもある。王立音楽アカデミーでクラシックを学び、大学史上最高の成績を収め、オーロラ・オーケストラ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ロンドン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演を果たす。また、その一方で彼はAutechre等に触発されたエレクトロニック・ミュージックを制作している。Mira CalixとWarpの企画『The Elephant in the Room: 3 Commissions』でコラボを果たし、『Warp20 (Recreated)』のコンピでもMiraと共にBoards of Canadaのカヴァーを披露した。その他にも電子音楽家の重鎮Laurie Spiegel、現代音楽家John Luther Adamsとのコラボ、ポスト・クラシカル・アーティストとして注目を集めていたNico Muhlyのアルバム『Seeing Is Believing』や、Jonny Greenwoodが手がけた『There Will Be Blood』と『The Master』のサントラにも参加している。

2012年にはコンポーザー、Leo Abrahamsとエレクトロ・アコースティック的コラボ作『Crystals Are Always Forming』をリリース。翌2013年にデビュー・ソロ・アルバム『Towards the Blessed Islands』を発表した。その才能はThom Yorkeの目にとまり、Radioheadのアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加し、その後HerbertやDemdike Stareも絶賛するMica Leviとコラボ作も発表。2016年にセカンド・アルバム『Upstepping』をリリースした後、NYの最先鋭レーベルRVNG Intl.との契約に至り、『Shelley’s on Zenn-La』を発表各所で絶賛された。その後Thom Yorkeのサポート・アクトに抜擢されワールド・ツアーを回り、2020年再びRVNG Intl.から『skins n slime』をリリース。各所で高い評価を得て、ここ日本でもele-king誌の年間ベストの1位を獲得した。その後はサウンドトラックのスコアに勤しみ、『Aftersun』(シャーロット・ウェルズ、2022年)、『The Stranger』(トーマス・M・ライト、2022年)、『Occupied City』(スティーヴ・マックイーン、2023年)などを手がけ賞賛された。


CARIBOU単独来日公演終演後にサイン会の開催が決定

本日開催となります、CARIBOUのSpotify O-EAST公演の会場にて物販をご購入いただいた方に先着でサイン会参加券をお配り致します。
終演後に物販エリアにて参加券をお持ちの方を対象にサイン会を行います。

※終演後に参加券の配布は行いません。
※サインができるのは会場でご購入いただいた物に限らせていただきます。
※時間が限られておりますので、写真撮影はお断りしております。

 

CARIBOU単独来日公演


カナダ出身ロンドン在住のダン・スナイスによるソロ・プロジェクト CARIBOU

約9年ぶりのバンドセットによる来日公演!

CARIBOU

日程:2024年10月14日(月・祝)
会場:Spotify O-EAST
時間:
開場 18:00 / 開演 19:00
前売料金(税込):8,500円 *別途1ドリンク代金必要 Thak you! SOLD OUT!

ARTIST:
CARIBOU

企画・制作:SMASH

お問い合わせ:SMASH
HP smash-jpn.com
TEL 03-3444-6751

 

CARIBOU new album “Honey” out now!

'Honey' cover art. Art direction and photography by JasonEvans. Design by Matthew Cooper

‘Honey’ cover art. Art direction and photography by JasonEvans. Design by Matthew Cooper

Artist: CARIBOU
Title: Honey
Label: PLANCHA / City Slang
Cat#: ARTPL-220
Format: CD / Digital
Release Date: 2024.10.04
Price(CD): 2,300 yen + tax

※解説:高久大輝 (TURN)
※歌詞・対訳付き


待望の約9年ぶりのバンドセットによる単独来日と朝霧JAMの出演も決定しているダン・スナイスによるCaribouの6thアルバム『Honey』が完成!カリブーのプロダクションならではの、きらめきと驚きに満ちた壮大なダンスフロア・トラックが散りばめられた新たな傑作!

20年以上にわたり、ダン・スナイスは様々な姿を見せてきた。2014年にグラミー賞にノミネートされた『Our Love』、2020年の傑作『Suddenly』に続く、本作『Honey』はカリブーにとって興味深い新局面を示すものだ。特定の人物に関するものではなく、誰もが楽しめる音楽を追求している。壮大なダンスフロア・トラックは、スナイスのプロダクションならではの煌めきと驚きに満ちており、音楽作りに熱中しすぎて、特定のサウンドに止まらないアーティストの特徴である新鮮さに満ちている。

カリブーのアルバムに前作と同じサウンドは存在しない。予期せぬことを期待すれば、決して驚くことはないというが、ここには驚くようなことがたくさんある。「Honey』は、スナイスの音楽作りに対する好奇心と喜びをとらえ、新鮮でありながらカリブーの真髄を体験させてくれる。

