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Khotinの初来日ツアーが決定!KHOTIN JAPAN TOUR 2023

今年Ghostly Internationalに移籍してから3作目となるアルバム『Release Spirit』をリリースした、レトロ・テイストのシンセを基調にアンビエントとニュー・エイジを横断していくようなチルアウト・ダンス・ミュージックを構築するカナダはエドモントンのプロデューサーDylan Khotin-Footeによるソロ・プロジェクトKhotinの待望の初来日ツアーが決定致しました。

詳細は以下をご確認ください。

※2023年8月6日更新:大阪公演のDJとして1729の出演が決定致しましました。
※2023年8月31日更新:Khotinが日本ツアーのために用意した物販の詳細を追加しました。

PLANCHA 15th anniversary vol. 1
KHOTIN JAPAN TOUR 2023

Flyer designed by Khotin

Flyer designed by Khotin

9th September @soup Tokyo
w/ Hiroshi Ebina, DJ: Chee Shimizu

10th September @soup Tokyo
w/ H.Takahashi, DJ: DJ Trystero

12th September @MISUKI Tokyo (DJ set)
w/ Gonno, K.E.G, DJ Eft

16th September @Kiageba Church Niigata
w/ 深世, DJ: Jacob

17th September @CIRCUS Osaka
w/ Endurance, DJ: 1729

※クリックで各公演の詳細へ移動

【物販情報】Khotinが日本ツアーのためにスペシャルなアイテムを用意してくれました!
(数量限定のため売切の際はご了承ください)

Khotin Japan Tour 2023 special merch items:
💿 Khotin “disc for japan” (KIND 009)
👕 Khotin Industries ”Pollinate” LS


 

Khotin 東京公演①

日程:9月9日(土)
会場:落合・soup

時間:OPEN/START 18:00
料金:ADV ¥3,800 / DOOR ¥4,300

LIVE:
Khotin
Hiroshi Ebina

DJ:Chee Shimizu

前売り予約の受付は終了致しました。
当日券は若干数のみ販売致します。


 

Khotin 東京公演②

日程:9月10日(日)
会場:落合・soup

時間:OPEN/START 18:00
料金:ADV ¥3,800 / DOOR ¥4,300

LIVE:
Khotin
H.Takahashi

DJ:DJ Trystero

前売り予約の受付は終了致しました。
当日券は若干数のみ販売致します。


 

Khotin 東京 DJセット


Rad Weekday

日程:9月12日(火)
会場:渋谷・MITSUKI TOKYO

時間:OPEN/START 22:00
Entrance:1,000 yen

DJ:
Gonno (Ostgut Ton / Sanka)
K.E.G

Guests:
Khotin (Ghostly International / Public Release / Canada)
DJ Eft (Portland, US)


 

Khotin 新潟公演


experimental room #39

日程:9/16(土)
会場:木揚場教会(新潟市中央区礎町通上一ノ町1957 / TEL 025-229-1870)

時間:開場17:00 / 開演18:00
料金:予約3500円 / 当日4000円 / 新潟県外3000円 / 18才以下無料!

○メールにてチケットのご予約を承ります。件名を「9/16チケット予約」として、ご氏名・電話番号・ご希望の枚数をお送り下さい。
ご精算は会場入場時となります。
info@experimentalrooms.com

○会場敷地内は駐車厳禁となっております。車でお越しの場合は近隣の有料駐車場をご利用下さい。

LIVE:
Khotin
深世

DJ: Jacob

詳細: http://www.experimentalrooms.com/events/39.html

主催:experimental rooms


 

Khotin 大阪公演

日程:9/17(日)
会場:CIRCUS Osaka

時間:OPEN/START 18:00
料金:ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000 *別途1ドリンク代金700円必要

LIVE:
Khotin
Endurance

DJ:1729

公演は終了致しました。ご来場誠にありがとうございました。

 

