昨年ニュー・アルバムをリリースし、Green-Houseと共に来日公演を行った、LAのLeaving RecordsのボスであるMatthewdavidと、Leaving Recordsから傑作アンビエント・コラボレーション・アルバムをリリースし、日本のみでCD化も決定したJ Foerster / N Kramer(初来日)、そして共作アルバムをリリースするなど以前からLeaving Recordsとの関わりが深い東京出身のプロデューサー、音楽家のFumitake Tamuraが共に回るLeaving Records Tour in Japan 2024の開催が決定致しました。詳細は以下をご確認ください。

Matthewdavid, Fumitake Tamura, J Foerster + N Kramer
Leaving Records Tour in Japan 2024

ロサンゼルスをベースに、ALL GENRE というイデオロギーを掲げてリリースを重ねるレーベル Leaving Recordsの創設者 Matthewdavidと、そこからリリースを重ねる Fumitake Tamura、J Foerster + N Kramerとの4人でのツアーを5月の初旬に開催します。

音楽ソフトや機材によって、音楽を簡単に作ることが出来るようになった現在、あえて独自の音楽話法を模索している音楽家が集まり、音楽制作者はもちろん新しい響きやコンセプト、また上質なものを探している方に届くようなイベントになればと考えます。また、世界のミュージシャンたちはCovidの時期、とても不安で自宅で制作することを余儀なくされました。また世界に散らばる音楽を愛する人達も、同じ様にプライベートな空間で音楽を楽しむことに慣れてしまいました。私(Fumitake Tamura)が住む日本で、彼らの素晴らしい音楽をシェアすることで、再び人々は素晴らしい音楽的な経験をお互いにシェアしあい、影響を与え合いながら豊かな時間を過ごせることを願い、我々は集まりました。

まるでマインドフルネス瞑想の場でサウンドトラックを流すGURUのようなMatthewdavidのプレイ、NornsとPCを使い音を重ねていくFumitake Tamura, またモジュラーシンセとエレクトリックヴィブラフォンを含む生楽器とのミニマルな構造と、有機的な響きのライブパフォマンスを披露する J Foerester と N Kramer。それぞれが特徴的なスタイルを持ち寄り会場を豊かな響きで包み込みます。今回のツアーに参加する全員が monome というNYの小さな会社が作っているNorns(https://monome.org/docs/norns/) というコンピューターを持ち歩き、スーパーコライダーでプログラムされた音楽プログラムの数々は、ゲームボーイのように入れ替え可能でジェネレーティブな作曲やライブパフォーマンスなどに豊かな偶然性をもたらします。

主催・企画:Fumitake Tamura / 田村 文岳
金沢公演のみ:共催 金沢21世紀美術館、Under a Tree 田村 文岳
協力:Leaving Records / PLANCHA / Ace Hotel Kyoto
お問い合わせ先:buntamura@gmail.com

 

金沢公演 Listen to Music Outside In The Daylight Under A Tree


日程:5月11日(土)

会場:金沢21世紀美術館・[晴天時]芝生広場 | [雨天時]交流ゾーン (〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2−1)
時間:Open/Start 13:00 (Close 17:00)

料金:入場無料、ドネーション

出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster / N Kramer
ASUNA
さわひらき

After Party
会場:secret location
詳しい情報は以下のInstagramのアカウントへDMでお問い合わせください。

more details, send dm to:
https://www.instagram.com/buntamura

今回はツアー初日の5月11日に、金沢の21世紀美術館の庭にて、ロサンゼルスで毎月開催されている UNDER A TREE という野外のコンサートを日本でも開催いたします。美術館に来場する方や、近くを行き交う方に気軽に耳を傾けていただけるように誰でも参加でき、また現地と同じくドネーションでの運営を行います。
ロサンゼルスでLeaving Records の創設者でもあるMatthewdavidのキュレーションにより、毎月開催されている UNDER A TREE では 最古の公共公園であるエリシアン・パークを会場に、シートやランチを持ち込みながら家族やコミュニティーでゆったりとそれぞれの時間をオープンに過ごせるよう、様々な工夫を凝らしています。
今年初めに地震が発生した北陸方面に存在する美術館において、音楽とアートの力で再度創造的な環境を作れないかという考えをもとに、金沢市の芸術の拠点とも言える金沢21世紀美術館での開催を取り組む試みです。音楽やアートをそれぞれの人生に寄り添いながら、豊かにするもの、と考え、なんとなく音が気になり惹かれる様に人が集まる、というようなイベントになると良いと考えています。