“私にとって当初から変わっていないことのひとつは、音から何が作れるかという狂おしいまでの好奇心だ。多くの協力者やリソースを自由に使える “プロ “と呼ばれる人たちが音から何を作り出せるかではなく、小さな地下スタジオにいる私自身です。以前より機材は増えたが、基本的にはこれまでと同じだ。何かが本当に激しくヒットしたときのスリルを追い求め、気がつくと飛び上がっていたり、興奮して腕の毛が逆立っていたりする。それがなくならないなんて、私はなんてラッキーなんだろう。新しくてエキサイティングなものを作るチャンスは、相変わらず爽快だ。そして相変わらず楽しい。何もないところから1日が始まり、(ほとんどの日は何もないまま終わるが、たまに…)1日が終わるころには、それまでなかったものが頭の中にこびりついている。それは今でも一種の錬金術のように思える。”


TRACK LIST

01. Broke My Heart
02. Honey
03. Volume
04. Do Without You
05. Come Find Me
06. August 20/24
07. Dear Life
08. Over Now
09. Campfire
10. Climbing
11. Only You
12. Got To Change

CARIBOU – Honey
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=yC0r8RCYyvY

CARIBOU – Broke My Heart (Video)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=TMlxWZ3ta7U
Video directed by Richard Kenworthy of Shynola.

CARIBOU – Volume [Video]
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=i77iKPlOBXU

Video directed by Richard Kenworthy of Shynola.

CARIBOU – Come Find Me [Video]
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=TVmz_llgO50

ideo directed by Richard Kenworthy of Shynola.

 

Photo Credit: Fabrice Bourgelle

Photo Credit: Fabrice Bourgelle

CARIBOU:
カナダ出身ロンドン在住、ダン・スナイスのソロ・プロジェクト。元々はマニトバ名義で活動をスタートし、名門Leafから『Start Breaking My Heart』(2001年)『Up in Flames』(2003年)にリリースした後、現在のCaribouに名義に変更する。そして2005年にサード・アルバム『The Milk of Human Kindness』を発表し、初来日を果たす(共演はフォー・テット、ムーギーソン)。その後City Slang / Mergeへと移籍し4作目『Andorra』をリリースし、カナダの”マーキュリー・プライズ”にあたる国民的音楽賞、ポラリス・ミュージック・プライズを受賞した。2010年にリリースした『Swim』、2014年『Our Love』2020『Suddenly』とコンスタントに傑作をリリースしトップ・クリエイターとしての地位を確立し、2012年にはフジロックに初出演、ホワイト・ステージでパフォーマンスを行った。Caribouとしての活動の傍ら、Daphni名義でも多くの楽曲をリリースしており、盟友Four tetらとの活躍が、ハウス・シーンでも高い注目を浴びている。今年4月に突如、約3年ぶりにカリブー名義の新曲『Honey』をリリースし、3年ぶりとなるバンドセットでのワールドツアーが発表され、4年ぶりとなる通算6作目のアルバム『Honey』のリリースが決定した。
https://www.caribou.fm


もはやデトロイトのリヴィング・レジェンド、Shigetoのニュー・アルバム『Cherry Blossom Baby』の日本盤が10/25発売決定!新たな先行シングルとしてKESSWAをフィーチャーした「Can’t keep up」を公開!

Photo credit: Cody Sells

Photo credit: Cody Sells

ミシガン州生まれで、デトロイトを拠点とする日系アメリカ人ドラマー、プロデューサー、DJ、Portage Garage Soundsレーベルの共同設立者、そして長年 Ghostly International のアーティストとして活躍するShigetoの2017年以来となるニュー・アルバム『Cherry Blossom Baby』がボーナス・トラック2曲を加え10/25に日本盤リリース決定!
エレクトロニック、ジャズ、R&B、ヒップホップの伝統を称えており、盟友Zelooperz、KESSWA、Ahya Simone、Tammy Lakkisなどをゲストに迎え、デトロイトのニュー・ウェイヴに根ざしたシーンの活力を祝う作品に仕上がっています。

アルバムから新たな先行シングルとしてKESSWAをフィーチャーした「Can’t keep up」を公開しました。この曲に関してShigetoは以下のように語っています:

