NEWS

Dan Snaithが “新たなダンスミュージックの地平を描き出す” Daphni名義のニュー・アルバム『Butterfly』が2026年2月6日にリリース決定!Caribouとの“自己共演”による新曲も公開!Rainbow Disco Club 2026に出演決定!

Photo by Fabrice Bourgelle

Photo by Fabrice Bourgelle

Caribouとしても知られるDan Snaithによるプロジェクト、Daphniのニュー・アルバム『Butterfly』が2026年2月6日、自身のレーベルJiaolongより、日本盤CDはPLANCHAよりリリース決定!Caribouとの“自己共演”による新曲「Waiting So Long (feat. Caribou)」と「Lucky」も公開されました。

Dan Snaith(Caribou / Daphni)が、新作アルバム『Butterfly』を2026年2月6日に自身のレーベル〈Jiaolong〉からリリースすることを発表した。Daphniとしては2022年の『Cherry』以来となるフル・アルバムで、同作はPitchforkにて「Bar for bar, this might be the most fun there is to be had on a dance record this year(1小節ごとに、今年もっとも楽しいダンス・レコード)」と評され、8.2点および“Best New Music”を獲得している。日本盤CDは〈PLANCHA〉よりリリースされる。

今回の発表に合わせて、リード曲「Waiting So Long (feat. Caribou)」と「Lucky」の2曲が同時公開された。「Waiting So Long」は、CaribouとDaphni―つまり同一人物であるDan Snaith自身による“自己共演”とも言える作品だ。これは自己分裂でも自意識の暴走でもなく、Snaithが初めて“両方の名義に属する”と感じた楽曲であり、これまでDaphniでは一度も自身の声を使ったことがなかった彼が、自然な流れの中で歌を加えるに至ったという。

Snaithは次のように語っている。
「人からはいつも“CaribouとDaphniの違いは何か?”と聞かれるんだ。これまで両者の音楽が離れていた時期もあれば、今のように近づいている時期もある。大きな違いのひとつは“自分の声”で、これまでDaphniでは歌ったことがなかった。“Waiting So Long”を作り始めたときはインストゥルメンタルだったけど、作業中に自然とメロディと歌詞が浮かび、そのまま録音した。後から聴き返したとき、初めて“この曲は両方の名義に属している”と感じたんだ。まるでDaphniがCaribouのボーカルをサンプリングしたみたいにね。これはアイデンティティの危機でもナルシシズムでもなく、ただ直感に従っただけ。CaribouとDaphni、両方のファンが楽しめる曲だと思う。」

もう一方の新曲「Lucky」は、これまでのDaphni作品に通じる自由なアイデアと驚きに満ちた展開を見せるトラック。巨大なクラブのメインフロアで鳴るタイプではなく、もっと“道の外れ”で突如現れるような曲で、ダンスフロアに似つかわしくないようでいて、気づけば夜のピークを作ってしまうような快楽にあふれている。Snaithはアルバム全体について次のように述べている。
「Daphniの音楽は基本的に自分のDJセットで使うことを目的に作っている。ほとんどの曲は実際にプレイしているけど、もっと遅くて奇妙な曲もある。……いや、もしかしたら、それらは“正しいクラブ”でしか流せない曲なのかもしれないね。」

アルバム制作の終盤、Snaithはドイツ・ヴッパータールのクラブ〈Open Ground〉で長時間のセットを行ったという。
「あのクラブは、自分が理想とする空間そのものなんだ。音響面に徹底的にこだわって設計されていて、しかも素晴らしいコミュニティによって運営されている。そこで演奏していると、どんな曲でも自由に試せる気がした。実際、このアルバムのほとんどの曲をそのセットで試している。フェスや倉庫のような場所で“機能的な音”を叩き込むのも好きだけど、Daphniのアルバムでは、もっと広義の“ダンスミュージック”の可能性を意識したい。機能的な曲と奇妙な曲を並べる—それこそが今も一番面白いと思っていることなんだ。」

『Butterfly』は、クラブミュージックの純粋な喜びと、境界を越える自由な発想が共存する作品。Snaithの二つの側面 ―Caribouの繊細なメロディ感と、Daphniの直感的で実験的なエネルギー― が交わり、新たなダンスミュージックの地平を描き出す。

そして、アルバム・リリースから間もない絶好のタイミングの2026年4月に開催されるRainbow Disco Club 2026への出演も決定しております。

 

