Sign Libra: ラトビアの首都リガを拠点に活動している電子音楽家アガタ・メルニコワ(Agata Melnikova)によるソロ・プロジェクト。彼女の家族には元々芸術的な雰囲気があったようで、現在はアーティストとして活動している妹のダリア・メルニコワ(Daria Melnikova)と共に幼少期の1990年代はラトビア児童芸術ファンタジー・アカデミー(Latvian Academy of Children Artistic Fantasy)に通っていた。1995年にリガにあるエミルズ・ダルジンス音楽学校 (通称「ジュニア音楽院」) に入学し、2012年にラトビア音楽アカデミーの音楽理論と歴史学科を卒業した。長年クラシック音楽を専門的に学び、器楽曲の作曲に関する知識を持っていたという彼女は、しだいに電子音楽の制作へと興味をシフトしていった。その理由は、電子音楽を書くことへの好奇心と、子供の頃からのシンセサイザーの幻想的なサウンドへの愛情からだったようだ。そして自身のベッドルームで制作を始め、ちょうど自身の作品を作るためにAbleton Liveでいくつかのスケッチに取り組んでいたところ、以前コラボレーションをしたこともあった振付師、ミラナ・コマロワ(Milana Komarova)からとあるオファーを受ける。ミラナはオペラ座の芸術監督から、新しいホール(ラトビア国立歌劇場)でコンテンポラリー・バレエ公演を行うことを提案され、その振り付け用の音楽をアガタに依頼した。そして制作されたのが、2016年にミシガンを拠点とするニューエイジ・レーベルSounds Of The Dawnからデジタル・リリースされた彼女のデビュー作『Closer To The Equator』である。そのドリーミーなサウンドは早耳リスナーを中心に各所話題となり、2018年にはオヴスキュアなエレクトロニック・ミュージックを発掘・リリースするフランスはパリのAntinoteからヴァイナル化され、やがてその才能はニューヨークはブルックリンの名門RVNG Intl.の耳にとまることとなる。2020年にRVNG Intl.からアルバム『Sea to Sea』を発表。デビュー作の作風を踏襲しつつも、宇宙的でポップになった印象で、ダンサブルな曲調とポップに深化したニューエイジ・サウンドはより多くのリスナーの耳に触れることとなった。2023年には彼女の3作目となる作品『ヒドゥン・ビューティ(Hidden Beauty)』が引き続きRVNG Intl.からリリース。『Closer to the Equator』のニューエイジ的でバレエ的な響きと『Sea to Sea』のスペーシーでダンサブルなトラックのバランスを取りながら、巧みなポスト・モダン的アレンジとポピュラーで現代的な要素を組み合わせているたサウンドを見せ、さらなる評価を獲得した。
自身のルーツであるサイケデリック・フォーク(サイケデリック・フォーク・バンド、Spires That in the Sunset Riseのメンバーとしても活動してきた)の枠を遥かに超え 、実験的なサウンドと橋渡し、生々しく境界を押し広げる、ヴォーカリスト/マルチ・インストゥルメンタリスト/コンポーザーのKa BairdがRVNG Intl.か3/22にリリースする新作アルバム『Bearings: Soundtracks for the Bardos』からセカンド・シングルとなる「Gate IX」がリリースされ、ミュージック・ビデオも公開されました。
Ka Baird new single “Gate IX” out now
Artist: Ka Baird Title: Gate IX Label: PLANCHA / RVNG Intl. Format: Digital Single
Listen/Buy: https://orcd.co/pvm74pn
Ka Bairdがソロ・ニュー・アルバム『Bearings: Soundtracks for the Bardos』を携えて帰ってきた。このアルバムは、ニューヨークを拠点に活動するヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリスト、コンポーザーの恍惚としたライヴ・パフォーマンスの要素を、ミニマルで臓腑に響くコンポジションに絡めたもので、参加している様々な才人達とのコラボレーションによってその範囲とサウンドを広げている。このアルバムの11の楽章は、独自の多重性によって定義された変幻自在の呼び声として現れ、厳格なコンセプチュアリズムと音楽的技巧に翻弄された状況と悲しみの感情的な結末である。
Directed by Jennifer Juniper Stratford Costume Design : Kiki Stash Hair and Makeup: Joan Gray
A Telefantasy Studios Production
