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Loraine James // Whatever The Weather Japan Tour 2022 全公演のフル・ラインナップが決定!

いよいよ来週開催に迫った、最注目のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサーLoraine Jamesが本名名義と共に別名義Whatever The Weatherでのパフォーマンスも披露する初来日のフル・ラインナップが決定しました。

Loraine Jamesの東京公演にはsubmerse, Noah, FELINE, samo, oyubi、Whatever The Weatherの東京公演には、兼ねてから交流の深いDaisuke Tanabe、そしてYosi Horikawaが出演。
Loraine Jamesの大阪公演にはDJ FULLTONO, Airali, Milez、Whatever The Weatherの大阪公演にはShing02 & SPIN MASTER A-1, Speedometer., Metomeが出演致します。
詳細は以下をご確認ください。

Loraine James // Whatever The Weather
Japan Tour 2022

2nd November @CIRCUS Tokyo *
w/ submerse, Noah, FELINE, samo, oyubi

3rd November @CIRCUS Tokyo **
w/ Yosi Horikawa, Daisuke Tanabe

4th November @CIRCUS Osaka *
w/ DJ FULLTONO, Airali, Milez

5th November @CIRCUS Osaka **
w/ Shing02 & SPIN MASTER A-1, Speedometer., Metome

6th November @FESTIVAL de FRUE **

* = Loraine James
** = Whatever The Weather

 


Loraine James 東京公演

日程:11/2(水・祝前日)
会場:CIRCUS TOKYO

時間:OPEN/START 23:00
料金:ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500

出演:
Loraine James
submerse
Noah
FELINE
samo
oyubi

詳細:https://circus-tokyo.jp/event/loraine-james/

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715180001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351038


Whatever The Weather 東京公演

日程:11/3(木・祝日)
会場:CIRCUS TOKYO

時間:OPEN 18:00 START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Whatever The Weather
Yosi Horikawa
Daisuke Tanabe

詳細:https://circus-tokyo.jp/event/whatever-the-weather-japan-tour-2022/

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715200001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351039


Loraine James 大阪公演

日程:11/4(金)
会場:CIRCUS OSAKA

時間:OPEN/START 23:00
料金:ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500

出演:
Loraine James
DJ FULLTONO
Airali
Milez

詳細:http://circus-osaka.com/event/loraine-james-japan-tour-2022/

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715220001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/buy/1tjW:oO5:b7d7f


Whatever The Weather 大阪公演

日程:11/5(土)
会場:CIRCUS OSAKA

時間:OPEN 18:00 START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Whatever The Weather
Shing02 & SPIN MASTER A-1
Speedometer.
Metome

詳細:http://circus-osaka.com/event/whatever-the-weather-japan-tour-2022/

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715240001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351041


FESTIVAL de FRUE 2022

Whatever Ther Weather名義で11月6日(日)に出演

開催日時:
11月5日(土) 開場 11:00 / 開演 11:00 / 終演 27:00
11月6日(日) 開場 9:00 / 開演 9:00 / 終演 20:00
※予告なく変更する場合があります

場所:つま恋リゾート彩の郷 (静岡県掛川市満水(たまり)2000)

チケットや他の出演者の詳細はFRUEのウェブサイトをご確認ください。
https://festivaldefrue.com/

 


主催・企画制作:CIRCUS / PLANCHA
協力:BEATINK / FESTIVAL de FRUE

 

Photo credit: Tim Saccenti

Photo credit: Tim Saccenti


Loraine James // Whatever The Weather:

ロレイン・ジェイムス(Loraine James)はノース・ロンドン出身のエレクトロニッック・ミュージック・プロデューサー。エンフィールドの高層住宅アルマ・エステートで生まれ育ち、母親がヘビーメタルからカリプソまで、あらゆる音楽に夢中になっていたおかげで、エレクトロニカ、UKドリル、ジャズなそ幼少期から様々な音楽に触れることとなる。10代でピアノを習い、エモ、ポップ、マス・ロックのライヴに頻繁に通い(彼女は日本のマスロックの大ファンである)、その後MIDIキーボードとラップトップで電子音楽制作を独学で学び始める。自宅のささやかなスタジオで、ロレインは幅広い興味をパーソナルなサウンドに注ぎ込み、やがてそのサウンドは独自の特徴へと進化していった。
SquarepusherやTelefon Tel Avivといった様々なアーティストやバンドに影響を受けながら、エレクトロニカ、マスロック、ジャズをスムーズにブレンドし、アンビエントな歪んだビートからヴォーカル・サンプル主導のテクノまで、独自のサウンドを作り上げた。
彼女は2017年にデビュー・アルバム『Detail』をリリースし、一部のオーディエンスにしか届かなかったものの、DJ兼プロデューサーであるObject Blueの耳に留まった。彼女はロレインの才能を高く評価し、自身のRinse FMの番組にゲストとして招き、Hyperdubのオーナーであるスティーヴ・グッドマン(別名:Kode 9)にリプライ・ツイートをして、Hyperdubと契約するように促した。それが功を奏し、Hyperdubは2019年に彼女独特のIDMにアバンギャルドな美学と感性に自由なアプローチを加えたアルバム『For You and I』をリリースし、各所で絶賛されブレイク作となった。その後、彼女は『Nothing EP』、リミックス、コラボレーションをコンスタントにリリースし、2021年に同様に誠実で多彩なフルレングス『Reflection』を発表し、さらなる評価を獲得した。