Photo credit: Patrick Holland

Photo credit: Patrick Holland

Khotin:
カナダはエドモントンを拠点に活動しているプロデューサー、Dylan Khotin-Footeによるソロ・プロジェクト。様々なアーティストを輩出するカナダの優良カセット・レーベル1080pからファースト・アルバム『Hello World』をリリースして注目を集め、2015年にはMUTEK Montrealに出演。2017年には『New Tab』をセルフ・リリース(ヴァンクーバーのPacific Rhythmがヴァイナル化し、日本ではScentがCD化)にて発表した後、2018年に『Beautiful You』をリリース。各所で絶賛され、Ghostly Internationalとの契約と至る。そして翌年同レーベルからヴァイナルもリリースされた。2020年にはGhostly Internationalから2作目となる『Finds you Well』で、ベッドルームからフロアまでを横断する至極のチルアウト・サウンドを見せ、さらなる評価を高めた。

Khotinのアプローチは実に多彩で、穏やかなシンセのアトモスフェリックなものからヒプノティックでダンサブルなものまでを横断し、印象的でドリーミーなサウンドを展開。サウンドのバランスや安定感が絶妙で、その心地よいリスニング感はジャンルの垣根を越えて注目度が高まっている。


 

Khotin東京公演①出演者


Hiroshi Ebina:

Hiroshi Ebinaは東京のサウンドアーティスト。活動は多岐に渡り、アンビエントミュージックの作曲・演奏や、雅楽奏者としての活動、フィルムカメラを用い写真作品の作成も行なっている。ニューヨークでの活動を経て、2018年より日本での活動を再開。作曲にはモジュラーシンセを中心にテープマシンや多種多様なアコースティック楽器を用いる。近年はKitchen LabelやMystery Circles,Seil Recordsより作品を発表している。
「偶発性」はHiroshi Ebinaの音楽を語る上で欠かすことのできない要素である。真白の紙の上に点や線を広げるように音と並べていき、法則を与えることで音楽を形作っていくプロセスを取っている。作曲の際はリズムやピッチといった側面だけでなく、音の触感や音と音との間の無音部分などを重視している。


Chee Shimizu:

日本におけるクラブ・カルチャー黎明期の90年代初頭より活動を開始。トランス、テクノ、ハウス、ディスコと変遷を続け、現在はダンス・ミュージックからアンビエント、リスニング、エクスペリメンタルまで幅広いジャンルを網羅するフリースタイルを展開し、国内外で長きにわたり活動を続ける。選曲家、文筆家、プロデューサー、レコード・ショップ/レコード・レーベル主宰など、音楽旅先案内人としても多彩な仕事に従事し、リミックス/リエディット・ワークも多数こなす。昨今は即興音楽家とのライブ・セッションにも取り組んでおり、LAのESP InstituteからChee Shimizu + miku-mari名義でのアルバムを2021年2月にリリース。同年10月にリリースされたスイス人ギタリストPablo Colorの最新アルバムに同ユニットによるリミックスが収録された。著書に『obscure sound 桃源郷的音盤640選』『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』。


 

Khotin東京公演②出演者


H.Takahashi:

東京を拠点とする作曲家/建築家。UKの【Where To Now?】、USの【Not Not Fun】、ベルギーの【Dauw】や【Aguirre】、日本の【White Paddy Mountain】といったレーベルからアンビエント作品をリリース。また、やけのはら、P-RUFF、大澤悠大らとのライブユニット【UNKNOWN ME】や【Atoris】としても各国から作品を発表している。2021年11月から東京の三軒茶屋にレコードショップ【Kankyo Records】をオープン。2023年3月からレーベルとしての活動もスタート。


DJ Trystero:

東京拠点のプロデューサー/DJ。2019年にはSustain-Releaseへ出演。名門レーベル〈The Trilogy Tapes〉からリリースし、レーベル運営では独創的かつ気鋭なキュレーション、センス溢れるグラフィックをデザインするなど多才。


 

Khotin新潟公演出演者


深世(Synthe):

野外アンビエント活動をしているTAKEO WATANABEとラッパーのyuzo ishizucaによるアンビエント・バンド。神々しく実験的な音の中にその場に降りてくるvoiceとのセッション・サウンド。曲の展開構成はその場の空気で変化する。抽象的でありながら説得力のある音楽を創造する。