Music and Lyrics by Discovery Zone Produced by ET & Discovery Zone Mixed by ET Additional intro and bridge arrangements by Lucas Chantre Bass on bridge and additional percussion played by Lucas Chantre Mastered by Heba Kadry, New York City
Discovery Zone new album “Quantum Web” out March 8, 2023
Artist: Discovery Zone Title: Quantum Web
Label: PLANCHA / RVNG Intl. Cat#: ARTPL-207 Format: CD / Digital
※解説・歌詞対訳付き予定 Release Date: 2024.03.08 Price(CD): 2,200 yen + tax
2010年代初頭に生まれ故郷のニューヨークからベルリンに移り住んだソングライター、ヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリストのJJは、2020年に『Discovery Zone with Remote Control』を発表する前に、愛すべきアート・ロック・バンド、FensterのメンバーとしてMorr Musicなどから4枚のアルバムを発表し、音楽活動を発展させた。JJはDiscovery Zoneを、迷路やクライミング・ストラクチャーで埋め尽くされた屋内型の青少年向け娯楽施設チェーンにちなんで命名した。この施設は商業主義から生まれたもので、彼女は「見栄を張った檻」と表現しているが、それでも彼女や他の何百万人もの子供たちに探検する自由を提供していた。Discovery Zoneの音楽は、必然的な企業による社会的統制という認識と戯れながら、制度的な出所を曖昧にする音に独自の力と解放を見出している。
01. Supernatural 02. Pair A Dice 03. Ur Eyes 04. FYI 05. Qubit Lite 06. Test 07. Out 08. Operating System 09. Mall Of Luv 10. Kite 11. All Dressed Up With Nowhere to Go 12. Undressed 13. Qubit QT 14. Keep It Lite 15. Xrystal
盟友の韓国のアンビエント・デュオSalamanda、Asa ToneのメンバーでもあるTristan ArpとKaazi、そしてタイムダンスのワンダーキッド、Air Max ’97、ビョークとのコラボレーションも記憶に新しいKasimyn、ジャワ出身でバリ在住の新鋭Sattleのリミックスが収録されています。
Melati ESP “adaptations” out now Artist: Melati ESP Title: adaptations Label: PLANCHA / Carpark Records Format: Digital EP
01. TEPI MEMORI 02. BAHASA BARU 03. E.M.Z. 04. SPESIMEN SEMPURNA 05. INTUISI 06. KUPU KUPU ELEKTRONIK 07. DI ATAS 08. ITU CUKUP! 09. ANDA KATAKAN 10. KITA VS MEREKA 11. WANITA 12. ENERGI 13. KITA VS MEREKA (Salamanda Remix) * 14. ANDA KATAKAN (Tristan Arp Remix) * 15. BAHASA BARU (Kaazi’s Hyperspace Edit) *
*=日本盤CDボーナス・トラック
Cover by Kazuhiro Aihara Produced, written and recorded by Melati ESP & Kaazi Mixed by Tristan Arp (except track 3 mixed by Steve Nalepa) Additional production on 5, 6, 7, 8 by Tristan Arp Mastered by Christopher Botta at Fer Sound
昨年RVNG Intl.のReflectionsシリーズの第一弾として素晴らしいコラボ作をリリースしたギタリスト/ソングライターのスティーヴ・ガンと、現在は4AD所属のミニマル・アンビエント・プロジェクトBing & Ruthのメンバーであるピアニスト/コンポーザーのデヴィッド・ムーアが昨年行ったヨーロッパツアーの際にロンドンの名ヴェニュー、Cafe OTOで行われた5曲入りのライヴ音源『Live in London』が2/23にリリース決定。収録曲から「I」が公開。 また、昨年のアルバム『Let the Moon be a Planet』に本ライヴ盤を加えた日本のみの2CD仕様盤の同時発売決定。
