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Teen Dazeによる日常を穏やかにリフレッシュする新たな音源シリーズ『Reality Refresh』が日本のみアルバム仕様でリリース決定


カナダはブリティッシュ・コロンビアの才人、Teen Dazeがお届けする日常を穏やかにリフレッシュする新たな音源シリーズ、『Reality Refresh』。ほとんどの楽曲は2020年に書かれ、これまでEPでVol.3までリリースされており、間もなくVol.4がリリースされる予定ですが、この音源をまとめ、新たなアートワークで日本のみでアルバムとしてのリリースが決定!昨今は日本のシティポップやフュージョン〜アンビエント〜ニュー・エイジなど「和レアリック」なサウンドも愛聴している彼が、それらの影響をこれまでの自身のサウンド・スタイルに融合させた印象のサウンドで、スムースでリラクシンなサウンドが空間を彩るTeen Daze節のバックグラウンドミュージック。

最新曲「Oakmoss & Amber」が公開されました。

Teen Daze – Oakmoss & Amber
https://www.youtube.com/watch?v=Zq6jZOmwm-k

 

REALITY REFRESH (ALBUM) 11/27 RELEASE


Artist: Teen Daze
Title: Reality Refresh
Cat#: ARTPL-143
Format: CD / Digital
※日本のみでCD化
※正方形紙ジャケット仕様
Release Date: 2020.11.27
Price(CD):
2,000yen + tax


カナダのエレクトロニック・ドリーム・ポップの才人、Teen Daze。昨今は日本のシティポップやフュージョン〜アンビエント〜ニュー・エイジなど「和レアリック」なサウンドも愛聴している彼が、それらの影響をこれまでの自身のサウンド・スタイルに融合させ完成させた、日常を鮮やかにリフレッシュするスムースで最高にリラクシンな音源集。日本のみCD化。

カナダはブリティッシュコロンビアを拠点に活動しているエレクトロニック・ドリーム・ポップ才人、Jamison Isaakによるソロ・プロジェクトTeen Dazeの、昨年通算6作目となる新作『Bioluminescence』をリリースし話題となったが、その後デジタルで『Reality Refresh』シリーズの発表を開始。現在のところVol.3までがリリースされており、Vol.4は11月上旬に発表されるが、その4つのEPを合体させた完全版が日本のみでCDリリースされる。

もともとチルウェイヴを出自にしたドリーム・ポップ〜シンセポップのイメージがあるが、今回の作品でも同様の質感はあるものの、生音も駆使した非常にオーガニックで心地よいリラクシンなサウンドに仕上げている。特に昨今彼は日本のシティポップなど「和レアリック」を愛聴しており(山下達郎YMOおよびそれらのすべての関連プロジェクト、松下誠およびAB’sとパラダイム・シフト、大貫妙子、 佐藤博など)、そういったところからの影響が今回のスムースな味わいに繋がっているようだ。

スイング・ドラム、ソフトなフェーズのキーボード・ループ、センシティヴなピアノ・フレーズ、ダンサブルなベースライン、飛び交うコズミックなパーカッションなどで心地よい極上のバックグラウンドミュージックを生成。彼の新たなフェーズを感じさせると共に、最高にリフレッシュできる音源が完成した。


TRACK LIST:

Reality Refresh
Comfort
Cosmic Mood
Sunrise Over LA (Edit)
Mediation
Oskar’s Groove
New Destination
Oskar’s Lullaby
NBD
Environments
Peaceful Groove
Zen Zone
Clear Path
Piano Exercise
Amsterdam
Oakmoss and Amber