Jacob:

国内外の先鋭的なアーティストを招聘し、アート・エキシビションやクラブ・イベントなどを行う、新潟のアンダーグラウンド・シーンを牽引するred race riot!を主催し、DJとしてもプレイする。また様々なイベントでもDJとして精力的な活動を行い、盟友leとのDJユニット、Ixalodsの名義も持っている。


 

Khotin大阪公演出演者


Endurance:
Enduranceはカナダ出身大阪在住のジョシュア・ステファンのアンビエントプロジェクト。Constellation TatsuやMystery Circlesなどの海外レーベルからのリリース多数。モジュラーシンセサイザーで独自のサウンドを追求しながら、近年では音数を減らしてミニマル化した作品が特徴的。Muzan Editionsというカセットレーベルを運営、奈良の天川村で開催されるテクノフェスティバルMomentのオーガナイズチームの一員でもいる。Neel、Peter van Hoesen、Wata Igarashiなどと共演し、2021年のStar Festivalに続き、Moment、Rural、Annahmeなど、様々なイベントに出演している。

https://endurance010010.bandcamp.com/
https://soundcloud.com/joshua-stefane
https://www.instagram.com/endurance010010/


1729:
1729 = 7 × 13 × 19


Gold Pandaがサカナクション山口一郎氏がオーガナイザーを務めるクラブ・イベント「NF」をSONICMANIA内で開催する『NF in SONICMANIA』への出演が決定

Photo credit: Laura Lewis

Photo credit: Laura Lewis

昨年およそ6年ぶりとなる新作アルバム『The Work』をリリースしたGold Pandaが、サカナクション山口一郎氏がオーガナイザーを務めるクラブ・イベント「NF」をSONICMANIA内で開催する『NF in SONICMANIA』への出演が決定しました。

詳細は以下のプレス・リリースをご確認ください。

 

SONIC MANIA

SONICMANIA最終ラインナップ発表!

開催まで約1カ⽉となり、いよいよカウントダウンが始まったSONICMANIAの最終ラインナップが決定しました。
サマソニ東京に出演するHIP HOP界のレジェンドALI SHAHEED MUHAMMAD(A Tribe Called Quest)のDJセット、SK Y-HI主宰のマネジメント / レーベル “BMSG” に所属し、武道館公演を控えているラッパー、Novel Coreが率いる「Nov el Core & THE WILL RABBITS」、オープニングアクトには、伝統を受け継ぎながら、箏の新たな魅⼒を追求する若き実⼒者LEO(箏)がDJ編成も取り⼊れたFarstime setでの出演が決定しました。さらにNFにはサカナクションのドラマー江島啓⼀、ロンドン出⾝のエレクトロアーティストGOLD PANDAが追加決定。
チケットは各プレイガイドにて発売中︕

●SLOWTHAIキャンセルのお知らせ
出演を予定しておりましたSLOWTHAIは、アーティストの都合により出演キャンセルとなりました。彼の出演を楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ございません。何卒ご了承ください。

 

SONICMANIA LINE UP

ALI SHAHEED MUHAMMAD (A Tribe Called Quest)(NEW)
AUTECHRE
CAMILO
電気グルーヴ
どんぐりず
GRIMES(DJ SET)
FLYING LOTUS
iri
JAMES BLAKE
Licaxxx
MURA MASA
Novel Core & THE WILL RABBITS(NEW)
Perfume
PUNPEE・SHYGIRL
THE STICKMEN PROJECT
THUNDERCAT
ずっと真夜中でいいのに。
LEO(箏) Farstime set(Opening Act)(NEW)

NF in SONICMANIA

ICHIRO YAMAGUCHI(sakanaction / NF)
KEIICHI EJIMA(sakanaction / NF)(NEW)
Shōtaro Aoyama(Hyōgu / NF)
DORISBURG
GOLD PANDA(NEW)
Kuniyuki Takahashi
YonYon
DAITO MANABE

 

開催概要

音楽フェス「ソニックマニア 2023」
開催日:2023年8月18日(金)
会場:千葉・幕張メッセ
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
開場/開演:開場 19:00/開演 20:30