そしてロレインは本名名義での活動と並行して、別名義プロジェクトWhatever The Weatherを2022年に始動した。パンデミック以降の激動のこの2年間をアートを通じて駆け抜けてきた彼女はNTSラジオでマンスリーのショーを始め、Bandcampでいくつかのプロジェクトを共有し、前述したHyperdubから『Nothing EP』と『Reflection』の2作のリリースした。そして同時に自身が10代の頃に持っていた未知の創造的な領域へと回帰し、この別名義プロジェクトの発足へと至る。Whatever The Weather名義ではクラブ・ミュージックとは対照的に、キーボードの即興演奏とヴォーカルの実験が行われ、パーカッシヴな構造を捨ててアトモスフィアと音色の形成が優先されている。
そしてデビュー作となるセイム・タイトル・アルバム『Whatever The Weather』が自身が長年ファンだったというGhoslty Internationalから2022年4月にリリースされた。Loraineは本アルバムのマスタリングを依頼したTelefon Tel Aviv、HTRK(メンバーのJonnine StandishはロレインのEPに参加)、Lusine(ロレインがリミックスを手がけた)など、アンビエントと親和性の高いGhostly Internationalのアーティスト達のファンである。
「天気がどうであれ」というタイトルにもちなんで、曲名は全て温度数で示されている。周期的、季節的、そして予測不可能に展開されるアンビエント〜IDMを横断するサウンドで、20年代エレクトロニカの傑作(ele-king booksの『AMBIENT definitive 増補改訂版』にも掲載)として幅広いリスナーから支持を得ている。

 

Loraine James東京公演出演者


submerse:

イギリス出身・東京在住のsubmerseはゲーム音楽やアメコミ、90年代のアー バンミュージックなど超個人的な影響を独自のセンスで消化し、ヒップホッ プ、R&B、Footwork/Juke、を縦横無尽に横断するユニークなスタイルを持つ ビートメーカーとして知られている。これまでにベルリンの老舗レーベル Project: Mooncircleなどから作品をリリースし、SonarSound、Boiler Room、 Low End Theory Tokyoなどに出演。2019年には待望の3rdアルバム’See You Soon’がProject: Mooncircleよりリリースされる。また、Pitchfork、The Fader、FACT Magazine, BBCといった影響力のあるメ ディアから高い評価を受ける。
submerse.bandcamp.com
twitter.com/submerse
Instagram.com/submerse


Noah:

北海道出身の音楽家。子どもの頃から慣れ親しんできたピアノの繊細さ、ミニマルなビートとR&Bの要素、VaporwaveのLo-Fiさとノスタルジーが同居する彼女の楽曲には、妖艶さと可憐さを併せ持った独創的な個性が形作られている。3枚のミックステープに続くファーストアルバム「Sivutie」をFLAUよりリリース、英ガーディアンでMura Masa、Little Simz、Tinkらと共に同年のBest New Bands5組に選ばれる。イギリスのプロデューサーkidkanevilとのプロジェクトnemui pjや、Teams、Repeat Patternと共にコンセプトアルバム「KWAIDAN」、SELA.やJoni Voidへの客演を経て、ミニアルバム「Thirty」(2019)、EP「Étoile」(2021)を発表。


FELINE:

1995年生まれ。地元である茨城県水戸市にてDJを始める。
現在は東京都内を拠点に移し、フィールドを固定することなくほどよく活動中。
UKのベースミュージック/レフトフィールドを主軸としつつ、感覚的に様々な色を織り込んでいくミックススタイルが特徴。常に模索しています。


SAMO (FULLHOUSE):

NY産まれ明石育ちの小さなヤンキーDJ。
Paradise Garage体験者の親の元、幼少期にJazz Drumを経験。動物的ノリ+テクニックで、Smoothな旋律やJunkなRave soundを素材に使い、時に空間を愛で満たし、時に理性を砕きフロアを解放する。
Represent OSAKA FULLHOUSE。


Oyubi:

2017年よりDJ/プロデューサーとして活動を開始。juke/footwork、UK BASS、techno等を織り交ぜたプレイを得意とする。フットワークダンサーとしても活動しており、過去にはフットワーク日本一を決めるBattle Train Tokyoにも参戦。DJ、そしてダンサーとしてのハイブリッドな感性から生み出されるjuke/footworkやghetto techはシーンを超え注目を集め、2020年には〈TREKKIE TRAX〉からCarpainterとのスプリットEPをリリース、音楽ゲームKONAMI – DanceDanceRevolution A20への楽曲提供など活動の幅を広げている。2022には大阪とプロデューサーFetusが共作で参加したミニアルバムを〈TREKKIE TRAX〉よりリリースし、Kush Jones, Objekt, Ben UFOからのサポートを受けた。また個人でもBandcampでのリリースを重ねている。


Whatever The Weather東京公演出演者


Yosi Horikawa:

環境音や日常音などを録音・編集し楽曲を構築するサウンド・クリエイター。2012年のEP『Wandering』2013年の初アルバム『Vapor』、2019年の2ndアルバム『Spaces』それぞれTime Out、The Japan Times、The Guardian等、多数媒体のBest Album of the yearに輝く。リリースの度にワールドツアーを行い、Glastonbury Festival, Sónar Barcelona, Dimensions Festival, Ozora Festival, Gilles Petersonが主宰するWorldwide Festivalを始めとする多数の世界的大型フェスティバルや、イギリス発ライブストリーミングチャンネルBOILER ROOM London、ロサンゼルスの伝説的イベントLOW END THEORY等に出演。また2014年には自身の音楽制作過程を追ったドキュメンタリームービー「Layered Memories」が完成し話題をさらった。楽曲リリースの他、光州デザインビエンナーレにおいて建築家隈研吾の作品のためのサウンドデザイン、日本科学未来館におけるiPS細胞関連の常設展示でのサウンド、イタリアの革製品ブランド〈Furla〉やファッションデザイナーKansai Yamamotoのコレクションやブランド音楽の制作、700年以上の歴史を持つ静岡県沼津市大中寺の庭園にてマルチチャンネルサウンドインスタレーション等を制作。空間音響デザインのシーンでも高く評価されており、東急プラザ銀座内〈METoA Ginza〉のエレベーターのサウンド・デザイン、八丁堀に誕生したSound & Bar〈HOWL〉のサウンドシステムを担当し、会場のスピーカー設計・製作を手がけるなど、幅広い分野において活動している。

photo by Takashi Honma

Daisuke Tanabe:
長らく友人とのコミニケーションとして楽曲を作り続けていたが、ロンドンのオーディエンス参加型イベントCDRを経てリリースした初のEPがBBC Radio1 Worldwide Awardにノミネートされ、徐々にリスナーの幅を広げる。時に無数の音を丁寧に敷き詰めたような楽曲は一部の音楽ファンから根強く支持され、その後も多くの海外ツアーや都市型フェスSónar Barcelonaへの出演、ミラノサローネやOff-Whiteコラボセレクションへの楽曲提供等国内外問わず幅広く活動中。釣り好き。


Loraine James大阪公演出演者


DJ Fulltono (EXIT Records / Tekk DJz):

DJ/トラックメイカー。1996年京都にてDJ開始。その当時はミニマルテクノを主体としていたが、その中でもシカゴハウス・ゲットーハウスに惹かれ、2000年を境にシカゴ・ジューク、デトロイトのゲットーテック・エレクトロを主としたスタイルにシフトする。
2008年にレーベル〈Booty Tune〉を開始。国内初のジューク/フットワークのレーベルとして、国内外のアーティストをリリース。ベースミュージックの祭典〈Outlook Festival Japan Launch Party〉にBooty Tune Crewとしてサウンドクラッシュに参戦しレーベルを全国へアピール。DJ活動と並行し、タワーレコードの音楽情報サイト〈Mikiki〉への連載や、CDライナーノーツへの執筆。Planet MuやHyperdubの日本版オフィシャル・プロモ・ミックスCDを手がけるなど、日本ではマイナージャンルであったジューク・フットワークを普及するための活動を行う。
2014年に自身のレーベルから発表したミニマルを前面に押し出したジュークEP 『My Mind Beats Vol.01』がUSの〈Orange Milk〉にライセンスされ、USの音楽メディア『Rolling Stone』誌の “20 Best EDM and Electronic Albums of 2015” に選出された。2016年ポーランドで開催されたUnsound Festivalに出演。同年のUSツアーでは、ロサンゼルスの老舗パーティー〈Low End Theory〉に出演他、長年の目標であったシカゴでのDJを果たす。
2019年に、dBridge主催レーベルEXIT Recordsより “Before The Storm EP” をリリース。
現在のプレイスタイルは、ジューク・フットワークを、自身のルーツであるミニマルテクノ的な感性でミックスする独自のスタイルを追求している。


Airali:

https://linktr.ee/airali


Milez:

FULLHOUSEに所属するDJ。
https://www.instagram.com/milezlance


Whatever The Weather大阪公演出演者


Shing02
1975年東京生まれ、環太平洋を拠点に活動するMC/プロデューサー。国内外のアーティストと競演を重ねながら、現代音楽としてのヒップホップを体現する。現在はハワイに拠点を置き、自身のブランドSeavenのデザイン、様々な音源のレコーディングに取り組んでいる。

SPIN MASTER A-1:
洗練されたパフォーマンスでオーディエンスを魅了し日本の伝統サウンドをフィーチャーしたスタイルで表現をアップデートしている。DJという枠を超え「LIVEができるアーティスト」として国内外問わず活動範囲を広げている。プロデューサーとしても数々の楽曲提供を行う。またShing02のツアーDJとしても活躍している。
2019年、和楽器サウンドをフィーチャーしたShing02とのアルバム「246911」とビートミックステープ「MAWASHI」をリリース。2020年にBREAKBEATS アルバム「B-BOY IN THE SAMURAI SHADOW」「NAMAIKI」をリリース。2021年にPart2をリリース。「和音洋才」をテーマにコンスタントにリリースを重ねる。


speedometer. (JUN TAKAYAMA):