「Can’t keep up」は2018年にKESSWAと作り始めた最初の曲のひとつです。Movement(デトロイトで開催しているイベント)の週末に、The Josh Craigがマシンドラムを演奏し、私がキーボードを演奏してジャムセッションを始めたところから始まりました。その後、KESSWAがキャッチーなフック「Can’t keep up」を思いつきました。そしてオリジナルのビートをブレイクビートに切り替えた後、もっと生楽器を取り入れたいと思ったのです。その後2年間かけて、ライヴ・パートを少しずつ追加していきました。まずはギターのSashaとコンガのDez Andrésから始めました。すべてを1つにまとめた特別なソースは、Ahya Simoneにハープを弾いてもらい、Marcus Elliotに曲の終わりにテナー・サックスを吹き込んでもらったときでした。オリジナルカットから真の変貌を遂げ、見事なダウンテンポのジャズ・グルーヴに生まれ変わったのです。

 

 

Shigeto new single “Can’t Keep Up (feat. KESSWA)” out now


Shigeto – Can’t Keep Up (feat. KESSWA) [Official Audio]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=7nQpMX3KUsM

 

Shigeto new album “Cherry Blossom Baby” out on Oct 25


Artist: Shigeto
Title: Cherry Blossom Baby
Label: PLANCHA / Ghostly International

Cat#: ARTPL-225
Format: CD
Release Date: 2024.10.25
Price(CD): 2,300 yen + tax

※ボーナス・トラック2曲収録
※解説付き


もはやデトロイトのリヴィング・レジェンド!日系アメリカ人ミュージシャン、DJ、Portage Garage Soundsレーベルの共同設立者、そして長年 Ghostly Internationalのアーティストとして活躍するプロデューサー/コンポーザー、ザック・サギノーによるShigetoの2017年の傑作『The New Monday』以来となる新作を完成!レクトロニック、ジャズ、R&B、ヒップホップの伝統に敬意を表した圧巻の快作!

信頼する仲間たちと大胆かつ意図的に培われたバンド・サウンドをみせている本作で、エレクトロニック、ジャズ、R&B、ヒップホップの伝統に敬意を表した、彼のシグネチャーとなったフュージョンは、今までになく躍動感に満ちている。ザック・サギノーとゲスト、そしてプレイヤーのグループは、デトロイトに根ざし、彼の家族の文化的歴史から学んだ、自己愛と活力の賛美を表現したスナップショットを披露する。「私は桜の赤ちゃんです。「私たちは皆、桜の赤ちゃんです。私たちは皆、弾力性があり、成長しています。