Daphini new album “Butterfly” out 6 February 2026


Artist: Daphni
Title: Butterfly
Label: PLANCHA / Jiaolong

Cat#: ARTPL-247
Format: CD / Digital
CD Release Date: 2026.02.06
Price(CD): 2,200 yen + tax
https://orcd.co/abnd0vk

※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き予定


Tracklist:

01. Sad Piano House
02. Clap Your Hands
03. Hang
04. Lucky
05. Waiting So Long
06. Napoleon’s Rock
07. Good Night Baby
08. Talk To Me
09. Two Maps
10. Josephine
11. Miles Smiles
12. Goldie
13. Caterpillar
14. Shifty
15. Invention
16. Eleven
17. Sad Piano House (Extended Mix)[Bonus Track]

 

Daphni new single “Waiting So Long (feat. CARIBOU) / Lucky” out now

Artist: Daphni
Title: Waiting So Long (feat. CARIBOU) / Lucky out now
Label: PLANCHA / Jiaolong
Format: Digital Single
CD Release Date: 2025.11.12
Listen / Buy: https://orcd.co/11wvd7l

DAPHNI – Waiting So Long (feat. CARIBOU)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=3joNsAsrjh0

 

Rainbow Disco Club 2026に出演決定!

Rainbow Disco Club 2026

日時:2026年4月17日(金)9:00開場/12:00開演~4月19日(日)19:00終演
会 場:東伊豆クロスカントリーコース特設ステージ(静岡県)

出演(A to Z):
Antal & Hunee
Ben UFO
Daphni
Floating Points
Gerd Janson
HAAi
Helena Hauff
Jonny Rock
Mala
and more

チケット:https://rainbowdiscoclub.zaiko.io/e/rdc2026

料金:

カテゴリー5 通し券: 25,000円(販売開始: 2025年11月4日(火)18:00)
カテゴリー6 通し券: 26,000円(販売開始: 2025年12月1日(月)18:00)
カテゴリー7 通し券: 27,000円(販売開始: 2026年1月13日(火)18:00)

通し券 (23歳以下): 18,000円(販売開始: 2025年9月10日(水)18:00)
グループ通し券 *4枚1組: 96,000円(販売開始: 2025年11月4日(火)18:00)
Day 2 & 3券: 24,000円(販売開始: 2026年1月13日(火)18:00)

場内キャンプ券: 6,000円
場外キャンプ券: 4,000円
場内駐車券: 8,000円
場外駐車券 A: 5,000円
場外駐車券 B: 5,000円

オフィシャルサイト:
https://www.rainbowdiscoclub.com/

 

Daphni(ダフニ):

Caribouとして知られるカナダ出身のプロデューサー/ミュージシャン、Dan Snaithによるダンスミュージック・プロジェクト。Caribouの内省的で緻密なサウンドとは対照的に、Daphniはクラブ・カルチャーの衝動と即興性を前面に押し出した名義であり、ハウス、テクノ、アフロビートなど多様な要素を縦横無尽にミックスすることで知られる。

2012年にアルバム『JIAOLONG』でデビューし、アナログ・シンセやサンプラーを駆使した生々しいグルーヴで一躍注目を集める。続く『Fabriclive 93』(2017年)や『Cherry』(2022年)では、DIY精神に満ちたエディット感覚とDJ的感性をさらに研ぎ澄まし、スタジオとフロアの境界を溶かすようなサウンドを展開してきた。

Daphniの作品は、Caribouにおけるメロディと構築の緻密さを保ちながらも、よりプリミティブで瞬間的なエネルギーに満ちている。Dan Snaith自身がDJとして世界中のクラブやフェスでプレイする中で生まれる音楽であり、ダンスフロアでの体験をそのままレコードに焼き付けるような生々しさを持つ。

2026年、最新作『Butterfly』ではCaribou名義の自分自身をゲストに迎えた楽曲「Waiting So Long (feat. Caribou)」を含み、両名義の境界を溶かす実験的かつ遊び心あふれる新章を提示している。


急遽決定!Greg Fox x RUINS alone ~ Solo & Special Session

Liturgy、Guardian Alien、ZS、Ex Eye、Skeletons、Teeth Mountain、Dan Deacon、Colin Stetson、Ben Frostなど様々なバンド、アーティストのドラマーとしても活動し、ソロとしてもRVNG Intl.から作品をリリースしているニューヨークのドラマー / プロデューサー、Greg Foxの来日公演が急遽決定。
共演は吉田達也によるRUINS alone。両者のソロに加えてセッションも行います。日米辣腕ドラマーの衝撃必至の共演。是非お観逃しなく!