90年代よりspeedometer.として活動、6作のアルバムをリリース。イルリメとのユニット「SPDILL」、中納良恵(ego-wrappin’)、山中透(ex.ダムタイプ)とのコラボレーションから、二階堂和美の編曲、ビッグポルノ楽曲担当、市川準監督作品への楽曲提供など。近年はAUTORA(山本アキヲ+高山純+砂十島NANI+森雄大)としても2作のアルバムをリリース。アパレルブランド「mizuiro-ind」のコレクションに楽曲提供、台湾・蔡健雅のアルバムに編曲者として参加。2015年から、slomosとしてのソロ活動を開始。2017年、slomos album”slomos” (felicity)をリリース、2018年、shrine.jpより”CEE / DEE”e.p.をリリース。2019年秋よりspeedometer.の活動再開。2021年、鴨田潤主宰のJUN RECORDSより17年ぶりのアルバムをリリース。
https://takayamajun.com/


metome:

南大阪を拠点に活動する音楽家Takahiro Uchiboriのソロ・プロジェクト。2013年に1stアルバム『Opus Cloud』、翌年には2ndアルバム『Objet』を発表、2015年には米ツアーを敢行する。同2015年にEP『Angel』、2016年にEP『Palm』を発表、コンテンポラリー・ダンス・ユニットKaycee Rice & Bailey Holtへの楽曲提供。2018年にEP『Shibboleth』、3rdアルバム『Dialect』をリリース。同年、台湾、北京でのライブを敢行する。


Immersive voices 2nd set – dip in the pool 2022 live

さる9月11日に開催され好評を博した第一回に続く”Immersive voices”シリーズ第二回は、12月4日に渋谷WWWにおいてドラムにダニエル・バエデール、ベースに松井敬治、ギターに窪田晴男、そしてビブラフォンに山田あずさを迎え、第一回とは趣を異にしたバンドスタイルで開催が決定。
オープニングアクトには木村達司がプロデュース中の若手アーティストToshi & Ashleyが登場し日本初ライブを披露致します。

このライブイベントは株式会社KORGの全面協力の下『Live Extreme』(KORGの高音質 配信システム)を用いてリアルタイムでスタジオ・クオリティーのハイレゾ(96kHz)+バイノーラル音声で世界配信、後日にはハイレゾ+サラウンド音声(5.1ch)でのアーカイブ視聴も可能という、イマーシブ(=没入感のある)オーディオ時代のライブ配信を他に先駆けて実現。

凛々しくも柔らかい甲田益也子の歌声と個性豊かなゲストと共に紡ぎ出すdip in the poolならではの美しくビジョナリーな音世界にダイブして存分にお楽しみください!

詳細は以下をご確認ください。

Immersive voices 2nd set – dip in the pool 2022 live

日時:12月4日(日)
時間:Open 17:00 / Start 18:00
会場:渋谷 WWW

・会場ライブ
料金 : 前売 6,000円 / 当日 6,500円
(+1drink/全椅子席自由/消費税込)
前売予約サイト : イープラス
https://eplus.jp/dipinthepool2022live/

・オンライン配信
料金 : 3,000円 (消費税込)
*アーカイブ閲覧可能
配信視聴サイト : dip in the pool Live Extreme
https://econtent.jp/store/dipinthepool

出演:
dip in the pool / Toshi & Ashley / 窪田晴男 (Guitar) / 山田あずさ (Vibraphone)

dip in the pool よりお知らせ
2022.12.04 Immersive voices 2nd set – dip in the pool 2022 liveのサポート・ミュージシャンであるDaniel Baeder(Drums)、松井敬治(Bass)が体調不良の為今公演は不参加となりました。
両名の参加を楽しみにして頂いたお客様には申し訳ございません。
当日は一部演目、演出を変更しミクスチャーなライブ構成となります。
尚、本変更による払い戻しはございません。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
※12/2(金)18:00更新

主催 dip in the pool
企画制作 dip in the pool / ROCK MADE
協賛 株式会社コルグ
協力 Powered by Live Extreme
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業


dip in the pool:

1983年に作/編曲を担当する木村達司(track)と、作詞担当の甲田益也子(vo)が結成したデュオ。独特の音楽センスとファッショナブルなヴィジュアルが話題を呼び、86年にイギリスはROUGH TRADEよりデビュー。国内では86年MOON RECORDS(現在はワーナーミュージック内のレーベル)よりデビューアルバムをリリース。88年にTV-CMに使用されたシングル「Miracle Play ~ 天使の降る夜」で大きな人気を集めた。
過去にレコーディング参加したミュージシャンは、佐久間正英、清水靖晃、窪田晴男、富家哲、トニー・レヴィン、ミノ・シネル、モーガン・フィッシャー、ピーター・シェラー(アンビシャス・ラバーズ)、といった個性豊かな実力者ばかりであった。
マイペースな活動と並行して、甲田益也子が89年に映画『ファンシイダンス』で役者としてもデビューし、映画『白痴』では主演をつとめた。木村達司は他アーティストのプローデュース、アレンジやCM、映画音楽制作等、個々の活動も多彩に展開している。
MOON RECORDSでアルバム4枚、EPIC SONY (現在のEPIC RECORD)で3枚、EAST WORKSでアルバム1枚を発表。98年にはEAST WORKSより作曲及びプロデューサーに細野晴臣、清水靖晃、テイ・トウワ、ゴンザレス三上、ピーター・シェラー、etc.という豪華な顔ぶれを迎えた甲田益也子のソロアルバムをリリース。
その後の活動休止を経て2011年に本格的に再始動、14年ぶりになるアルバム『brown eyes』をリリース。
2013年には木村達司がモーガン・フィッシャー、安田寿之と共にアンビエント・エレクトロニカ・アルバム『Portmanteau』をリリース。甲田益也子がゲストボーカルとして4曲参加している。
2015年1月に伊藤ゴロー、古川初穂らをゲストに迎えた10枚目のアルバム『HIGHWIRE WALKER』をリリース。
2016年にアムステルダムに本拠を置き世界中に多くのファンを擁する復刻レコード専門レーベルMusic From Memoryから89年に発表した『On Retinae』が12 inch・シングルとしてリイシューされ世界的に再評価される。
2017年にはアメリカのアンビエント・デュオVisible Cloaksからの依頼を受けシングルを共作リリースし、来日イベントでは共演も果たしている。
2018年、オーストラリアはメルボルンとシドニーのでのフェス、イベントに参加。
2019年、フランスはパリ、スウェーデンはストックホルムでのフェス参加、ライブ公演を行う。
2020年、カナダの奇才、CFCFとの共作曲をdip in the pool名義としては4年振りにシングルをリリース。
また、世界を三つのタイムゾーン(JST for Asia, Oceania, CET for Europe, Africa, CDT for North and South America.)に分け、それぞれのゾーンに向けたオンラインライブ配信=バーチャル・ワールドツアー ‘Around the World in a Day’ を開催し話題となる。
2021年、9/24リリースのシングル「What about this love」を含むニュー・アルバム『8 red noW』を10/20にリリース。そして東京、京都、北海道を巡る『dip in the pool tour 2021“Departures”』を行った。

https://dipinthepool.com/


Toshi & Ashley:
Toshi & Ashley (“トシアシュ”)は東京・ニューヨークを拠点に活動するサウンドアーティスト・鶴岡利久と詩人・Ashley Munizによるエクスペリメンタル・エレクトロニック音楽バンド。「 声( 詩 )」に直感的な「音」を織り交ぜ、音楽と文学への好奇心を融合するデュエット。
これまでに朗読とAIによる音楽生成の研究をInternational Computer Music Conference (2019 New York)で発表したり、Inter BEE (2021/2022 幕張メッセ)でのサラウンド展示など、様々なシーンで活躍している。

https://www.toshiandashley.com/


Kate NVが新機軸を感じさせる目まぐるしくカラフルな新曲「early bird」をリリース&ミュージック・ビデオも公開

Credit: Jenia Filatova

Credit: Jenia Filatova

マルチハイフネイト・アーティスト、Kate ShilonosovaによるKate NVが、新曲「early bird」を公開しました。インストゥルメンタルで2分半強のコンパクトな楽曲で、2020年のアルバム『Room for the Moon』のアヴァン・ポップ・モードとは若干異なっていますが、2021年のシングル「d d don’t」や2022年に軍事紛争地域から避難する人々を支援する団体Helping To Leaveへのベネフィットのためにリリースした長年のコラボレーターであるAndrey Bessonovと即興で作った音楽のセレクション作品『bouquet』に続く、軽快な趣きのサウンドとなっています。

「early bird」は、陽気で熱狂的で、意図的に荒廃させた音の集合体です。渦巻きやスプリング、ピエロの自転車のクラクションを模した金管楽器、アート・オブ・ノイズ風の弦楽器の突き刺すような音、膨らむ風船、そしてもちろん、ねじまき鳥のさえずりと鳴き声の群れが丸ごと入っているのです。この曲の唐突な終わり方は、アーティストが曲の構成に新しいアプローチを取ったことを示唆しています。音楽的な驚きと興味の瞬間的な断片、あるいはKateが言うところの「面白い小さな音」- ここではミクロがマクロとなり、視点が鮮やかな驚きに変わります。

Kateの持ち前のユーモアのセンスと、音楽へのアプローチの遊び心をさらに高め、「early bird」はリスナーを万華鏡のゴーグルをつけて、彼女の見ている世界を一瞬だけ見つことができるように誘います。ゴーグルをかけても効果がない場合は、Vladimir “Vova” Shlokovによるミュージック・ビデオをご覧ください。

 

Kate NV new single “early bird” out now


Artist: Kate NV
Title: early bird
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/a2em69a

Kate NV — Early Bird (Official Video)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=86UHdsbNZKs