彼のミドルネームは、曽祖父から受け継いだ “Shigeto”で、”成長する”という意味である。これは、1ポンドにも満たない早産で生まれた彼の体重からして適切であり、Ghostlyと契約してから15年近く経った現在も、彼の芸術性の進化にふさわしい名前である。Lineage』(GI-148、2012年)では、サギノーは祖先の物語に取り組んだ。アートワークは、1916年に広島にあった彼の曽祖父の家と、後に彼とその家族が第二次世界大戦中に送られたコロラド州グレナダのアマチェ収容所で撮影された写真を対比させている。サギノーは、希望、回復力、再生の不朽のイメージである広島の毎年春に咲く桜の木からインスピレーションを得ている。
彼はずっと模索を続けてきた。ナイトライフが一段落し、パフォーマーでありミシガンを代表する存在であるシゲトの考えに疑問を抱き始めた近年、煮えたぎるような内省が表面化したのだ。「日本人とも白人とも思われていない。シゲトは私にとって、このアイデンティティを持つための手段であり、自分がしがみつくことのできるアイデンティティを作るための手段だったと思う。その気づきが、彼を自分自身に向かわせ、自分の技術やコミュニティに立ち戻らせ、灰の中から新たに立ち上がるレコードの土台を築いた。
自己、勢い、成熟を再確認した感覚は、サギノーがソングライター兼プロデューサーとして、デトロイトの精鋭たちとともにアイデアをアレンジしているこの作品に現れている。すべてのトラックは、ヴォーカリストや複数の楽器奏者とのコラボレーションであり、彼のPortage Garageスタジオ・セッションで培われた伝統である。”自分で作曲して、それをさらに良くしてくれるプレイヤーを得るのは初めてのことなんだ……彼らなしでは、このレベルで作ることは不可能だった” プロダクションとミックスは、70年代と80年代のサイケやジャズのレコードを意識し、現代的なコンプレッションを避け、より広々としたダイナミクスを加えた、フルでスローバックなクオリティになっている。「ジャズ・バンドとライブをやったり、デズ・アンドレスのような師匠とDJをやったりして、この10年間、古いサウンドをプレイしてきた。サウンド的には、スタジオに複数の人がいるようなレコードにしたかったんだ。
サギノーが初期の代表曲「Ready. Set。Flex “は、ドラムとベースの速度で飛び立つ。「イアンのサウンドは比類ない。僕はイアンのようにジャングル・ブレイクをプレイすることはできないし、このトラックを他のドラマーにプレイしてもらえたらどんなにクールだろうと思ったんだ」。ブレイクと転がるピアノのループの上には、ラッパーとして頭角を現しているBruiser BrigadeのメンバーZelooperz(2017年のプロジェクトZGTOにおける重藤のパートナーでもある)がおり、Josef Deas(Portage Garageの卒業生)のアップライトベースとSaginawのシンセサイザーが頭脳的なラインを次々と奏でる。
「The Punch “はエレクトロ・ブギーのヴァイブに浸る。この曲は、新星ヴォーカリスト兼ミュージシャンのKESSWAをフィーチャーしたクルー・ジャムで、重藤は過去のリリースや2022年のMOCADミュージアムのインスタレーションで共演しており、彼女の滑らかでソウルフルな歌声がチェリーの10曲の半分を彩っている。キットの後ろでは、サギノーがパーカッシブなパンチを提供し(シンセやグロッケンシュピールも)、イアン・フィンケルスタイン、デズ・アンドレス、そして後にマーカス・エリオットなど、彼のライブバンドや『Versions』(GI-340、2019年)のアンサンブルを構成してきたメンバーに囲まれている。
チェリー・ブロッサム・ベイビーを貫くコラボレーションの精神は、その幅を広げている。ラッパーのクリーヴランド・スラッシャーは、ハープ奏者のアヤ・シモンとのヒプノティックな「Runnup On’m」、トラップ/ブレイクビーツを駆使した「BookaMagick」、プロデューサー/DJのタミー・ラッキスとのポップなグルーヴの「Nothing Simple」などで、荒々しいバーを披露している。ギタリストのサーシャ・カシュペルコがいくつかのトラックでリフを弾き、楽曲にラウンジーな雰囲気を与えている。アヤ・シモンが「Let’s Talk」を宇宙へと昇華させるために戻ってきた。彼女のハープ・パートは、重藤サウンドの自然な進歩を象徴している。以前はストリングスの要素をコラージュしていたかもしれないが、彼はオープン・スペースに身を任せ、すべてを有機的に流れさせる。

タイトルの比喩を発展させると、重藤は周囲の人々とともに前進しているのだ: 「このアルバムに参加しているさまざまなミュージシャンとともに、みんなを巻き込み、彼らの貢献を称えることは、桜の花の哲学の一部なんだ」。


Track List:

01. Dial In (Intro)
02. Ready. Set. Flex. (feat. Zelooperz and Ian Maciak)
03. Runnup On’m (feat. Cleveland Thrasher and Ahya Simone)
04. Nothing Simple (feat. Tammy Lakkis and Cleveland Thrasher)
05. The Punch! (feat. KESSWA)
06. Let’s Talk (feat. KESSWA and Ahya Simone)
07. Can’t Keep Up (feat. KESSWA)
08. BookaMagick (feat. Cleveland Thrasher)
09. Pressure (feat. KESSWA and The Josh Craig)
10. Honey High and Blue (feat. KESSWA)
11. Let’s Talk (August 2020)[Bonus Track]
12. The Punch (Dub)[Bonus Track]


Lori Scaccoの名作『Circles』がリリース20周年を記念して初LP化が決定

2014年に日本でCD再発され、未だロングセラーになっている、Lori Scaccoのソロ作品『Circles』がリリース20周年を記念して世界初アナログ化が決定致しました。
元々は2004年にPREFUSE 73ことGuillermo Scott Herren主宰のレーベル、Eastern Developmentsからリリースされていた美しく静謐でタイムレスな名作。
今回のLP化にあたり畠山地平が新たにマスタリングを施しています。レコードの日2024対象アイテムです。

 

Lori Scacco “Circles” LP out on Nov 3


Artist: Lori Scacco
Title: Circles
Cat#: ARTPL-058LP

Format: LP 限定盤
Release Date: November 3, 2024
Price:
4,300yen + tax

PLANCHA SHOPご予約→https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/archives/3211


※レコードの日2024対象アイテム
※世界初LP化
※畠山地平による新たなマスタリング


黄昏の名作がリリース20周年で世界初アナログ化。新たなマスタリングは畠山地平が担当。
2004年にPREFUSE 73ことGuillermo Scott Herren主宰のレーベル、Eastern DevelopmentsからリリースされていたLori Scaccoのソロ作品。必要最小限のアコースティックな音色とナチュラルな残響の音の行間から麗しく芳醇なアトモスフィアが漂う美しく静謐でタイムレスな名作。LP化にあたり畠山地平が新たにマスタリング。