 

Greg Fox x RUINS alone
Solo & Special Session

日程:2025年11月18日 (火)
時間:OPEN 19:30 / START 20:00
会場:七針 (map)
料金:ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000

出演:
Greg Fox
RUINS alone

チケットのご予約は以下のフォームからお願いします。
Please make your ticket reservation through the form below.

お名前 (必須)カタカナでフルネーム推奨 | name:
メールアドレス (必須) | e-mail address:
※メールアドレスをお間違えになられますと返信できませんので、お気をつけください。
ご連絡先電話番号 (必須) | tel:
ご希望枚数 (必須) | QTY:
ご質問・お問い合わせなど | Inquiry:

※ご連絡無しのキャンセルはお控えください。
※確認メールはすぐに届きます。数分待っても届かない場合は oshi@bridge-inc.net までご連絡ください。
※携帯電話の場合はPCからのメールの受信をできる設定にしてください。
※gmailなどフリーメールの方で未着の方はスパム・メールのフォルダもご確認ください。
※当日受付でお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
※当日受付でのお支払いは現金のみとなりますので予めご了承ください。

 

Photo Credit - Ebru Yildiz

Photo Credit – Ebru Yildiz

Greg Fox
Liturgy、Guardian Alien、ZS、Ex Eye、Skeletons、Teeth Mountain、Dan Deacon、Colin Stetson、Ben Frostなど、数多くのアーティストとツアー、レコーディング、そしてレコード・リリースを行ってきたニューヨーク在住のマルチ・インストゥルメンタリスト、学際的アーティスト、そしてドラム・ティーチャーでもあるGreg Fox。前述のように様々なアーティストとコラボレーションしながらソロ作もリリースしている。Joe PatitucciとAlex Tysonが設立したレーベル、Data Gardenから2014年にソロ・ファースト・アルバム『Mitral Transmission』をリリース。その後は名門RVNG Intl.と契約。2017年に『The Gradual Progression』、2020年に『Contact』を発表し高い評価を得ている。稀にみる多才で多作なクリエイターであり、かつてはThe Village Voiceにて“Best Drummer in New York”と称された現代屈指のドラマーである。

Greg Fox Creates his New Voice with Sensory Percussion
https://www.youtube.com/watch?v=xpxEym3tk-U

 


RUINS alone(吉田達也)
日本のアヴァンギャルドシーンを代表する元祖変拍子ドラマー吉田達也のワンマン・プログレッシヴ・ハードコア・オーケストラRUINS alone。吉田により結成されたRUINSは1985年より活動を開始し、複雑怪奇なプログレッシブ・ハードコア・サウンドに架空言語によるオペラチックなヴォイスが乗る得意な音楽性で人々に衝撃を与え、ボアダムズやゼニゲバなどと共に最も早い時期から海外進出を果たし、またドラムとベースのデュオ編成のパイオニアとして後のライトニング・ボルト等にも影響を与えてきた。RUINS aloneはRUINSの楽曲をサンプラー駆使して表現する一人プログレッシブハードコアオーケストラ。怒濤の変拍子とめくるめく展開の楽曲をバックに叩きまくり叫ぶ驚愕のライブパフォーマンスは、一人打ち込みユニットのイメージを完全に覆すこと必至。


中国・広州を拠点に活動する若きプロデューサーCOLA RENが11/5に名門Human PitchからリリースするニューEP『Mekong Ballad』から最後の先行シングルとなる「Be Water」がMixmagでプレミア公開


中国・広州を拠点に活動する若きプロデューサーCOLA RENが11/5に名門Human PitchからリリースするニューEP『Mekong Ballad』から最後の先行シングルとなる「Be Water」がMixmagでプレミア公開されました。「Be Water」は水のように流れるアンビエント・ジャズで、トランペットにはrrrrrmがフィーチャーされています。広州を拠点とするCOLA RENが新たな領域へと自由に漂うようなサウンドを展開しています。

なお、日本のみでリリースとなるCD盤にはMong Tong、Guohan、Wu Zhuolingによるリミックス3種を収録し、オリジナルとリミックスを併せた、フルレングスのフィジカル・リリースとなります。

 