※金沢21世紀美術館は令和6年能登半島地震の影響により、6月21日まで展覧会ゾーン、「スイミング・プール」地上部、地下部は休場しています。最新の情報は、随時美術館WEBサイト、SNSでご確認ください。

 


 

京都公演 Ace Hotel Kyoto Lobby Live


日程:5月12日(日)
会場:Ace Hotel Kyoto・ホテルロビー(〒604-8185 京都府京都市中京区車屋町245−2
)
時間:Live 1 16:00- 17:00 / Live 2 18:00- 19:00
料金:入場無料

出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster / N Kramer

5月12日の午後には京都の Ace Hotel Kyoto のロビーにて、入場無料のコンサートを開催いたします。日本の意匠と西洋のテイストを融合させた隈研吾氏の建築に包まれ、ロビーを彩る染色工芸家 柚木沙弥郎氏のアート作品と天井の高い上質な空間の中で豊かな音楽体験をしていただくことが可能です。

 


 

兵庫公演


日程:5月15日(水)
会場:Tobira Records(〒675-2312 兵庫県加西市北条町北条142−9 2F)
時間:Open/Start 18:00
料金:ADV ¥3,500 / Door ¥3,800


出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster
(この日の公演はN Kramerの出演はございません)
Hakobune

NICKELMAN
bonnnounomukuro

DJ
RYO MATSUOKA

前売りチケットメール予約:tobirarecs@gmail.com
(件名を「5/15チケット予約」としてご氏名とご希望の枚数をご連絡下さい)

 


 

松山公演


日程:5月16日(木)
会場:どうごや(〒790-0841 愛媛県松山市道後多幸町6−38)
時間:Open 18:00 / Start 18:30
料金:ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000 SOLD OUT
予定人数に達した為ご予約受付終了致しました。

当日券の販売は今のところ予定ありません。

出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster + N Kramer

 


 

名古屋公演


日程:5月17日(金)
会場:duct / spazio rita(〒460-0008 愛知県名古屋市中区伊勢山 1-1-1 伊勢山ビル地下1階)
時間:Open/Start 19:00 (Close 23:30)
料金:ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000

出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
Alphabet Music
Shintaro
Free Babyronia

(この日の公演はJ Foerster / N Kramerの出演はございません)

チケット:
見せるだけで入場することができるE-チケットを販売しております。ぜひご利用ください。
https://fumitaketamura.stores.jp/items/6629bf438feb7802721b2e2f
※ 購入の際、金額の2%(60円)が発券手数料として発生します。ご了承くださいませ。

For the Nagoya show, we are selling e-tickets that allow you to enter the venue just by showing them. Please take advantage of this service.
https://fumitaketamura.stores.jp/items/6629bf438feb7802721b2e2f
※ 2% ticketing service fee will be charged.

 


 

浜松公演


日程:5月18日(土)
会場:BAR巡MIGURI (〒430-0931 静岡県浜松市中央区神明町218-18神明ビル3F)
時間:Open 20:00 – Close 29:00

料金 : ADV ¥2,500(1D付)  / DOOR ¥3,000 (1D付)

出演:

[GUEST LIVE]
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster + N Kramer

[LIVE]
kamagen
kashi(MODU/LABO)

[DJ]
NORIZM
SHIRATO
ABJONE
HAL

[VJ]
HIROSE

前売りチケット予約:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02waema6sxp31.html

 


 