Lori ScaccoはかつてToo Pureから作品をリリースしていたシューゲイザー~ドリーム・ポップ系バンド、Seelyのピアニスト/ギタリストをつとめ、現在はSavath y SavalasのメンバーであるEva Puyuelo Munsとのデュオ、Stormsとして、さらにはHelado Negroのライヴ時のバンド・メンバーとしても活動している女性アーティストである。本作『Circles』はLoriのソロ・ファースト・アルバムであり、2004年に Guillermo Scott Herren主宰のEastern Developmentsからリリースされていた。

全ての楽曲の作曲、プロデュース、そして演奏のほとんどを自らが手掛けている。アコースティック・ギターやピアノ、エレピなどのシンプルな音色がナチュラ ルな残響に彩られながら浮遊し、随所にフィーチャーされたTim Delaneyのアップライト・ベースが寄り添い、哀愁に満ちた物悲しくも温かみのあるサウンドが生成され、聴き手を優しく包み込む。必要最小限のアコー スティック・サウンドで構築され、極めて静謐であるが、曲構成やアクセントが絶妙であり、聴き飽きることはなく、むしろぐいぐいと引き込まれる。全編インストゥルメンタルで、当時のチェンバー音響〜ポストロック〜エレクトロ・アコースティックに共振する部分を感じさせるが、今日におけるポスト・クラシカルなどに通ずるテイストもある。

今日においても一部では傑作として高い評価を受けているタイムレスな名作で、リリースから10周年のタイミングでリイシューされロングセラーとなっているが、遂に待望のLP化されるこの機会に是非多くの方の耳に届いて欲しい。

Lori Scacco is a composer and producer based in New York City. Her first solo album, Circles, released on Eastern Developments in 2004, was written for solo piano and marked a pointed departure from her prior role as co-founder and guitarist of Seely, the first American band on renowned British imprint Too Pure. She went on to release two albums built around the synthesizer: Desire Loop (Mysteries of the Deep, 2018) and The Order of Things (Longform Editions, 2021). Her largely instrumental work is informed by minimalism yet rooted in more narrative traditions — attaining intimacy through electronics and expansiveness through acoustic instrumentation.

Scacco’s scores and site-specific installations span the worlds of art, film, classical dance, and performance, with a diverse group of collaborators, including choreographer Gemma Bond, filmmaker Matt Wolf, and media/installation artists Jennifer & Kevin McCoy. Select commissions have been presented by Ambient Church (NY), Ballroom Marfa (TX), the Joyce Theater (NY), Kaatsbaan Cultural Park (NY), the Lancaster Museum of Art and History (CA), and MoMA PS1 (NY), as well as film festivals worldwide. Scacco has been an ensemble member of Savath + Savalas and Helado Negro, and is one half of psych-folk duo Storms with Eva Puyuelo (Savath + Savalas). She has remixed patten, Holopaw, Certain Creatures, Same Waves, and Leverage Models. Scacco’s recordings appear on a number of experimental labels in the US, UK, Australia, and Japan.


Side A:
01. Reeling Then Again
02. Imitation of Happiness
03. A Quiet Light
04. Heirlooms
05. Love’s Journey

Side B:
06. Sketches of Lines in Spiral
07. Moving Thought
08. Meditation
09. Love’s Reprise

 

Lori Scacco:

Lori ScaccoはかつてToo Pureから作品をリリースしていたシューゲイザー〜ドリーム・ポップ系バンド、Seelyのピアニスト/ギタリストをつとめていた女性アーティスト。2004年ににソロ・デビュー・アルバム『Circles』発表。リリース時、HeftyオーナーJohn Hughesをして、”my favorite female instrumentalist”と言わしめた。

現在はSavath y SavalasのメンバーであるEva Puyuelo Munsとのデュオ、Stormsとして活動し、2010年にファースト・フル・アルバム『Lay Your Sea Coat Aside』をリリース。またEvaと同じくSavath y SavalasのメンバーであるHelado Negroのライヴ時のバンド・メンバーとしても活動している。2014年には久しぶりのリリースとなるシングル『Colores (Para Lole Pt.2)』をデジタル・リリースし、patten(WARP)のリミックスも含む7インチもリリースした。

2014年に『Circles』がリリース10周年を記念し、ボーナス・トラックを加えCD再発され、ロングセラーとなり、2018年遂に14年ぶりとなるセカンド・アルバムを完成し、2019年には初来日も果たした。


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