チケット情報

先行発売(オフィシャル先行):3月23日(木)~予定枚数に達し次第終了
一般発売日:5月27日(土)10:00~
チケット価格:
・スタンディングチケット 14,000円
・プラチナチケット 22,000円(枚数限定)※スタンディングチケット+プラチナ特典
<プラチナ特典>
専用ヴューイングエリア/専用ラウンジ/専用クローク/グッズ売り場ファストレーン/ウェルカムドリンク
取扱プレイガイド:e+、ローソンチケット、チケットぴあ 他

※出演アーティスト変更による払戻しは不可。
※20歳未満は入場不可。
※写真付きIDチェック有り。身分証明書の持参必須。

 


現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在Green-House(初来日!)とLeaving RecordsのボスMatthewdavidのEACH STORY 〜THE CAMP〜 2023の出演が決定!

現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となったロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクト、Green-House(初来日!)とLeaving Recordsのボス、Matthewdavidの来日が決定!9月30日、10月1日に五光牧場オートキャンプ場にて開催されるフェスティヴァル、『EACH STORY 〜THE CAMP〜 2023』に出演致します。

EACH STORY 〜THE CAMP〜 2023

日本で一番美しい野外リスニングイベントEACH STORY ~THE CAMP~2023
出演者第二弾発表!!

既に発表されている5組のLIVEアーティストと1組のDJに続き、人間と自然を調和させるLAの最注目のアンビエント・アーティスト “Green-House” の初来日に加えLAの名門レーベルLEAVING RECORDSボス、” Matthewdavid “ 、Natural Calamity、Gabby & Lopezの森俊二のソロプロジェクト “222”、ゲストに女子聖歌隊CANTUSの”太田美帆”を迎えてのスペシャルセッションで出演。DJには、レーベルringsのプロデューサー、LA発のネットラジオdublab.jpのディレクターの“原雅明”、DJユニットJAZZBROTHERSの ”YAMA a.k.a SAHIB” の5組の 国際色豊かな世界レベルのアーティストが追加された。

■WEB サイト:https://www.eachstory.site/home-1
■⽇程 : 2023年9⽉30⽇(⼟)、10月1⽇(⽇)
■時間 : ⼟曜⽇ 9:00 OPEN /11:30 START ~ 日曜日 17:30 CLOSE
■会場 : 五光牧場オートキャンプ場 長野県南佐久郡川上村樋沢1417 https://goo.gl/maps/d2s4on8KbCnjJQBW7

■出演:

<LIVE>
Black Boboi ( JP )
East Forest & Peter Broderick (US)
Green-House (US)
ハチスノイト (UK)
Matthewdavid (US)
カフカ鼾(JP)
The Vernon Spring (UK)
222 guest 太田美帆 ( JP) and more….

<DJ>
Shhhhh
原雅明
YAMA a.k.a SAHIB
and more….

■チケット:

⼊場券 : 2日券 ⼤⼈ 18,500円 (当⽇ : 20,000円) / 1日券 ⼤⼈ 10,000円 (当⽇ : 12,000円)
子供 3,500(小学生以上)

*共にキャンプ料金別途必要

チケット販売サイト: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02zycf92ny431.html

来場者⽬標数 : 限定800⼈(1日)

主催 : EACH STORY実⾏委員会
協力 : 五光牧場オートキャンプ場 / 2-3-4SHOKUDO / Perk inc. / Purveyors

 

 


Green-House:
ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクト。ノンバイナリー・アーティストとして、演奏者としても聴き手としても障壁の少ない空間を創りたいと考えており、意図的に素朴さを持ってプロジェクトに取り組み、シンプルさを通して自由を見つける曲を作り上げている。2020年にリリースされた「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトにしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がロングセラーとなり、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となる。2021年にはファースト・フル・アルバム『Music For Living Spaces』を発表し、EPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げ、パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスを紡ぎ出し、さらに評価を高めた。2022年には現在は正式に長年の協力者であり腹心であるMichael Flanaganと共に制作した『Solar Editions』を発表。セカンド・アルバムのリリースが待たれる中、初来日が決定。