COLA REN “Be Water”
Premiere: COLA REN ‘Be Water’
Mixmag premiere: https://soundcloud.com/mixmag-1/premiere-cola-ren-be-water

 

COLA REN “Mekong Ballad” out on November 5


Artist: COLA REN
Title: Mekong Ballad
Label: PLANCHA / Human Pitch

Cat#: ARTPL-246 / HP029
Format: CD / Digital
CD Release Date: 2025.11.05
Price(CD): 2,000 yen + tax

※日本独自CD化
※ボーナス・リミックス・トラック3曲収録

※解説付き予定


広州発、音と詩情で水を描く若きプロデューサーCOLA RENが名門Human Pitchとサインして新作EP『Mekong Ballad』を11/5リリース決定!自身の歌声を初披露!ボーナス・リミックス・トラック3曲を加えアルバム仕様で日本独自CD化!

共にThe Lot RadioでレジデントDJも務めてきたSimisea(レーベルSLINKも運営)とTristan Arp(UKのWisdom Teethなどから作品をリリースし、Asa Toneのメンバーでもある)が主宰するアンビエント〜実験音楽の最前線を提示し、SalamandaやLe Fritなどをリリースしてきた優良レーベルHuman Pitchが、新たに中国・広州を拠点とするプロデューサー/DJのCOLA RENとサイン。
COLA RENは、都市と自然、記憶と夢のあわいを繊細なサウンドスケープで描く若き音楽家であり、これまでフィールド・レコーディングやエレクトロニクスを駆使した詩的なインストゥルメンタル作品で注目を集めてきた。
そんな彼女が、自身の声を初めてフィーチャーした新作『Mekong Ballad』で、表現の新たな地平を切り拓く。

本作には、川の息吹や熱帯の空気の重みから着想を得た5つのアンビエント・トラックを収録。
楽曲は流れる水面に映る光の反射のように漂い、溶け、屈折し、また戻ってくる。落ちた果実、ささやく水流、河口に差す月光の霞――記憶の断片が浮かび上がるこの作品は、水への瞑想であると同時に、無重力感や居場所を探す旅のようでもある。

タイトル曲ではCOLA REN自身が歌声を披露し、中国語の歌詞は J-Fever(小老虎)が手掛けている。特徴的なアンビエント・サウンドに人間の声が加わることで、より深みのある表現が生まれている。
また、中国フリージャズ・シーンのスター tga(サックス)、タイの即興演奏家 rrrrrm(トランペット)が参加し、楽曲に呼吸と共鳴の豊かな流れをもたらす。これらの演奏によって、川や記憶、夢が交錯するCOLA RENの流動的な音世界に、有機的で人間らしい脈動が加わっている。

さらに、日本のみでリリースとなるCD盤にはMong Tong、Guohan、Wu Zhuolingによるリミックス3種を収録し、オリジナルとリミックスを併せた、フルレングスのフィジカル・リリースとなる。


Tracklist:

1.⁠ Mekong Ballad
2.⁠ Be Water
3.⁠ Fallen Papaya
4.⁠ ⁠Ripples
5.⁠ A Sudden Wind

CD edition:
6. Mekong Ballad (Guohan’s Dub)
7. Mekong Ballad (Mong Tong Remix)
8. Mekong Ballad (Wu Zhuoling Remix)

Credits:

Composed and produced by Cola Ren
Lyrics on track 1 written by 小老虎 J-Fever
Tenor saxophone on track 1 by tga
Trumpet on track 2 by rrrrrm
Artwork by Lanxin Zhao
Calligraphy on CD by Popol Wu
composed and produced by COLA REN
Mastered by Tristan Arp

 


COLA REN:

COLA RENは、中国・広州を拠点に活動する音楽プロデューサー/DJであり、ラジオ・チーム「八平/8m2」の共同設立者。彼女のサウンドは、人間への観察、内省、そして世界を旅して得た体験からインスピレーションを受けている。

クラシックピアノと美術写真のバックグラウンドを持ち、ロンドン、ロサンゼルス、北京、上海といった都市での生活を経て、音楽とビジュアルアートの両面に深く根ざした独自の芸術的ヴィジョンを形成。COLA RENは、サウンドを通じて有機的なイメージや感情の色彩を描き出すことに長けており、世界各地のリズムの源流を行き来しながら、聴き手を導いていく。