Steve Gunn & David Moore “Live in London”
Artist: Steve Gunn & David Moore Title: Live in London Label: PLANCHA / RVNG Intl. Format: Digital album
Release Date: 2024.02.23
静まり返った部屋、落とされた照明、ステージ左右から入場してくるミュージシャンたち。しかし、ロンドンのCafe OTOは普通の部屋ではない。スティーヴ・ガンとデヴィッド・ムーアは、RVNG Intl.のリフレクションズ・シリーズ第1弾として発表されたコラボレーション・アルバム『Let the Moon Be a Planet』を引っ提げたヨーロッパ・ツアーの終盤に差し掛かっていた。彼らの相互作用は、恍惚の高みまで調和して研ぎ澄まされ、『Live in London』で繊細なディテールで記録されています。
ふたりは20年以上もの間、ニューヨークの音楽シーンの隣り合った一角でお互いに軌道に乗った活動をしてきた。ガンは、有名なシンガー・ソングライターとしてのソロ活動と、より実験的なギターのグループ活動という両極を行き来し、ムーアは、ピアニストとしてミニマル・アンサンブルのBing & Ruthでも高い評価を得ている。2人の距離が近く、長年に渡ってお互いを尊敬し合っていたにもかかわらず、『Let the Moon Be a Planet』は、アルバム・セッション中、2人とも同じ空間を占有することなく、まったく離れた環境で実現した。2023年4月10日にCafe OTOに到着する前のわずかな日程は、彼らが同じ場所と時間で一緒に演奏した最初の時だった。
ツアーに出発する前に(最後から2番目の夜にロンドンに到着する前にスカンジナビアと北ヨーロッパをたどる)、デュオは『Let the Moon Be a Planet』に収録されている楽曲を緩やかなフレームとして使用し、それまでの探求が開放性と適応性によって新たな状態へと進化することを可能にする一連の楽曲を開発した。このプロセスはツアー中も続いた。”OTOに到着するまでに、私たちはさまざまな部屋で音楽の中で生活し、交流の中で新しい自由を発見しました。演奏すればするほど、構造が壊れ始め、当初の出発点がほとんど溶けてしまった。”
それぞれに紛れもない長所があるとはいえ、ライヴ音楽は、私たちがスタジオ録音で最もよく遭遇するものとはまったく異なるものだ。特に、Cafe OTOでのガンとムーアのセットのように、即興を取り入れた場合は、生々しく、反応しやすく、傷つきやすく、修正のチャンスがあるときにはめったに現れない創造的な頂点に達することができる。『Let the Moon Be a Planet』の瞑想的な静けさと音色の相互作用という包括的な感性、そしてある種のテーマを受け継いだ『Live in London』の5曲は、独立したまったく新しい作品とみなされるべきである。それらは、ガンとムーアが進むべき道を発見し、リアルタイムで幽玄な断片からそれぞれの作品を組み立てている証しである。
Steve Gunn & David Moore “Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet + Live in London”
Artist: Steve Gunn & David Moore Title: Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet + Live in London
Label: PLANCHA / RVNG Intl. Cat#: ARTPL-210 Format: 2CD
※解説付き予定 Release Date: 2024.02.23 Price(CD): 2,400 yen + tax
RVNG Intl.のReflectionsシリーズの第一弾としてリリースされた、言わずもがなの名手2人のギターとピアノのによるシンプルながら味わい深いアンビエント・フォーク傑作に最新作であるライヴ盤『Live in London』を追加して日本限定の2枚組CDリリース!
Matador、Thrill Jockeyなどからもソロ作をリリースしているギタリスト/ソングライターのスティーヴ・ガンと、現在は4AD所属のミニマル・アンビエント・プロジェクトBing & Ruthのデヴィッド・ムーアによる2023年にリリースされた傑作コラボレーション作『Let the Moon be a Planet』がロンドンのCafe OTOで行われたライヴ盤『Live in London』を加えた2CD仕様でリリース決定!