Teen Daze:
現在はカナダはブリティッシュ・コロンビア州を拠点に活動しているJamisonによるエレクトロニック・ドリーム・ポップ・ソロ・プロジェクト。元々は セルフでデジタル・リリースしていた音源がチルウェイヴ・ムーヴメントに乗って注目を集め頭角を現したが、ロックからクラブ・ミュージックまで幅広い音楽 的素養を持つ彼は着実な進化をみせ、もはやその範疇に収まらないサウンドを構築している。2012年にファースト・アルバム『All Of Us, Together』、セカンド・フル『The Inner Mansions』を立て続けにリリースし、2013年には早くもサード・アルバム『Glacier』を発表。これまでの流れを汲みつつアンビエント・テイストを深めたサウンドを披露し、さらなる評価を高め、初来日も果たした。そして2015年初頭に新作EP『A World Away』をBandcampにてセルフ・リリース。その後ボーナス・トラックを含めたアルバム仕様にてPLANCHAからCD化された。2015年には4作目となるフル・アルバムにして初のバンド編成での作品『Morning World』をリリース。2017年には再びソロに戻り、S. Carey、Dustin Wong等、多数のゲスト迎えた5作目『Themes For Dying Earth』を発表し、3度目の来日ツアーも果たした。また、リミキサーとしてもTycho、Sun Glitters、Giraffage Feat. XXYYXXなど多数のアーティストを手掛けている才人である。


本日リリースのPREPの待望のファースト・フル・アルバムから「Years Don’t Lie」のMVが公開


遂に10/30にリリースとなりました、ロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、PREPの待望のファースト・フル・アルバムから「Years Don’t Lie」のMVが公開されました。

PREP – “Years Don’t Lie” (Official Video)
https://youtu.be/PNpJxtNj0SM

Director @jonjolowe
Producer @supertrampkav
DOP @ajlittle
Choreographer @gracebnicol
Gaffer @deimantesprai
MUA @sophiegiamoore
3D Artist @finndove
DIT & Edit @c._rina
VFX @joshaeiffel
Colour @chris_bell_is_grade @creeppost

 

Debut Album “PREP” 10/30 Release


Artist: PREP
Title: Prep
Cat#: ARTPL-140
Format: CD / Digital
※ボーナス・トラック2曲収録

※解説:高橋芳朗
※歌詞・対訳付き
Release Date: 2020.10.30
Price(CD): 2,000yen + tax


注目のロンドンのシティ・ポップ・バンドPREPが遂に待望の1stアルバムを完成。
EPのリリースのみながらアジア圏を中心に爆発的人気を博し、サマーソニック2019を含む2度の来日を果たすなど、大きな注目を集めるロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、PREPの待望のファースト・フルレングスにしてセルフ・タイトルのアルバム。

何年もの歳月をかけて制作し遂に完成したこのアルバムは、バンドとしての彼らを完全に表現していると同時に、彼らの様々なバックグラウンドを反映している。そのアーティスティックなセンスは、AlunaGeorge、George Fitzgerald、Kasabian、Celesteなど、PREPのメンバーが何年にもわたって一緒に仕事をしてきたアーティストの名前にも引けを取らない。

ファンク、ソウル、ポップの要素を織り交ぜ遠距離ロマンスを歌ったファースト・シングル「Pictures Of You」やロマンチックでスローなラヴ・ソングとして始まりシンセを効果的に駆使することで、誰かを想い胸が痛むようなトラックへと変貌を遂げたセカンド・シングル「「On and On」などをはじめ、アーバンでメロウ且つノスタルジックなこれまでの要素を生かしつつ、盟友VulfpeckのCory Wong(PREPの楽曲に参加暦あり)、Unknown Mortal Orchestra、Thundercat、Tyler the Creator、Mac DeMarcoなどの現代的なエッセンスも吸収し、ファンクトロニックでシンセティックで刺激的なサウンドを展開。
2015年から活動開始し、正体不明のバンドとして2016年にデビューしてからその楽曲のクウォリティと中毒性のあるライヴ・パフォーマンスで着実に支持を集めてきた彼らの、バンドとしての成熟が窺える渾身のファースト・アルバム。

日本盤には2020年初頭にデジタルでリリースされ、CITY POP on VINYL 2020 参加作品として限定7インチもリリースされた「Over ft. Anna of the North」「Love Breaks Down」がボーナス・トラックとして収録。


TRACK LIST:

01. Turn The Music Up
02. Wouldn’t Wanna Know
03. Years Don’t Lie
04. Carrie
05. On and On
06. Pictures of You
07. Don’t Wait For Me
08. The Stream feat. Miso
09. Rain
10. Danny Came Up
11. Over feat. Anna of the North *
12. Love Breaks Down *

* = Bonus Track

 

1st EP “FUTURES” CD Reissue 10/30 Release


Artist: PREP
Title: Futures
Cat#: ARTPL-144
Format: CD
※ボーナス・トラック3曲収録

※紙ジャケット仕様・帯付き
Release Date: 2020.10.30
Price(CD): 1,800yen + tax


TRACK LIST:

01. Futures
02. Sunburnt Thought the Glass
03. Cheapest Flight
04. Who’s Got You Singing Again
05. Slow Fade *
06. Cheapest Flight (AlunaGeorge Remix) *
07. Sunburnt Thought the Glass (Shy Girl Remix) *

* = Bonus Track

 


PREP(プレップ):

DrakeやAlunaGeorge等のレコーディングに参加し、グラミーにノミネートされたこともあるヒップホップ・プロデューサー、Dan Radclyffe、エレクロニカを好むクラシック/オペラ・コンポーザーのLlywelyn Ap Myrddin、George Fitzgeraldとツアー暦もある、ハウス・ミュージックのDJにしてドラマーであるGuillaume Jambel、Riton、Sinead Hartnett、Ray BLK等と共同制作暦のあるシンガー・ソングライター、Tom Havelockという様々な異なるバックグラウンドと確かな実力を持った4人組。2016年にUS西海岸の人気ブログ、Blah Blah Blah Scienceが運営するレーベル、B3SCIからリリースしたファーストEP『Futures』は、リリース後瞬く間に注目を集め、ヘビー・プレイ。アジア圏で圧倒的な人気を誇り、ライヴは軒並みソールドアウト。2018年5月にはニューEP『Cold Fire』をリリースし、初来日公演を行い、実力者ならではの卓越したパフォーマンスをみせ、絶賛された。その熱が冷めやらぬまま2018年11月には人気K-POPグループ、Monsta XのヴォーカルShownu(彼に取って人生初のフィーチャリング参加)と、坂本龍一も注目している韓国の新世代インディ・バンド、Se So NeonのSo!YoON!、LAの次世代のミニマル・ファンク・バンド、VulfpeckのCory Wongと、かつてはマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなどのサポートもつとめ、「セッション王」とも称されるリビング・レジェンド、Paul Jackson Jr等が参加したEP『Line By Line』を発表。そして2019年にはサマーソニックのビーチ・ステージに初出演し、その後2度目となる単独公演も行い盛況を収めた。
R&B〜ブルー・アイド・ソウル〜ファンク〜ジャズ〜AORなど様々な素養を絶妙なバランス感覚でブレンドし、巧みな演奏の元、スウィートなハイトーン・ヴォーカルとハーモニーを駆使し、キャッチーなメロディと軽快なグルーヴを生み出すノスタルジックさと新しさを兼ね備えたスタイリッシュなポップ・サウンドはジャンルの垣根を越えて支持されている。

Facebook: https://facebook.com/prepband
Instagram: https://instagram.com/prepband
Twitter: https://twitter.com/PREP_band
YouTube: http://youtube.com/c/prepofficial
Soundcloud: https://soundcloud.com/prep
Spotify: https://spoti.fi/36ULKjs
Apple: https://apple.co/36URx8E
Website: https://prepofficial.com


独特のエレクトロニカ・サウンドをみせるKILNが7年ぶりに帰還!ニュー・アルバム『Astral Welder』のリリースが11/20に決定!