東京公演


日程:5月19日(日)
会場:落合SOUP(〒161-0034 東京都新宿区上落合3丁目9−10 三笠ビル B1F)
時間:Open 17:00 / Start 17:30

料金:¥3,000 SOLD OUT
※ご好評につき定員に達したため、ご予約を締め切りました。当日券の販売はございません。
ご了承のほどどうぞよろしくお願いいたします。

出演:
Matthewdavid
Fumitake Tamura
J Foerster / N Kramer

 

 

Matthewdavid
オールジャンル・アーティスト、音楽プロデューサー、キュレーター、音楽業界エグゼクティヴであり、LAを拠点とする多作なレコード・レーベルである Leaving Records の創設者でもあり、過去にStones Throw recordsでA&Rを務めた。ミュージシャンとしての Matthewdavid は、最近ではAndré 3000とステージを共にし、André 3000のアルバム『New Blue Sun』にも貢献をしている。Matthewdavid はFlying Lotus のレーベル Brainfeeder からアルバムもリリースしているが、2023年に、正式なフル・レングスとしてはおよそ5年ぶりとなる生成力に満ちたニュー・アンビエント・アルバム『Mycelium Music』をリリースした。
https://www.instagram.com/matthewdavidmcq/

Leaving Records
Leaving Records はロサンゼルスを拠点とする、ALL GENLE (オールジャンル) のアーティスト コミュニティ。インディペンデントで実験的なミュージシャン、またそういったミュージシャンのサポートをする人々に対して経済的にフェアな未来を開拓することに重点を置いており、多様なコミュニティーやレイヤーに跨るような多様な音楽的フォーム = ALL GENLE を拡大し続ける活動をしている。
Leaving Records は、自発性、相互依存、ケアエコノミー、コミュニティの活性化に重点を置き、アーティストの著作の権利に対するレーベルの揺るぎないフェアな取り組みと、彼らが持つ高度にキュレーションされたカタログは、バランスを取りながらも常に普通であることの中心から少し外れつつ、フィジカル、デジタルともに質の高いリリースを精力的に続け、今年で15周年を迎える。
https://leavingrecords.com/

Fumitake Tamura
東京出身のプロデューサー、音楽家。
美しい作品は作家が持つお互いのアイデアの反射とそこからの影響から生まれる、という考えのもとに、数々のコラボレーションが進行中。Leaving Recordsより2枚の共作アルバムをリリース、R.A.P Ferreira、5lackへの曲提供やAOKI takamasaとのユニットNeutral、ピアニスト林正樹のアルバムへのエレクトロニクスでの参加や、美術家さわひらきへの映像作品への音楽提供など、オリジナルサウンドと多数の楽曲提供との間の階層をゆるやかに往来する。スペインの環境音楽家、Jason Kolàrとの共作アルバムがTaylor Deupreeのマスタリングを経てベルギーのレーベル DAUW からのリリースを予定している。
https://www.instagram.com/buntamura/

J Foerster / N Kramer
 ベルリンを拠点に活動する作曲家 Niklas Kramerと、パーカッショニストJoda Foersterのよるコラボレーション。
N Kramer こと Niklas Kramerは、初めて手に入れたギターでスリーコードを覚えてからすぐに自身の楽曲制作も開始し、その後様々な楽器に触れていくなかで、一つ一つの楽器を様々な種類の表現として捉えることが可能だと考えた。そういった初期の音楽制作や音楽そのものへの考察から、自身が音そのものに対しても大きな興味を持っていたことを徐々に認識するようになっていった。またJ Foerster ことJodaは、幼少期から専門的な音楽的な教育を受けながら音楽への深い理解への欲求に目覚めた。ライブではエレクトリックヴィブラフォンを含む生楽器を演奏し、Kramerが作る電子音のムードのなかに有機的なサウンドをレイヤリングしていく。
コラボレーションを開始する前、偶然にも同じバンドに参加していたことから音楽的にも意気投合した彼らは、J Foerster / N Kramer としての活動を開始し、Matthewdavid率いるLeaving Recordsから2021年に『Habitat』、2023年に『Habitat II』をリリースした。それらの作品は各所で高い評価を得ており、昨今のアンビエント、環境音楽のシーンの中でも注目の存在となっている。2人は彼ら自身の作曲のプロセスについて、即興演奏へのお互いの関心と、音楽制作においてとても重要な「最初に考えた最良のアイデア」を録音し、インデックス化するための彼らの方法についてこう語っている。同期しないが調和の取れている、ある種聞く人をもてなすようなループを短い時間制限のあるサンプラーに採取していき、それらの音のかたまりを有機的に作用するように積み重ねていく。こういうことがとても重要なプロセスである、と。https://www.instagram.com/___j_foerster/
https://www.instagram.com/n__kramer/