created by Vladimir Shlokov

KATE NV:
ロシアはモスクワをベースに活動しているプロデューサー/DJ/演奏家/ヴォーカリスト、ケイト・シロノソヴァによるソロ・プロジェクト。元々はSonic YouthやDinosaur Jr.などに影響を受けたオルタナティヴ・ロック〜ポストパンク・バンド、Glintshakeのヴォーカルとして活動。また、同時に20世紀のクラシカルなミュージシャン達とCornelius Cardewのアイデアとアヴァンギャルドなコンポーズを再構築するMoscow Scratch Orchestraのメンバーでもある。それらと平行してソロとしてNVを始動させ、2014年にジャパニーズ・ポップスやニュージャックスウィング、90’s R&Bなどの影響を感じさせるEP『Pink Jungle』を発表し注目を集め、同年、Red Bull Music Academy Tokyoで初来日を果たす。2016年に待望のソロ・デビュー・フル・アルバム『Binasu』を2016年にGiant ClawとSeth Graham主宰の重要レーベル、Orange Milkからファースト・アルバム『BINASU』をリリース。各所で絶賛され、世界各国をライヴで飛び回る。その才能はエクスペリメンタル・ミュージック・シーンの最先鋭レーベルであるブリルックリンのRVNG Intl.の目にとまり、契約を果たし、2018年にセカンド・アルバム『для FOR』をリリースした。その後初の単独来日ツアーを成功させ、収録曲「вас YOU」は細野晴臣のラジオで2度に渡りプレイするなど、日本でも話題となり、浜離宮恩賜庭園で開催された花紅柳緑(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)への出演も果たした。2020年待望のサード・アルバムを完成。引き続き現代エクスペリメンタル・ミュージックの最先鋭レーベル、RVNG Intl.からリリースした。


Gold Pandaが11/11におよそ6年ぶりにリリースする4作目の新作アルバム『The Work』から新たな先行シングル「The Dream」がリリース&MV公開

Photo Credit: Laura Lewis

Photo Credit: Laura Lewis

自身の個人的な経験や成長をそのサウンドで一際エモーショナルに表現するロンドンのエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、Derwin DickerによるGold Pandaが11月11日におよそ6年ぶりにリリースする通算4作目の新作アルバム『The Work』から新たな先行シングル「The Dream」がリリース、同時にミュージック・ビデオも公開されました。

ダーウィンはこの曲に関して、“The Dreamはもともと複数の曲で構成されていて、ハープの音の部分は別々だったんですが、そのサンプルをこの曲に落とし込んだら、とてもうまくいったのです。ドラムはmax/mspで作ってMPCでサンプリングしたものです。オーガニックなレコード・サンプルとデジタル・ドラム、テクスチャーは私のお気に入りの組み合わせです。“
“この曲がどのように仕上がるのか、当初は全く予想がつきませんでした。夢のように、新しい要素が導入され、一見場違いなように見えて、他のパートが再び入ってくる…そして突然完成したのです!そして今、私はようやくこの曲を全体を通して聴くことができます。それは長い間、複数の曲として存在していたので意味は無いと思っていたのですが、(それらを融合することで)完全に意味があるものでした。”と説明し、
MVを監督したRob Brandonはヴィジュアルについて、”iPhone 6でVRアプリをいろいろ試していたら、楽しいものに行き当たった。去年から探っていたものを組み合わせたんだ ”
と語っています。

 

Gold Panda New Single “The Dream” out now


Artist: Gold Panda
Title: The Dream
Label: PLANCHA / City Slang
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/v5ve9b4

Gold Panda “The Dream” (Official Video)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=eVx0W5nl8a8

Video by Rob Brandon

 

Gold Panda New Album “The Work” 11/11 release


Artist: Gold Panda
Title: The Work
Label: PLANCHA / City Slang
Cat#: ARTPL-183
Format: CD / Digital
Release Date: 2022.11.11
Price(CD): 2,200 yen + tax

※ボーナス・トラック2曲収録
※解説付き


自身の心象風景とフロアを地続きに横断するエモーショナルなエレクトロニック・ミュージックを構築するロンドンのプロデューサー、Gold Pandaのおよそ6年ぶりの新作アルバム!父親になるという大きな変化を経て、大胆で遊び心に満ちた傑作を完成!

アーティストがリリースするレコードを通じて、自身の個人的な経験や成長を時系列で表現することはそれほど珍しいことでないが、Gold Pandaほどエモーショナルにそれを表現するエレクトロニック・アーティストはなかなかいない。

Gold PandaことDerwin Dickerの待望の4thフルアルバム「The Work」。このアルバムのタイトルは、彼が6年の歳月をかけて制作したレコードを文字通りに表現していると同時に、より深く掘り下げると、彼が今この場所に辿り着くまでの経緯も同じように反映されているという、興味深いものとなっている。
「”The Work”は、私のセラピーでよく使われているもので、セルフケアやメンタルヘルスに関する本でもよく耳にする言葉です。私はセラピー、ランニング、ピラティス、そしてオステオパスを実践してきました」と笑います。しかし、ここ数年は「セルフケアと、自分のどこが悪いのか、なぜ落ち込んでいるのかを知るために自分自身に働きかけること」が主な目的だったと、より簡潔に語っている。また、長女が生まれたことで自分の時間を作ることが難しくなったという。

ダーウィンは、人生観とセルフケアの両方を変える必要があると気づいた、とても具体的な瞬間を挙げている。「日本にいたとき、とてもひどいホテルに泊まったんです。窓がひとつしかなくて、その窓はバスルームにあったんです。ホテルの部屋から出ると、そこは24階建ての巨大なタワーマンションで、人が飛び降りないようにメッシュのネットが張られていたんです。とても憂鬱だったし、『なんてこった、まだジャンプできる』と思った」。

「本当に二日酔いだったんだ」と彼は明かす。「それが最後の泥酔だった。お酒を飲むのは好きだけど、二日酔いや後悔、不安や憂鬱には耐えられないんだ。その時はまだシラフでライヴをしたことがなかったから、リアルタイムで自分が何をやっているのか意識しながら、新しいことを克服しなければならなかった。アルコールがあると、間違った自信を持つことになります。それに、恐怖や緊張に対抗したり克服したりするために酔うのではなく、恐怖や緊張を感じることを選択し、自分の感情ともっと向き合うことを学ばなければなりませんでした」。