2023年春にはMamayoとともにレーベル〈AMWAV〉を設立し、デビューEP『Hailu』を発表。Knopha、Lena Willikens、Vladimir Ivkovic、K-LONE、Al Wootton、Joe Delonらをはじめ、NTS、Rinse FM、Kiosk Radio、The Lot Radioなど世界中のDJやラジオ局から早くも支持を集めた。

同年夏には、デビュー作のリリースを記念した2ヶ月間のヨーロッパツアーを敢行。NTS、HÖR、Kiosk Radioといった国際的なラジオ局に出演し、英国レーベル〈Wisdom Teeth〉のRinse FM月例番組にも特別ゲストとして登場している。

 


Whatever The Weather Japan Tour 2025 | Loraine JamesのWhatever The Weather名義での来日ツアー決定

現代のエレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて中核を担う才人Loraine Jamesのアンビエント志向のエイリアス、Whatever The Weather名義の来日ツアーが決定!
今年3月にGhostly Internationalから待望のセカンド・アルバム『Whatever The Weather II』を祝しての東京・大阪公演となります。
東京公演にはyahyelのメンバーで先日ソロ・デビューEP『Pressure Field』をリリースしたばかりの篠田ミルがライヴ・セットで、大阪公演にはLoraineが予てからリスペクトしているAOKI takamasaがDJとして出演致します。
今回の来日はWhatever The Weather名義でのみの来日となります。

 

Whatever The Weather Japan Tour 2025



Whatever The Weather 東京公演

日程:11/28(金)
会場:CIRCUS Tokyo
時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 *別途1ドリンク代金800円必要

出演:
Whatever The Weather (Live)
篠田ミル (Live)

チケット:
ZAIKO https://circus.zaiko.io/e/weathertour2025
RA https://ja.ra.co/events/2293142

 


 

Whatever The Weather 大阪公演

日程:11/29(土)
会場:CIRCUS Osaka
時間:OPEN 18:30 START 19:30
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 *別途1ドリンク代金800円必要

出演:
Loraine James (Live)
AOKI takamasa (DJ)

チケット:
ZAIKO https://circus.zaiko.io/e/weathertourjp
RA https://ja.ra.co/events/2293143

 


主催・企画制作:CIRCUS / PLANCHA

 

Photo Credit: Darryl Daley

Photo Credit: Darryl Daley

Whatever The Weather (Loraine James):

ロレイン・ジェイムス(Loraine James)はノース・ロンドン出身のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー。エンフィールドの高層住宅アルマ・エステートで生まれ育ち、母親がヘヴィ・メタルからカリプソまで幅広い音楽を愛していた影響で、幼少期から多様な音楽に親しんだ。10代でピアノを学び、エモ、ポップ、マス・ロックのライヴに通い詰めるようになり(日本のマスロックの熱心なファンとしても知られる)、やがてMIDIキーボードとラップトップを使って独学で音楽制作を始めた。自室の小さなスタジオで磨かれたその感性は、ジャンルを越境する独自のサウンドへと進化していく。

スクエアプッシャーやテレフォン・テル・アヴィヴらに影響を受けながら、エレクトロニカ、ジャズ、マスロック、R&Bを自在に行き来し、緻密な構造と深い感情を併せ持つ音楽を探求。
2017年のデビュー作『Detail』で注目を集め、object blueを介してHyperdubのオーナー、Kode9(スティーヴ・グッドマン)の目に留まり、2019年にリリースされた『For You and I』が国際的な評価を獲得した。以降、『Nothing EP』(2020年)、『Reflection』(2021年)、ジュリアス・イーストマン作品を再構築した『Building Something Beautiful For Me』(2022年/Phantom Limb)を経て、2023年には自身の内面と成長をテーマにした『Gentle Confrontation』(Hyperdub)を発表。彼女にとっての到達点とも言えるその作品は、数多くの年間ベスト・アルバムに選出された。

その並行プロジェクトとして、2022年に始動したのがWhatever The Weatherである。クラブ・ミュージック中心のロレイン名義とは異なり、即興的なキーボード演奏やヴォーカル実験を基軸に、パーカッシヴな構造を捨て、音色とアトモスフィアの形成が優先される作品群を制作している。
Ghostly Internationalからリリースされたセルフタイトル・デビュー作『Whatever The Weather』(2022年)は、全曲のタイトルを温度(摂氏)で表現したコンセプチュアルなアルバムで、周期的・季節的・予測不可能に展開されるアンビエント~IDMのサウンドを提示。HTRKやLusine、Telephone Tel AvivらGhostly周辺アーティストへの共鳴を示し、ele-king books『AMBIENT definitive 増補改訂版』にも掲載されるなど、高い評価を得た。