2016年に再発された知る人ぞ知るIDMの隠れ名盤『DUSKER(2007年作)』が日本でエレクトロニカ・リスナーを中心にスマッシュヒットしたミシガンのエレクトロニカ3人組KILNが現在の所属レーベルであるGhostly Internationalから『meadow:watt』以来となる7年ぶりの新作アルバム『Astral Welder』のリリースが決定!
なお、CDリリースは日本のみです。

アルバムからファースト・シングルとして「Koi」が公開されました。

Kiln – Koi
https://youtu.be/lYTtUrIK8Zo

NEW ALBUM “Domicile” 11/20 RELEASE


Artist: KILN
Title: Astral Welder
Label: PLANCHA / Ghostly International
Cat#: ARTPL-145
Format: CD
※日本独自CD化
※正方形紙ジャケット仕様

Release Date: 2020.11.20
Price(CD): 2,200yen + tax


2016年に再発された知る人ぞ知るIDMの隠れ名盤『DUSKER(2007年作)』がスマッシュヒットしたGhostly International所属のエレクトロニカ3人組がIDM〜エレクトロニカの再評価が高まる中、『meadow:watt』以来、遂に7年ぶりとなる新作を完成

2016年に再発された『DUSKER(2007年作)』が日本のエレクトロニカ・リスナーを中心にスマッシュヒットしたGhostly International所属のエレクトロニカ3人組がIDM〜エレクトロニカの再評価が高まる中、遂に7年ぶりとなる新作を完成!

様々なレーベルから作品をリリースし、エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて密かな人気を誇るミシガンの3人組Kilnが現在の所属レーベルであるGhostly Interinationalから何と7年ぶりとなる新作を完成。

本作でもそのオーガニックなサウンド・スタイルはそのままにさらなる進化を見せている。ダウンテンポを基調にギター、キーボード、サンプリングなどエレクトロニクス、アコースティックを織り交ぜ、グリッジ・ノイズなどもアクセントにし、絶妙に程よい塩梅で融合させ、エレクトロニカ〜アンビエント〜ポストロック〜シューゲイザーまでをクロスフェードさせていくサウンドの心地よさとグルーヴははジャンルの垣根を越えて幅広い支持を得ること必至。

『Astral Welder」は推進力とアブレーデッド・トーンのエレクトロ・チャージされたギャラリーであり、力、グルーヴ、カラーの11の星座が回転しながらリスナーに今の感覚を吹き込んでくれる。


TRACK LIST:

01. Mud Dauber
02. Oceantumblers
03. Beachglass
04. Plum Hax
05. Open Field
06. Twin Sister Manifold
07. Saturator
08. Cartoon Garden
09. Koi
10. Sunseam
11. Ekkomoon

kiln1_686KILN:
Kilnはミシガンをベースに活動しているKevin Hayes、Kirk Marrison、Clark Rehberg IIIの3人によるインストゥルメンタル・コレクティヴ。元々はFibreformsという名前で1993年に結成し、その後1997年にKilnに改名した。これまでGhostly Internationalをはじめ、Roomtone、Thalassa、Division Sound、Infraction、Earthtone、Mind Expansion、Alley Sweeperといった様々なレーベルから作品をリリースしており、アンビエントをベースにしつつエレクトロニカ、ポストロック、シューゲイズまでを横断していくかのようなダウンテンポ・サウンドはクラブ、ロックの枠を超えて支持されている。

Ghostly
Discogs
Official Site
Soundcloud
Bandcamp


Lucrecia Daltの最新作『No era sólida』から「Ser boca」のミュージック・ビデオが公開


コロンビア出身で現在はドイツはベルリンをベースに活動しているエクスペリメンタル・アーティスト、Lucrecia Daltの9/11にリリースとなりましたニュー・アルバム『No era sólida』から(海外リリースはRVNG Intl.)タイトル・トラックに続き、スペインの振付師Candela Capitán、映像ディレクターPedro Maiaとコラボレイトした「Ser boca」のミュージック・ビデオが公開されました。

Lucrecia Dalt – Ser boca
https://youtu.be/exqoklENdjM

Featuring Candela Capitán
Video by Pedro Maia

Shot at Kraftwerk Berlin
Film Lab LaborBerlin e.V.
Film Scan Korn Manufaktur

 