個人的にもアーティストとしても、明らかに幸せでリラックスしている彼は、現在進行中の変化の最大のきっかけは父親になったことであることを明かしています。「娘たちが生まれた今、目標は生き続けることだ」「40代で幸せになれるとは思っていなかった。でも、40歳になったことで、他の人が期待していることではなく、自分が好きで心地よくできることに気づけたと思う」と付け加えました。期待に応えることは、ダーウィンの私生活と同様に新曲にも表れており、「The Work」がこれまでで最も変化に富み、驚くべきレコードになったことを彼は喜んでいる。「多くの曲は、あなたが期待するような方向には進まないと思う。たくさんの変化と、たくさんのことが起こっているんだ」。

Gold Pandaのレコードはどれも、彼自身の人生の重要な分岐点にあったことは明らかだ。デビュー作『Lucky Shiner『(2010年)は、彼の20代後半の姿を映し出したもので、自由で、固定観念に縛られない、目まぐるしい作品だった。その次のアルバムは『Half of Where You Live』(2013年)というタイトルで、当時の彼の感情的な見通しがよくわかるタイトルだ。彼は音楽の境界線を押し広げながら、評価が高まり、個人的にも仕事的にも都市間を移動する生活を送るアーティストとはどういうことかを問いかけた。3枚目のアルバム『Good Luck And Do Your Best』(2016年)は、故郷エセックスと、かつては一時定住したこともあり、たびたび訪れていた日本に根ざし、自己とサウンドを温かく再確認させるものだった。

そして6年後の現在、『The Work』は、自分自身と音楽の実践を振り返り、適応し、改善するために時間と注意を払い、驚くべき結果を出した作品だ。この作品は、彼のこれまでのキャリアを特徴づけてきたエモーショナルな資質を呼び起こすと同時に、より大胆で遊び心のあるものに仕上がっている。本作は、明らかにダーウィンに良い影響を与えており、2022年までの自身の音楽の旅について、嬉しそうに考察している。「私はいつも”クール”な音楽をやりたかったんだけど、自分が作る音楽しか作れないんだよね。だからクラブ・ミュージックを作るのは難しいんだと思う。クラブにいる時間が少ないんだ」と笑う。”自分がどこに当てはまるのかわからない、それがいいのかもしれない”と彼は笑う。


TRACK LIST:

01. Swimmer
02. The Dream
03. The Corner
04. The Want
05. I’ve Felt Better (ThanIDoNow)
06. Plastic Future
07. New Days
08. I Spiral
09. Arima
10. Chrome
11. Joni’s Room
ボーナス・ダウンロード・コード
12. I’ve Felt Better (Daniel Avery Remix) [Bonus Track]
13. Plastic Future (Skee Mask Remix) [Bonus Track]
(帯裏のダウンロード・コードから入手可能)
※諸事情によりボーナス・トラックの仕様が変更になりました。

 


反復とポリリズムを駆使しスリリングなサウンドをみせるHorse Lordsが劇的な進化を遂げて名門RVNG Intl.から放つ新作アルバム『Comradely Objects』からセカンド・シングル「May Brigade」がリリース&MV公開

Photo credit: Margaret Rorison

反復とポリリズムを駆使し、マス/ポストロック+プログレ+フリー・ジャズとでも形容できそうなスリリングで中毒性の高いインストゥルメンタルを構築する、ボルチモアのAndrew Bernstein(サックス、パーカッション、エレクトロニクス)、Max Eilbacher(ベース、エレクトロニクス)、Owen Gardner(ギター、エレクトロニクス)、Sam Haberman(ドラム)による4人組インストゥルメンタル・バンド、Horse LordsがNYの名門、RVNG Intl.と契約して11/4にリリースする通算5枚目となる新作アルバム『Comradely Objects』から先行セカンド・シングルとなる新曲「May Brigade」がリリース、合わせてミュージック・ビデオも公開されました。

この新曲「May Brigade」は、フリー・ジャズ、モード・ジャズ、その他のジャズ・フォームにバンドが影響を受けていることが窺える曲です。サックス奏者のAndrew Bernsteinのソロ、Max EilbacherとSam Habermanのリズム・セクションは、曲調、テンポ、ボトムエンドの間で揺れ動く中、Owen GardnerはMiles Davisのライヴ盤『Dark Magus』での展開を彷彿とさせるオーヴァードライヴィンなギターのスクラッチを炸裂させています。彼らが今回の新作アルバムで新しく採用したスタジオ・レイヤリングの新鮮味を楽しみながら一体感を増して、最後はドローンでフェイドアウトする目まぐるしい展開の曲で、現在のバンドの真骨頂とも言えるサウンドです。

ミュージック・ビデオのディレクターにはマルチディスィプリナリィ・アーティストのMary Helena Clarkを起用しています。ビデオに関して彼は ”私の作品はすべて、因果関係や生気を操る音と映像の関係性、つまりシンクロニシティ(共時性)で勝負しています” ”「May Brigade」では、曲のリズムにマッチする人間以外のイメージを探しました。ズームやフラッシュライトの光がメロディラインやリズムにマッチして、被写体を探すこと自体が被写体になりました。” と語っています。