スティーヴのクラシック・ギターとデヴィッドのピアノ、互いの即興演奏を通じ対話・交流するプロセスを存分に体感できる作品。
そして日本盤CDは2023年春にこのディオで行ったヨーロッパ・ツアーの最後から2番目の夜に、ロンドンの名ヴェニュー、Cafe OTOで行ったライヴ音源を収録した『Live in London』を収録したディスクを追加した2CD盤としてリリース。『Let the Moon Be a Planet』に収録された楽曲をライヴ・セット全体を通して緩やかなフレームとして使用し、5曲の新曲が発する瞑想的な静けさの中で緊張感を広げたり縮めたりしながら、ピアノとギターの波打つような相互作用と喜びと友情をリアルタイムで表現している。
TRACK LIST:
Disc 1: 1. Over the Dune 2. Painterly 3. Scattering 4. Basin 5. Morning Mare 6. Libration 7. Paper Limb 8. Rhododendron
ニューヨーク生まれでベルリンを拠点に活動するミュージシャン/マルチメディア・アーティスト、JJ Weihlによるエクスペリメンタル・ポップ・プロジェクトDiscovery Zoneが、RVNG Intl. / PLANCHAから2024年3月8日にリリースするセカンド・アルバム『Quantum Web』から、TopsのJane Pennyも参加したサード・シングル「All Dressed Up With Nowhere To Go」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開。
「All Dressed Up With Nowhere to Go」のビデオは、天使のアバターが仮想世界を探検し、地上の庭につながる炎のポータルに出くわすという内容だ。仮想世界は『Second Life』のようなゲームに似ているが、決まった目的はなく、私たちの現実にも明確な目的がないことを映し出している。天使とアバターは、神学における人工知能に似た知性やメッセンジャーの概念を反映し、人間に似た実体のない形態として類似している。天使のアバターが非物質的な庭と物質的な庭の両方を体現しているように、物質的な現実を超えたところに存在するバーチャルな領域と精霊の領域が絡み合っている。このビデオは、堕天使が住む天上の庭園とコード化された庭園の融合を探求している。監督・編集はJanosch Pugnaghi。
Discovery Zone new single “All Dressed Up With Nowhere to Go”
Artist: Discovery Zone Title: All Dressed Up With Nowhere to Go Label: PLANCHA / RVNG Intl. Format: Digital Single Buy/Listen: https://orcd.co/32lqojd
Concept by JJ Weihl and Janosch Pugnhaghi Video shot, directed and edited by Janosch Pugnaghi Extra material taken from Second Life Video assistance and BTS Pics by Marcel Sygula Hair and Makeup by Eve Litus
Music and Lyrics by Discovery Zone Produced by ET & Discovery Zone Mixed by ET Performed by Discovery Zone Flute written and performed by Jane Penny
Mastered by Heba Kadry, New York City
Discovery Zone new album “Quantum Web” out March 8, 2023
Artist: Discovery Zone Title: Quantum Web
Label: PLANCHA / RVNG Intl. Cat#: ARTPL-207 Format: CD / Digital
※解説・歌詞対訳付き予定 Release Date: 2024.03.08 Price(CD): 2,200 yen + tax
2010年代初頭に生まれ故郷のニューヨークからベルリンに移り住んだソングライター、ヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリストのJJは、2020年に『Discovery Zone with Remote Control』を発表する前に、愛すべきアート・ロック・バンド、FensterのメンバーとしてMorr Musicなどから4枚のアルバムを発表し、音楽活動を発展させた。JJはDiscovery Zoneを、迷路やクライミング・ストラクチャーで埋め尽くされた屋内型の青少年向け娯楽施設チェーンにちなんで命名した。この施設は商業主義から生まれたもので、彼女は「見栄を張った檻」と表現しているが、それでも彼女や他の何百万人もの子供たちに探検する自由を提供していた。Discovery Zoneの音楽は、必然的な企業による社会的統制という認識と戯れながら、制度的な出所を曖昧にする音に独自の力と解放を見出している。
01. Supernatural 02. Pair A Dice 03. Ur Eyes 04. FYI 05. Qubit Lite 06. Test 07. Out 08. Operating System 09. Mall Of Luv 10. Kite 11. All Dressed Up With Nowhere to Go 12. Undressed 13. Qubit QT 14. Keep It Lite 15. Xrystal