 


Matthewdavid:

ジョージア州アトランタ出身のMatthew “Matthewdavid” McQueen。元々はメインストリームのヒップホップのファンだったが、Plug ResearchやStone Throwといったレーベルの作品に出会い、レフトフィールドなビートに目覚める。そしてPlug ResearchでのインターンシップをきっかけにLAに移り、2008年に同レーベルからデビュー・リリースとなる『Spills EP』をリリース。同年、ヴィジュアル・アーティストのJesselisa Morettiと共にLeaving Recordsを設立。(Leaving Recordsはロサンゼルスを拠点とするオールジャンル・アーティスト・コミュニティで、主にエクスペリメンタルな発信を高めることに重点を置いており、多数のオルタナティヴ・スペースにまたがるコミュニティ組織のプラットフォームを拡大し続けている。)2010年にカセット・リリース『LIVEPHREAXXX!!!』でSun Araw とコラボレーションし、その後2011年にソロ名義でのアルバム『Outmind』をBrainfeederからリリース(レーベルのボスのFlying Lotusとの共同プロデュース)、同年、Odd Nosdamとのコラボレーション『Swedish Fish』がLeavingからリリースされ、2013年にリリースされたソロ名義でのフル・アルバム『Mindflight』では、現在のアプローチへと繋がるアンビエントやニューエイジからの影響の探求を見せた。2014年にBrainfeederからリリースされた『In My World』ではトリッピーなヒップホップ・サウンドに戻ったが、その後の作品の多くは、ニューエイジのハンドルネームであるMatthewdavid’s Mindflightで制作されLeavingとNNA Tapesからいくつかの作品がリリースされた。2018年にはフットワークとジャングルにインスパイアされた未発表曲集のカセット『Time Flying Beats』をリリースし、2019年には日本人プロデューサーSeihoとのスプリットEP『Spore Drive Split』を発表、2020年にはヴァージニアを拠点とする作曲家Gliaとのコラボレーション『Gliamd』をリリースした。そして2023年に、正式なフル・レングスとしてはおよそ5年ぶりとなる生成力に満ちたニュー・アンビエント・アルバム『Mycelium Music』をリリースした。


Matt Kivel初来日公演@七針〜共演Satomimagae

カリフォルニア州サンタモニカ出身のギタリスト、シンガー・ソングライターで、かつては双子の兄とバンド、Princetonで活動し、ソロになってからはOESB、Woodsist、Driftless Recordings、Cascineなど様々なレーベルから作品をリリースしてきた才人、Matt Kivelの初来日公演が決定致しました。

共演はSatomimagae。彼女が2021年にRVNG Intl.から『Hanazono』をリリースした際にMattが連絡したことをきっかけに交流が始まったとのことです。

Poster artwork: Glen Baldridge | Poster design: Sterling Bartlett

Poster artwork: Glen Baldridge | Poster design: Sterling Bartlett

Matt Kivel ~ Satomimagae

日程:2023年5月19日(金)

会場:七針 (map)
時間:OPEN 19:00 /START 19:30
料金:予約 ¥2,300 / 当日 ¥2,800

イベントは終了致しました。
沢山のご来場ありがとうございました。

 


Matt Kivel:

カリフォルニア州サンタモニカ出身のギタリスト、シンガー・ソングライター。双子の兄Jesse Kivelとバンド、Princeton(自分たちが育った通りの名前から)を2005年に結成しLAを拠点に2000年代に活動、並行してガレージ・ポップ・バンドGap Dreamのギタリストも務めていた。そして2011年頃、他のバンド活動を休止し、ソロ活動に専念するようになる。最初の作品は限定生産のカセット・テープだったが、2013年にOlde English Spelling Beeレーベルからリリースされたフル・アルバム『Double Exposure』(日本ではRallye Labelから国内盤化)で本格的に活動を開始した。このアルバムのミックスはBonnie “Prince” BillyことWill Oldhamの弟で、Palace BrothersのメンバーであるPaul Oldhamが手がけているが、翌年には彼と共にレコーディングをし、WoodsのJeremy EarlとJarvis Taveniere等が参加したアルバム『Days of Being Wild』をWoodsistからリリースし、2016年には、美しく生々しい『Janus』と、Bonnie “Prince” BillyやFleet FoxesのRobin Pecknoldとのデュエットを収録した長尺の『Fires on the Plain』という2枚の作品をJoel FordとPatrick McDermottが運営するDriftless Recordingsから発表した。そして彼は西海岸からテキサス州オースティン、さらにはニューヨークと頻繁に移動し、オースティンにて5枚目のアルバム『Last Night In America』制作し、2019年にCascineからリリースした。その後はPyl Recordsから2020年にインストゥルメンタルのアンビエント〜ニューエイジ的作品『that day, on the beach』、2022年には再びBonnie “Prince” Billy等が参加した『bend reality ~ like a wave』を発表し、現在も精力的に活動をしている。


Satomimagae:

東京を中心に活動しているアーティスト。ギター、声、ノイズで繊細な曲を紡ぎ、有機的と機械的、個人的と環境的、暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。
彼女の音楽的ルーツは中学生の時にギターを始めたことから始まる。父親がアメリカからテープやCDに入れて持ち帰った古いデルタ・ブルースの影響もあり、10代の頃にはソング・ライティングの実験をするようになる。その後PCを導入したことで、より多くの要素を加えた曲を作ることができるようになり、彼女の孤独な作業はアンサンブルへの愛に後押しされるようにななった。大学で分子生物学を専攻していた時にバンドでベースを弾いていたことから、様々な音の中にいることへの情熱と生き物や自然への情熱が交錯し、それが彼女の音の世界を育んでいったのである。
この間、アンビエント音楽、電子音楽、テクノなどの実験的でヴォーカルのない音楽に没頭するようになり、聴き方の幅が広がっていった。サンプラーを手に入れ、日本のクラブやカフェでのソロライブを始めた。苗字と名字を融合させた「サトミマガエ」は、彼女の独特のフォークトロニックな考察を伝える公式キャラクターとなった。
初期のアンビエント・フォーク・シンセサイザーを集めたファースト・アルバム『awa』(2012年)は、ローファイ/DIYのセルフ・レコーディング技術を駆使した作品である。2枚目のアルバム『Koko』(2014年)では、彼女は控えめでライヴ感のあるパフォーマンスと、フォークの伝統に馴染んだ温かく牧歌的なエネルギーの冷却を追求した。続いて、『Kemri』(2017)では、より豊かな和音とリズムで伝えられる人間的な感覚に触発されて、この効果をバランスよく調整している。彼女の2作品をリリースしたレーベル、White Paddy Mountainとそのディレクター畠山地平の影響を受けて、スタジオ環境の中でよりコンセプチュアルな方向に進むことができたが、彼女の作曲やレコーディングのプロセスは、自分で作ったものであることに変わりはない。
そしてNYの最先鋭レーベル、RVNG Intl.へ移籍してのリリースとなる『Hanazono』では、URAWA Hidekiのエレクトリック・ギターとバード・コールが加わったことで、子供のような魅力を持つSatomiの微細なヴィジョンが融合している。Satomiの姉であり、アルバムやウェブサイトのすべての作品を担ってきたNatsumiの直感的なビジュアルが、温かみのあるものとクールなもの、手作りと機械で作られたものが混ざり合うというSatomiの夢を、彼女の別世界への窓のように機能する木版画で見事に表現している。
2021年には最新アルバム『Hanazono』に由来する繊細な周辺の花びらの配列である”コロイド”を構築した。自身の楽曲から4曲を選曲しリアレンジした『Colloid』を引き続きRVNG Intl.から発表した。2023年には、2012年にセルフリリースしていたデビュー・アルバム『Awa』のリマスター・拡張版『Awa (Expanded)』をRVNG Intl.よりリリースした。