 

Horse Lords New Single “May Brigade” out now


Artist: Horse Lords
Title: May Brigade
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
https://orcd.co/nvnp9m

Horse Lords – May Brigade [Official Video]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=FQpBwbey-dY

Video by Mary Helena Clark

 

Horse Lords New Album “Comradely Objects” 11/04 release


Artist: Horse Lords
Title: Comradely Objects
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-182
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※解説付き

Release Date: 2022.11.04
Price(CD): 2,200 yen + tax


RVNGと電撃契約!劇的な進化!反復とポリリズムを駆使し、バトルス、CAN、キング・クリムゾン、Zs、アニコレ等も想起させるマス/ポストロック+プログレ+フリー・ジャズとでも形容できそうな刺激的サウンドでスリリングなダイナミズムを操るHorse Lordsの通算5作目の衝撃的ニュー・アルバム!

ボルチモアのAndrew Bernstein(サックス、パーカッション、エレクトロニクス)、Max Eilbacher(ベース、エレクトロニクス)、Owen Gardner(ギター、エレクトロニクス)、Sam Haberman(ドラム)による4人組インストゥルメンタル・バンド、Horse Lordsが通算5枚目のニュー・アルバム『Comradely Objects』で帰還!

これまでの4枚のアルバムと4つのミックス・テープでは本質的なインストゥルメンタル・サウンドを堅持してきたが、このアルバムではそのサウンド・アプローチに再び焦点が当てられ、バンドの幅広い音楽的視野の中の異質な要素が、推進力のあるリズムのグリッドにしっかりと引き寄せられている。『Comradely Objects』は、新たな自由度と冷静なコントロールによって様々な音像が舞い上がる。この変化は、ある意味、状況によってもたらされたものだ。パンデミックで世界がひっくり返る中、2020年初頭のアルバム『The Common Task』のツアーをキャンセルせざるを得なくなったHorse Lordsは、すぐにボルチモアのスタジオに戻り、『Comradely Objects』の元となる音楽の組み立てを始めた(Bernstein、Eilbacher、Gardnerはその後ドイツに移住している)。ツアー中に新しい音楽を洗練させるという試行錯誤の方法から離れ、4人組はライブでの演奏性を確保するためのエネルギーを減らし、リハーサルとレコーディングに注力した。珍しく、じっくりと作曲とレコーディングを行った結果、創造性と音楽性の新たなピークを示す作品群が生まれ、スタジオでの散漫な作業に陥ることもなく、充実したものとなったという。

ミニマリズムとグローバルな伝統音楽のマントラ的な反復、複雑な対位法、微分音による繊細さ、アヴァンギャルドから引き出された幅広い音色と質感など、Horse Lordsが確立したパレットを構成するお馴染みの要素に加え、いくつかのスタイル上の際立った革新が反映された作品となっている。このアルバムは、バンドの他の作品よりもフリー・ジャズに近く、エレクトロ・アコースティックのスペクトルを持ち、予想外で変則的でありながらも快活なシンセサイザーで鼓動している。これらの新しい要素は、スタジオで時間をかけて丁寧に作られた証拠だが、『Comradely Objects』には、バンドの最高の瞬間を活気づける、目もくらむばかりの強烈なリズムのエネルギーが残されている。

Horse Lordsのインストゥルメンタルは、それ自体、この4人組が共有する音楽的、社会政治的なビジョンを語るために不可欠なものだ。タイトルは、美術史家のクリスティーナ・カイエルが2008年に出版したロシア構成主義のデザインに関する本『Imagine No Possessions』に由来している。構成主義者は、資本主義芸術の芸術的エゴイズムや貴重な芸術品を敬遠し、大衆のための実用的なオブジェを支持してきた。”『Comradely Objects』は、集団的で平等主義的な理想を促進するものでなければならない”とバンドは指摘する。”彼らは、実用性を重視し、素材を前面に押し出したシンプルで飾り気のないフォルムを好む傾向にあった。『Comradely Objects』は、このことが音の素材、音楽、アルバム、そして21世紀の芸術制作にとってどのような意味を持つかを通じて作品を制作している。”

『Comradely Objects』は、Horse Lordsのこれまで培ってきたフォーマットの可能性を再定義するだけでなく、自信と精巧さの新しい輪郭を加えている。また、ラディカルな音楽的・政治的アイデアを現代音楽に持ち込む第一人者としての彼らの地位は、偶然にもロックであることを証明し、音符、ビート、生の音とともに、美学と社会の形式、目的、意図を問い続けるバンドの最も崇高なドキュメントを提示している。新しいユートピアを記録しているのではなく、進行中の革命のスリリングな肖像画を描いているのだ。

Horse LordsとRVNG Intl.を代表して、このリリースによる収益の一部は、中部大西洋地域の主要な移民団体であり、移民家族を支援し、すべての人が社会に完全に参加するために必要な中核的支援を保証する全米のリーダーであるCASAに寄付されます。


TRACK LIST:

01. Zero Degree Machine
02. Mess Mend
03. May Brigade
04. Solidarity Avenue
05. Law of Movement
06. Rundling
07. Plain Hunt on Four


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