 

J Foerster / N Kramer “Habitat I + II” 5月10日 CD発売


Niklas KramerとJoda Foersterが名門Leaving Recordsからリリースした傑作アンビエント・コラボレーション作品『Habitat』のI(2021年)とII(2023年)が最新シングル「Endless」をボーナス・トラックに加え、2CD仕様で日本独自でCDにてリリース致します。来日公演でも各会場で販売致します。

Artist: J Foerster / N Kramer
Title: Habitat I + II
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: 2CD / Digital
※解説付き予定
※ボーナス・トラック1曲収録
Release Date (CD): 2024.05.10
Price(CD): 2,400 yen + tax
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/j-foerster-n-kramer-habitat/


ASUNA
(金沢公演に出演)

語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。代表作に「organ」の語源からその原義である「機関・器官」としてオルガンを省みた『Each Organ』(2002)、本の語源としてのブナの木を元に情報の記録・運搬について扱った作品『Epidermis of Beech』(2012)などがある。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品『100 Keyboards』(2013)で、「メルボルン国際芸術祭」(2018)、「シンガポール国際芸術祭」(2019)、「ベルファスト国際芸術祭」(2019) 、さらに2021年には米国/ニューヨークの現代音楽の名門・BAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)からの招待を受け全公演ソールドアウトとなる単独公演を成功させるなど、海外のアート・フェスティバルや実験音楽祭から多くの招待を受け、25カ国以上で展示/パフォーマンスを行う。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やPCベースによる作曲作品から即興演奏まで行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス『100 Toys』を中心とし、録音作品では毎回多岐に渡るコンセプトながらも一貫した作品制作を行い、海外のレーベルを中心にCDやレコードも多数リリース。現在は新作となる『Falling Sweets / Afternoon Membranophone』でも海外ツアーを行なっている。
https://www.instagram.com/asuna_aotoao/
https://sites.google.com/site/aotoao3inch/


さわひらき (金沢公演に出演)
石川県生まれ。高校卒業後渡英。ロンドン在住。友人の手伝いでコンピューターのアニメーションソフトを扱ったことをきっかけに、ビデオ作品を手掛けるようになる。現在は映像・立体・平面作品などを組み合わせ、それらにより構成された空間/時間インスタレーションを展開し、独自の世界観を表現している。自らの記憶と他者の記憶の領域を行き来する反復運動の中から、特定のモチーフに光を当て、そこにある種の普遍性をはらむ儚さや懐かしさが立ち上がってくる作品群を展開している。主な展示に「Memoria paralela」Museo Universidad de Navarra (2019,スペイン・パンプローナ)「Latent Image Revealed,  KAAT Exhibition 2018」神奈川芸術劇場 (2017,横浜)「Under the Box, Beyond the Bounds」東京オペラシティアートギャラリー / Art Gallery of Greater Victoria (2014,東京/カナダ ビクトリアBC)など。主なコレクションにHirshhorn Museum and Sculpture Garden, Smithsonian Institute (ワシントン)、Art Gallery of New South Wales (シドニー)、国立国際美術館 (大阪)、東京都写真美術館 (東京)、金沢21世紀美術館 (金沢)など。

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