急遽決定!Maarja Nuut来日追加公演 Maarja Nuut Japan Show 2022 – Additional Show –

12月6日(火)に代官山・晴れたら空で豆まいてにて開催されました初来日公演が大好評を博している、エストニアのコンポーザー/プロデューサー/シンガー/ヴァイオリニスト、Maarja Nuutの追加公演が急遽決定致しました。
12月10日(土)に落合SOUPにて開催致します。こちらはワンマン公演となります。

2021年の裏ベスト・アルバムとの呼び声も高く(ele-kingでE王レビュー獲得やResident Advisor等でも絶賛)話題となり、日本盤もリリースされた最新作『Hinged』の楽曲を中心に披露致します。

Phhoto by Vahtra Anu

Phhoto by Vahtra Anu

 

Maarja Nuut Japan Show 2022 – Additional Show –

“Hinged” Release Party at Soup

日程:2022年12月10日(土)
会場:落合 Soup (map)
時間:OPEN 18:30 /START 19:00

料金:予約 / 当日 ¥3,000
(ご予約が定員に達した場合は当日券の販売はございません)

出演:
Maarja Nuut

イベントは終了致しました。ご来場誠にありがとうございました。

 

Photo by Taavi Arus

Photo by Taavi Arus

Maarja Nuut:
1986年生まれ、エストニアはラクヴェレ出身のコンポーザー/プロデューサー/シンガー/ヴァイオリニスト。幼少期から合唱団の指導者でもあった母親の影響で音楽を親しむようになる、7歳からヴァイオリンのレッスンを受け始め、12歳からタリン音楽高等学校で学んだ後、エストニア音楽・演劇アカデミーに入学。エストニアやヨーロッパ各地の音楽祭に参加し、早くから民族音楽に興味を持つようになる。21歳のとき、オランダ人チェリストのサスキア・ラオ・デ・ハースとともにインドを訪れ、ヒンドゥスターン音楽を学んだ。
2008年、エストニアに戻った彼女は民族音楽の道に進むことを決め、タルトゥ大学の一部門であるヴィリヤンディ文化アカデミーで学んだ。ここで、ソビエト連邦以前のエストニアの村の音楽の78回転レコードに出会い、インスピレーション得る。2011年からストックホルム大学で学び、特にポーランドの村落民俗音楽への関心を深めた。2014年に音楽の修士号を取得して卒業した。
元々はクラシックを学んでいたが、民族〜フォーク・ミュージックへと傾倒し、伝統的なエストニアのヴィレッジ・スタイル現代的な解釈へと消化するスタイルを確立。2013年にソロ・アーティストとしてアルバム『Soolo』デビューし、タリン・ミュージック・ウィークでアーティスト賞を受賞。2016年、ソロ・セカンド作『Une Meeles』をリリースし高い評価を得た後、独自のアブストラクト・エレクトロニック・サウンドを生成するHendrikKaljujärv(別名Ruum)とのコラボレーションを開始。Maarja Nuut & Ruumのデュオ名義で2枚のアルバムをリリースし、国際的なフェスティバルへの出演も果たす。2020年にはSan Arawとのコラボ作をリリースし話題となった。そして2021年にパンデミックのタイミングで受け継がれた祖母の古い農場の開墾と修理の合間を縫って自信の海辺のスタジオでプロデュース、録音をほぼ1人で敢行した自身にとって”初めての本格的なソロ・アルバム”という『hinged』をリリースした。

Maarja Nuut “hinged” now on sale


Artist: Maarja Nuut
Title: hinged
Label: PLANCHA
Cat#: ARTPL-164
Format: CD / Digital
Release Date: 2022.03.18
Price(CD): 2,200 yen + tax

・日本盤ボーナス・トラック1曲収録
・解説:松山晋也
・歌詞・対訳付き


エストニアのフォークロア~アンビエント~ダンス・ミュージックまでを巧みな実験精神で融合させた唯一無二のフューチャリスティック越境フォークトロニカ。
ele-king(E王獲得)やResident Advisor等でも絶賛され、2021年裏ベスト・アルバムとの呼び声も高いエストニアのコンポーザー/プロデューサー/シンガー/ヴァイオリニスト、Maarja Nuutの最新作『hinged』がボーナス・トラックを追加して日本のみの待望のCDリリースが決定。