そして2025年、セカンド・アルバム『Whatever The Weather II』を同じくGhostly Internationalよりリリース。前作の世界観を引き継ぎながら、さらに深化したアンビエント~IDMのサウンドを展開しており、ロレインの創造性と音色への探求が一層明確に表現されている。

Whatever The Weatherは、ロレイン・ジェイムスの別名義プロジェクトとして、音色やアトモスフィアを中心に据えた現代アンビエントの重要作を生み出し続けている。

 


篠田ミル / Miru Shinoda(東京公演に出演)

1992年生まれ。音楽家。
2015年にyahyelのメンバーとしてデビュー。以降、松永拓馬やACE COOL、Rinsagaなど多くのアーティストへの楽曲提供やプロデュースを行う。また、ファッションブランドのルックムービーや映画音楽、 舞台音楽の作曲、サウンドインスタレーションやパフォーマンスの制作にも携わる。

2024年には松永拓馬と共にレーベル・プラットフォーム《ecp》を 設立、神奈川県藤野にてイベント《by this river》の開催に携わる。 また、これまでに《プロテストレイヴ》《D2021》《THEY ARE HERE》などの表現活動を通じたアクティビズムにも、企画や運営を通じて参加している。

近年の主な参加作品に、サウンドパフォーマンス”Tuning for pray”(2025)、ACE COOL『明暗』(2024)、松永拓馬『Epoch』 (2024)、橋本ロマンス『饗宴』 (2024)、Rinsaga『Saga』(2022)、
May J.『Silver Lining』(2021)など。

 


AOKI takamasa(大阪公演に出演)

1976年大阪府出身。2001年初頭に自身のファースト・アルバム『SILICOM』をリリースして以来、
LIVE、DJ、楽曲制作を中心に国際的な活動を続けている。
2004年~2011年はヨーロッパを拠点にを置き、2011年に帰国。海外のアーティストのリミックス、プロデュース、ミキシングも担当。
写真家としても活動。

http://www.aokitakamasa.com/

 


Christopher Willits New Moon Japan Tour 2025 | Ghostly International所属のChristopher Willitsがニュー・アルバムを引っさげての来日ツアー決定

Christopher Willits New Moon Japan Tour 2025

10月22日(水)東京・高円寺 Hoipoi
10月25日(土)岐阜・関市 大禅寺
10月26日(日)大阪・茨木市 茨木市福祉文化会館(オークシアター)
10月27日(月)大阪・大阪市 environment 0g
11月07日(金)石川・金沢市 金沢神社 拝殿
11月10日(月)東京・南青山 POLARIStokyo

今年2022年の『Gravity』以来となる通算7作目となるニュー・アルバム『New Moon』をリリースしたサンフランシスコのアーティスト、Christopher Willitsが本アルバムを引っさげての来日ツアーが決定致しました。

共演作をリリースするなど交流の深かった故・坂本龍一氏に捧げているという『New Moon』は、「再生(renewal)」をテーマに掲げており、『Gravity』が困難や悲しみの中に平穏を求めた作品だったのに対し、『New Moon』では新たな章が開かれ、アーティストとリスナーが“闇から光へ”と歩みを進める作品です。

『New Moon』においてウィリッツは、長年探求してきたミニマリズムの手法をさらに研ぎ澄まし、より集中し、簡潔に昇華させています。約10年前の先駆的作品『Horizon』以来、各作品で空間的作曲法を取り入れ、本作でもリスナーに内省のための空間を提供しており、ライヴでもその没入感を存分に味わえることでしょう。

 


Ambient Hoipoi II

日程:2025年10月22日(水)
会場:東京・高円寺 Hoipoi
時間:Open/Start 19:00
料金:¥2,000 別途1ドリンク代

Live:
Christopher Willits
Chihei Hatakeyama

DJ:
grrrden
Tomoyoshi Date
鶴屋右衛門佐義亮

FOOD:存在飯店 / CARLOS

Flyer design:nuttsponchon

東京の新たなアンビエントムーブメントAmbient Hoipoiの2回目の開催が決定!!
今回はカリフォルニアより、坂本龍一とも共作アルバムをリリースしているアンビエントレジェンドのChristopher WillitsがHoipoiに降臨!!!
Chihei Hatakeyamaはこの夜はモジュラーセットを披露します。

DJはOpitope、illhaとして活動する電子音楽家にして、つゆくさ医院を運営するリアルドクターのTomoyoshi Date!!!
そして前回に続きgrrrdenがアンビエントの新たなDJの領域を広げます。
さらに伝説の江戸町人にして、アンビエント戯作者、天保生まれのゴースト、鶴屋右衛門佐義亮が人間失格的なアンビエントDJを披露します!!!