NEW ALBUM NOW ON SALE


Artist: Lucrecia Dalt
Title: No era sólida
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-136
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録
※解説:天井潤之介

Release Date: 2020.09.11
Price(CD): 2,000 yen + tax


コロンビア出身で現在はドイツはベルリンをベースに活動しているエクスペリメンタル・アーティスト、Lucrecia DaltのPitchforkで8.0点の高得点を獲得し、各所で高い評価を得た『Anticlines』に続くニュー・アルバム『No era sólida』が再びNYの最先鋭レーベルRVNG Intl.からリリース。まるでGrouperとJulia HolterがJoy Divisionをバックに静謐なセッションをしているかのようなミステリアスなサウンドの摩訶不思議な中毒性は唯一無二。

前作『Anticlines』は、地質工学エンジニアでもある自身の仕事に触発されたものだったが、新しいアルバムは、Liaという架空のキャラクターを中心に描かれている。本作は怪奇の懸濁状態の中でDaltは媒介者となり、現象的な世界と表象的な世界の間のでDaltとLiaが出会う取調室だいう。それぞれの曲はLiaが経験した異なる状態を識別し、Disuelta(”溶解した”)で始まり、Seca(”乾燥した”)、Ser boca(”口になる”)、Espesa(”濃厚”)などの曲を通して変化していく。曲が進むにつれて、Liaは原始的で感覚的な状態から、Revuelta(反乱)やEndiendo(理解する)のような感覚的で活動的な状態へと変化していくように見える。Daltが休眠していた存在を生命の中に呼び覚まし、育てるように、これらの移行はそのプロセスを示唆している。

そして最後のタイトル・トラックに到達したとき、呪縛は解かれ、Liaは話すことができるようになり、Daltは母国語のスペイン語で、Liaが彼女に投げかけた質問を声にする。”麻痺は人を物に変えることができるのか?” 禁断の存在は、自分の存在と新たに発見された感覚のニュアンスを叙情的に弄び、結晶のようなメロディと、シリンダーの上の埃のように静寂をかき分けていく。
Liaのパンスペルミア説(生命の起源に関する仮説のひとつ)に対する詩的な考察は、どこか他のエーテルから来た彼女の出自を反映しており、音を媒介とした生命体としてのLiaの本質は、創造者Lucrecia Daltの探求的な本能の中に具現化されている。

潜在意識のざわめき、宇宙振動、予測不可能なパーカッションに導かれた浮遊感のある幻聴によって構成されており、テープ・ディレイでのハーモニック・ディストーションの新しい試みと、Daltのパーカッションとパルスの抽象化の継続によって、このアルバムのサウンドは構築されている。ミニマルで不穏なサウンドのコラージュに幽玄なヴォーカルが溶け込みながら感覚を麻痺させるような世界観に引き込んでいく。まるでGrouperとJulia HolterがJoy Divisionをバックに静謐なセッションをしているかのようなミステリアスなサウンドの摩訶不思議な中毒性は唯一無二。


TRACK LIST:

01. Disuelta
02. Seca
03. Coatlicue S.
04. Ser boca
05. Espesa
06. Di
07. Suprema
08. Revuelta
09. Endiendo
10. No era sólida
11. Ná (Bonus Track)

 


LUCRECIA DALT:

コロンビア出身で現在はベルリンに在住のエクスペリメンタル・アーティスト。哲学、映画、神話、未来のテクノロジーに影響を受けた実験的なエレクトロニック・ミュージックを制作している。2009年の『Congost』(その時の名義はSound of Lucrecia)など、彼女の初期のアルバムは歌詞と曲構成に重点が置かれていたが、2013年の『Syzygy』や2018年の『Anticlines』など近年の作品は、彼女の朧げなヴォーカルが流動的で異質なサウンドスケープに溶け込んだ、ぐっと抽象的でシュールなサウンドへとシフトしている。
かつてダルトは地質学を学び、土木技師として働いていたが、その後音楽の道に進むことを決めた。彼女の最初のリリースは、ファースト・ネームのLucreciaのみの名義でのアンビエント・シンセ・ポップ・アルバム『Acerca』で、2005年にコロンビアのコレクティヴ・シリーズからリリースされた。その後、2007年のEP『Like Being Home』をリリース。コロンビアの音楽シーンに限界を感じていた彼女は、より芸術的なキャリアを積むためにバルセロナに移住。そこでMonika Enterpriseの創始者であるGudrun Gutとの出会いを経て、Julia Holter、Liz Christine、Manekinekodと共に、『4 Women No Cry, Vol.3』に4曲を提供した。そして先述した『Congost 』をSound of Lucrecia名義で2009年にリリースし、後にフルネームで復刻された。
その後2011年にF.S. BlummとのコラボレーションによるデジタルEP『Cuatro Covers』をリリース。2012年にはダークでドリーミーな作品『Commotus』をHuman Ear Musicからリリースし、2013年にはさらにストレンジな作品『Syzygy』をリリース。2014年にはNicolas Jaar主宰のOther Peopleからセルフ・タイトルのEPがリリースされた。2015年からはベルリンに拠点を移し、ドイツのエクスペリメンタル・レーベルCare of Editionsから『Ou』と題した限定LPをリリース。その後、ダルトはインダストリアル・テクノ・デュオThese Hidden Handsが2016年に発表した12インチ『These Moments Dismantled』に客演している。2018年に現在のレーベルであるNYのRVNG Intl.に籍を移し、アルバム『Anticlines』を発表し、Pitchforkで8.0点を獲得するなど、各所で高い評価を得た。


Oliver Coatesの最新作『skins n slime』からMalibuをフィーチャーした「Soaring X (feat. Malibu)」のMVが公開


トム・ヨークがその才能を認め、ソロ・ツアーのオープニング・アクトに抜擢、そしてレディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受ける、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesの10/16にRVNG INTL.からリリースされた新作『skins n slime』からMalibuをフィーチャーした「Soaring X (feat. Malibu)」のミュージック・ビデオが公開されました。

なお、Pitchforkのレビューで8.0点の高得点を獲得、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド(Oliverか過去にジョニーの手掛けるサントラやレディオヘッドの作品に参加している)が推薦ツイートするなど、話題となっております。

Oliver Coates – Soaring X (feat. Malibu)
https://youtu.be/21mSEIiL-dA

 

NEW ALBUM 10/16 RLEASE


Artist: Oliver Coates
Title: skins n slime
Cat#: ARTPL-139
Format: CD / Digital
※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き

※日本のみでCD化
Release Date: 2020.10.16
Price(CD): 2,000 yen + tax


作曲家としてのダークな感性が覚醒した、アカデミックでエクスペリメンタルなネオ・クラシカル・サウンド!
トム・ヨークがその才能を認め、ソロ・ツアーのオープニング・アクトに抜擢、そしてレディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受ける、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesの2018年の傑作『Shelley’s on Zenn-La』以来の新作『skins n slime』を完成。
USは再びNYのRVNG Intl.から。CDリリースは日本のみ。

現在の活動拠点であるスコットランドのグラスゴーで2019年の12月に完成したという本作は、ドイツ人のコンセプチャル・アーティストであるハンネ・ダルボーフェンの音楽的な数秘術や、オランダの無名の音楽家Enno Velthuysの作曲からもインスピレーションを受けたといい、濃密でシンセティックなモジュレーションを通したストリングスでエネルギッシュなパフォーマンスをみせている。この重厚な新しいサウンドのために苦しみと喜びの両方を受け入れ、アルバムのライヴ・パフォーマンス全体にチェロの “スライム”を作るという自作の方法を取り入れた。この豊かな層の溶け合いは、チェロの音色を変調させる2つのデジタル・ルーパー、ディストーション、コーラスのチェーンを通して染み出していく。