2013年にデビュー以来エストニアの伝統的な楽器編成と曲作りを再構築したり、エストニアのフォークロアとアトモスフェリック・テクノを融合するなどして、類い稀な才能を持つ実験音楽家として批評家から高く評価されたてきた。本作『hinged』はソロとしては3作目、RuumことHendrik Kaljujärvや酩酊サイケ・ダブの重鎮Sun Arawとのコラボ作も含めると通算6作目のアルバムである。エストニアの海辺のスタジオにてプロデュース、録音をほぼ1人で敢行しており、本人は「私にとって初めての本格的なソロ・アルバムのような気がします」と語っている。モジュラー(ユーロラック)のモダンなサウンドをランダムに配し、(自分の)声の実験的な可能性を受け入れ、古いヴェルモナのオルガンを弾き、新旧様々な要素を織り交ぜていくなかで完成させた。収録曲のうち3曲にスイスのジャズ・ピアニスト/パーカッショニストのNicolas Stockerをフィーチャーしており、アルバムの展開に重要なアクセントを加えている。

Nicolasの小気味よい五月雨のようなパーカッションに、刻まれ浮遊するようなMaarjaのヴォーカルとオルガンが絶妙に心地よいジャジーなタイトル・トラックで幕を開け、続く「On vaja」でも変則的ながら独特のリズム・キープに中毒性のあるNicolasのパーカッションと周波数をトリップさせる不協和なシンセとぐにゃっとエディットされたヴォーカルでややポストロック調の様相をみせる。ファースト・シングルとしてリリースされた「Kutse tantsule」(ダンスの呼びかけ)では脈打つリズムの中でループし、子守唄のようなヴォーカルで「あなたも私と一緒に踊りに来ますか?」というフレーズを繰り返し、アトモスフェリックでどこかポップな世界を演出。「mees, kes aina igatses」は、おそらくMaarjaの以前のアプローチに最も似ており、木管楽器も絡めて伝統的なエストニアのヴィレッジ・スタイルのようだが、倍音構造にアレンジするなど穏やかな雰囲気とドローンでアップデートしており、未来のフォーク・ソングともいえる独特の牧歌的なムードに引き込まれる。「vaheala valgus」はオルガン・ドローンにハミング・ヴォーカルが融合する無重力のオデッセイをみせ、「subota」では重層的なクリック・ビートと転調させたヴォーカルで秀逸なアンビエント・ダブを披露。ミニマルな展開の「a feast」を経て再びNicolasをフィーチャーした「jojobell」へ。タイトでパーカッシヴなリズムに彗星が急降下するようなシンセを絡めたスペーシーで独特なグルーヴを放つ。「a scene」は後半のハイライトになるトラックで、郷愁にみちたメロディにMaarjaの美しい歌声が注がれ、彼女がより伝統的な曲の構成に従ったときに極めて美しく機能させることができることを示している。そして神秘的なオルガン・ドローンに美しいヴォーカルのタペストリーが幻想的なアンビエント・フォーク「moment」で幕を閉じる。

多岐に渡るアプローチを見せながらも、通底する幻想的でリズミック且つどこかグルーヴィなテイストが綿密なバランスでブレンドされたこの作品は中毒性に満ちている。エストニアのフォークロア、アンビエント〜エレクトロニカ、そして現代的なダンス・ミュージックを点と線で結びつけるような探索的・革新的で極めて秀逸な作品だ。

なお、CDリリースは日本のみ。本作のアウトテイクとなった1曲をボーナス・トラックとして収録。


Track List:
01. hinged (feat. Nicolas Stocker)
02. on vaja_in need (feat. Nicolas Stocker)
03. kutse tantsule_a call to dance
04. mees, kes aina igatses_a man ever yearned
05. vaheala valgus_i hear behind the moon
06. subota
07. a feast
08. jojobell (feat. Nicolas Stocker)
09. a scene_merevees
10. moment
11. see maailm, mis elab sinus (Bonus Track)


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