Time Table:
19:00 DJ 鶴屋右衛門佐義亮 (1 hour)
20:00- 20:30 Chihei Hatakeyama Live (30min)
20:30-21:30 DJ grrrden (1hour)
21:30-22:10 Christopher Willits Live (40min)
22:10 – End DJ Tomoyoshi Date long set

 


Listening in the Temple | 寺でのリスニング

日程:2025年10月25日(土)
会場:岐阜・関市 大禅寺
〒501-3204 岐阜県関市上大野355
時間:17:00〜21:00
料金:$50.70
チケット:https://www.eventbrite.com/e/listening-in-daizenji-tickets-1657915282239?aff=oddtdtcreator

出演:
Christopher Willits
Chihei Hatakeyama

世界最高峰のイマーシブ・アンビエント体験

歴史ある大禅寺にて、クリストファー・ウィリッツと畠山地平によるライブセットとともに、世界でも屈指のイマーシブ・アンビエント音楽イベントを体験してください。

この心を癒すひとときは、大禅寺のご住職・根本一徹浄哲師による瞑想から始まります。調和の空気を整えた後、畠山地平のライブパフォーマンス、続いてクリストファー・ウィリッツのライブパフォーマンスをお楽しみいただきます。両アーティストの演奏は、澄み切ったクアドラフォニック・イマーシブサウンドに包まれ、深いリスニング体験のための音響的な聖域を創り出します。

イベントの最後には、軽食を囲んだ交流の場を設けています。新しいつながりを育み、体験を分かち合い、この親密な集いならではの絆を感じていただける時間です。日本の美しい田園風景の中で、愛と平和の力を讃えるかけがえのないひとときをぜひご一緒に。

「柔よく剛を制す」— 老子

当日の食事や会場整備などは、山村健三、田村浩、杉山健司、中島エクタ利枝、ヒカルによってご提供いただきます。

 


Ambient Ibaraki Day 2

日程:2025年10月26日(日)
※Christopher Willitsは2日目に出演
会場:大阪・茨木市 茨木市福祉文化会館(オークシアター)
〒567-0888 大阪府茨木市駅前4丁目7−55
時間:Open/Start 10:00
料金:各日1,000円 / 両日通し1,500円 / 高校生以下無料

出演【10月26日(日)】:
Christopher Willits + Chihei Hatakeyama
Chie Otomi & Hirotaka Shirotsubaki
無罣礙無罣礙故 (中田粥 + Juri Suzue)
江夏正晃
滋毅はる
Yukari Kawada&ににふに/ninifuni
pliw
1121 Chairs
ao
makikoYY
MICTORA
オール電化ひょうたん
金崎 亮太
WATTAN
DJ evian a.k.a. Tomonobu“anniee”Kawakami
Roco
vein (A/V set)
やってきた!エイゾウくん (こん x sbm)
chell_rui
米田
Takumi Kadode
初代廻し家耄碌 a.k.a DJ Mo‘ROC
VJ Romlus
GGPP[PEDALS]
T.S.P
Sleepland + km:

出店【10月26日(日)】:
SHIPPO COFFEE Yamazaki
Java Jive WEST

主催・お問合せ:(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
協賛:一般社団法人日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ
後援:茨木商工会議所 茨木市観光協会

大阪府・茨木市の解体予定の公共施設、茨木市福祉文化会館(オークシアター)にて、2日間に渡りアンビエントミュージックを中心とした電子音楽・アブストラクトミュージックのイベントを開催いたします。

2日目はTychoの盟友であり、坂本龍一とのコラボレーションなどでも知られるサンフランシスコのアーティストChristopher Willitsと、日本のアンビエント/ドローンミュージックシーンを牽引し、名門レーベルWhite Paddy Mountainを主宰するChihei Hatakeyamaの、アンビエントミュージック界の巨匠2名が茨木に降臨、更に各地からアンビエント・ドローン・ノイズ・エレクトロニカなど様々な電子音楽のミュージシャン・VJ達が集まり、立命館大学 映像学部を中心とした学生達によるライブ・DJ・VJも加わった、大規模なオーディオビジュアルライブパフォーマンスが繰り広げられます。