Kllo: オーストラリアはメルボルン出身のSimon Lam(プロダクション)とChloe Kaul(ヴォーカル)による従兄弟デュオ。エレクトロ・ポップ、R&B、UKガラージ、2ステップなどの要素を現代的な感性と広い視野を持った真摯なアプローチで融合させた、タイムレスなサウンドで2014年から活動開始。時にアッパーに、時にチルにと絶妙なバランスで展開するトラックに魅惑的なヴォーカルが乗る、ドリーミーでスタイリッシュなサウンドはロック〜クラブの垣根を越えて多くのリスナーに支持されている。 2014年にBBC Radio 1のプレイリストに収録された「Make Me Wonder」でデビューし、同年その曲を含むEP「Cusp』をオーストラリアのレーベルDot Dashからを発表。そのサウンドは瞬く間に注目を集め、Different Recordings(UK/EU)、Ghostly International(US)との契約に至り、2016年にEP『Well Worn』を発表。それらのEPは何百万ものストリーミングを記録し、ヨーロッパ中のフェスティヴァルに出演を果たし、UKネオ・ソウル/R&BシンガーNAO(ネイオ)やRÜFÜS DU SOLなどの世界的なツアーのサポート・アクトに抜擢された。2017年、Klloは洗練された青春を描いたフルレングス・デビュー作『Backwater』を発表。このアルバムは、外側の変化に対する内側の適応を描いている。故郷から遠く離れ、未知の領域を踏みしめながら、慣れ親しんだ快適さを切望している。アルバム・リリース以降、ワールド・ツアーに費やし、2018年9月には初来日公演も行った。そして2018年にはシングル「Candid」と「Potential」をリリースし、米国と英国でのヘッドライン・ライヴを完売させた。 セカンド・アルバム『Maybe We Could』は2020年半ばにリリースされ、NPR、FADER、GQ、ニューヨーク・タイムズ、BBC1、KCRWなどが熱烈なレビューを寄せた。ダンス・ミュージックのリズムとエモーショナルなコードとメロディが対になった10曲で、2人のアーティストが最も強く、かつ最も傷つきやすく、お互いに、そして自分たちの技術に正直に、本当の自分として活動していることが明らかになった。このアルバムは、オーストラリア国内でも賞賛され、オーストラリアン・ミュージック・プライズ(Australian Music Prize)にノミネートされた。 また、Klloのトラック「Bolide」は、ヒップホップ・デュオの$uicideboy$の「1000 Blunts」でサンプリングされ、現在1億2,000万回以上のストリーミングを記録している。
サイケデリック・フォーク・バンド、Spires That in the Sunset Riseのメンバーとしても活動してきた、ヴォーカリスト/マルチ・インストゥルメンタリスト/コンポーザーのKa Bairdが本名義での所属レーベルであるRVNG Intl.から久々の完全ソロ名義の新作アルバム『Bearings: Soundtracks for the Bardos』のリリースが3/22に決定。
Ka Bairdがソロ・ニュー・アルバム『Bearings: Soundtracks for the Bardos』を携えて帰ってきた。このアルバムは、ニューヨークを拠点に活動するヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリスト、コンポーザーの恍惚としたライヴ・パフォーマンスの要素を、ミニマルで臓腑に響くコンポジションに絡めたもので、参加している様々な才人達とのコラボレーションによってその範囲とサウンドを広げている。このアルバムの11の楽章は、独自の多重性によって定義された変幻自在の呼び声として現れ、厳格なコンセプチュアリズムと音楽的技巧に翻弄された状況と悲しみの感情的な結末である。
2022年にBeach FossilsやYeuleなどもリリースする気鋭のレーベルBayonet Recordsからデビュー・アルバム『5AM and I Can’t Sleep』をリリースした、ベトナム系アメリカ人のプロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト、Kelly Truongによるドリーム・ポップ・プロジェクト、kelzの初来日公演が決定。 サポート・アクトはHomie Homicideが務めます。
kelz: ベトナム系アメリカ人のプロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト、Kelly Truongによるソロ・プロジェクト。カリフォルニア州オレンジ郡の自宅で作曲・録音されている楽曲はノスタルジックでありながら希望に満ちた物語を描いている。その浮遊感溢れるドリーム・ポップは注目を集め、Beach FossilsやYeuleなどもリリースする気鋭のレーベルBayonet Recordsと契約し、2022年にデビュー・アルバム『5AM and I Can’t Sleep』を発表した。入念にループするビート、シンセティックな波形、織り成すギターのピッキングは、感情や避けられない時の流れを処理する瞑想のようであり、そのサウンドに溶け込む彼女の風通しの良いボーカルは、深夜に他の部屋にいる人を起こさないように小声で録音されている。各曲は引き波のように折り重なっていき、前の曲から伝染するメロディーの方向性を変えていく。kelzはそのプロセスを「何かに向かって走っているような感じ」だったが、それが何なのかは分からないと振り返る。まさに夜のドライヴにも最適な活気に満ちたエレクトロ・ポップ・トラックが絶妙のバランスとアレンジで配されており、極めて完成度の高いアルバムに仕上がっている。ここ日本でも専門店や早耳のリスナーを中心に話題となった。今回の来日公演が彼女にとって本国アメリカ以外で行う初めてのライヴとなる。