「Caregiver」パート1~5の組曲は、深い和声的不協和音を通して体験された、目に見えない犠牲と精神的な出会いの粛清。「Caregiver」のパート2(午前4時)とパート5(お金)は痛みを伴うような息切れのないのクレッシェンド噴流の中を激しく歪んだ音でまぶされていく。まるでコーツの感情の起伏を表現しているかのよう。本作の光と闇の虹色のコントラストは、崩壊するドローンに純粋なチェロの柔らかなサウンドが傍に寄り添い構築されており、Marianna Simnettの短編映画「The Bird Game」のサウンドトラックにも収録された「Philomela Mutation」の悲壮なストロークは、「Butoh baby」の明快なストリングの独奏と、「Reunification 2018」の猛烈な音へとつながっていく。これらの3曲はトム・ヨークとのツアーを回るために制作した楽曲とのこと。

そしてメロディックなつぶやきが印象的な「Still Life」から高騰する浮遊感に圧倒される「Honey」へとつながり、最後のトラック「Soaring X」では、前作にも参加していた女性アーティスト、Malibuをフィーチャーし、透明感のあるヴォイスがチェロに寄り添い、崇高なムードの中、心地よく幕を閉じる。

各所で高い評価を得た2018年の『Shelley’s on Zenn-La』はIDM~エレクトロニカの愛好家でもある彼ならではの、クラシカルな素養と電子音楽を融合させたハイブリッドな実験サウンドであったが、前作を”陽”とするなら、本作は彼の作曲家としての感性のダークな側面を呼び覚まされた印象。前作と異なりノンビートでチェロを主体に構築したサウンドの厳かさに才気が迸る。

CDリリースは日本のみ。CDにのみ30分を超えるトラック「Sidestepped」がボーナス・トラックとして収録される。

なお、本作の収益の一部はスコットランドのダウン症支援に寄付されます。


TRACK LIST:

01. Caregiver part 1 (breathing)
02. Caregiver part 2 (4am)
03. Caregiver part 3 (slorki)
04. Caregiver part 4 (spirit)
05. Caregiver part 5 (money)
06. Philomela Mutation (from The Bird Game soundtrack*)
07. Butoh baby
08. Reunification 2018
09. Still Life
10. Honey
11. Soaring X (feat. Malibu)
12. Sidestepped (Bonus Track)

 


OLIVER COATES:
現在はロンドンからスコットランドに居を移し活動しているチェリストで、これまでクラシック、オルタナティヴ、エクスペリメンタル、エレクトロニック・ミュージックなど様々なアーティストの作品に関わりながら、革新的なソロ作品を制作するプロデューサーでもある。王立音楽アカデミーでクラシックを学び、大学史上最高の成績を収め、オーロラ・オーケストラ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ロンドン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演を果たす。また、その一方で彼はAutechre等に触発されたエレクトロニック・ミュージックを制作している。Mira CalixとWarpの企画『The Elephant in the Room: 3 Commissions』でコラボを果たし、『Warp20 (Recreated)』のコンピでもMiraと共にBoards of Canadaのカヴァーを披露した。その他にも電子音楽家の重鎮Laurie Spiegel、現代音楽家John Luther Adamsとのコラボ、ポスト・クラシカル・アーティストとして注目を集めていたNico Muhlyのアルバム『Seeing Is Believing』や、Jonny Greenwoodが手がけた『There Will Be Blood』と『The Master』のサントラにも参加している。

2012年にはコンポーザー、Leo Abrahamsとエレクトロ・アコースティック的コラボ作『Crystals Are Always Forming』をリリース。翌2013年にデビュー・ソロ・アルバム『Towards the Blessed Islands』を発表した。その才能はThom Yorkeの目にとまり、Radioheadのアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加し、その後HerbertやDemdike Stareも絶賛するMica Leviとコラボ作も発表。2016年にセカンド・アルバム『Upstepping』をリリースした後、NYの最先鋭レーベルRVNG Intl.との契約に至り、『Shelley’s on Zenn-La』を発表各所で絶賛された。その後Thom Yorkeのサポート・アクトに抜擢されワールド・ツアーを回り、2020年再びRVNG Intl.から新作をリリースする。


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