 


Naniwa Ambient

日程:2025年10月27日(月)
会場:大阪・大阪市 environment 0g
〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江3丁目6−1 西大阪ビル B1F
時間:Open 19:30 / Start 20:00
料金:¥3,000 別途1ドリンク代

Live:
Christopher Willits
Chihei Hatakeyama
Nobuhiro Okahashi

DJ:
Kenji Tsuda

 


音に包まれる金沢神社の夜 | Listening in Kanazawa Shrine

日程:2025年11月7日(金)
会場:石川・金沢市 金沢神社 拝殿
〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-3
時間:19:00〜21:00
座席:45席限定(要予約)
料金:$42.50
チケット:https://www.eventbrite.com/e/listening-in-kanazawa-shrine-tickets-1751659313159

出演:
Christopher Willits

世界最高峰のイマーシブ・アンビエント体験
Experience one of the finest immersive ambient music events in the world with live sets by Christopher Willits in the prestigious Kanazawa Shrine.

世界有数のイマーシブなアンビエント音楽イベントを、歴史ある金沢神社にてクリストファー・ウィリッツのライブパフォーマンスとともにご体験ください。

この親密な集いでは、クリストファー・ウィリッツが広がりのあるアンビエント・パフォーマンスを披露し、純度の高いクアドラフォニック・イマーシブサウンドで会場全体を包み込みます。

音の一つひとつの響きと質感が展開し、深い内省とつながり、そして平和へと導く“音の聖域”を生み出します。

このイベントは、特別な文化的な空間でイマーシブサウンドの美しさを体験できる貴重な機会です。

音楽が普遍的な愛と調和の言語であることを感じながら、深く耳を傾けるひとときをご一緒しましょう。

 


Christopher Willits / Chihei Hatakeyama

日程:2025年11月10日(月)
会場:東京・南青山 POLARIStokyo
〒107−0062 東京都港区南青山6-2-10 BACKBONE HOUSE B2F
時間:Open 19:00 / Start 19:30
料金:前売¥4,000 / 当日¥4,500 別途1ドリンク代700円
チケット:https://polaris251110.peatix.com/view

出演:
Christopher Willits
Chihei Hatakeyama

 


Chritopher Willits(クリストファー・ウィリッツ):

クリストファー・ウィリッツは、サウンドと空間の体験を拡張する先駆的な作曲家、ギタリスト、ビジュアルアーティスト。2000年代初頭よりGhostly Internationalの中核アーティストとして活動し、流れるようなギターのハーモニー、深みのあるテクスチャー、没入型の音響表現で現代アンビエント音楽を形成してきた。カタログには批評家から高く評価されたソロ作品のほか、Tycho、テイラー・デュプリー、ザック・ヒル、日本のレジェンド坂本龍一とのコラボレーションも含まれる。

音楽の中心にはハーモニックな空間音響があり、反省やつながりのための広がりのある空間を生み出す。これを基に、Envelopを共同設立しディレクターを務める。Envelopは没入型リスニング空間、インスパイアリングなイベント、無料のオープンソース空間音響ツール(E4L)を通じてコミュニティを形成する非営利団体で、聴くことによって人々をつなぎ、感化するという使命は彼のパフォーマンス、インスタレーション、スタジオ作品すべてに貫かれている。

『Horizon』(2017)でアンビエント音楽の主流に空間技法を導入し、瞑想や深いリスニングを意図した作品として注目を集める。その後『Sunset』(2019)、『Gravity』(2022)を発表し、最新作『New Moon』(2025)では再生と更新を象徴する11曲の短く瞑想的なコンポジションで、聴き手を闇から光へと導く。

坂本龍一とのアルバム『Ocean Fire』(2008)、『Ancient Future』(2012)、Tychoのバンド全編が参加したビジュアルアルバム『Opening』(2014)など、コラボレーションを通じて表現の幅を広げる一方、音楽を「癒し、つながりを生み、感じる場」とする核心的理念をさらに深めた。

現在も作曲、革新、リスニング空間の構築を精力的に続け、Envelopの使命を推進しつつ、音を存在の建築として扱う作品を生み出す。『New Moon』では、20年以上にわたる探求を凝縮し、音を聖域とし、聴くことを存在の実践とする最も集中したビジョンを提示している。


Top