Green-House

“エコ・アンビエント”・デュオGreen-HouseがGhostly Internationalへ移籍、ニュー・アルバム『Hinterlands』を3月20日にリリース。新曲「Farewell, Little Island」がMVと共に公開。

Photo by Daniel Dorsa

Photo by Daniel Dorsa

Olive ArdizoniとMichael Flanaganによるロサンゼルス拠点のアンビエント・デュオ、Green-Houseが、新たにGhostly Internationalと契約。2023年の前作『A Host for All Kinds of Life』に続く待望のニュー・アルバム『Hinterlands』を3月20日にリリースすることを発表。あわせて、アルバムからの先行シングル「Farewell, Little Island」がMVと共に公開された。

今作についてArdizoniは、「幸福や喜び」といった感情を、芸術の文脈ではしばしば重く扱われがちなものとしてではなく、音楽の中で正当なものとして表現するというアイデアを軸にしている、と語っている。

なお新曲の「Farewell, Little Island」というタイトルは、現代テクノロジーによって沈みゆく村を描いた、Sándor Reisenbüchlerによる古い短編アニメーション作品から引用されたもの。

 

Green-House’s new album “Hinterlands” out March 20, 2026


Artist: Green-House
Title: Hinterlands
Label: PLANCHA / Ghostly International

Cat#: ARTPL-253
Format: CD
CD Release Date: 2026.03.20
Price(CD): 2,200 yen + tax

※ボーナス・トラック1曲収録予定
※解説付き予定


2023年の初来日も記憶に新しい、“エコ・アンビエント”・デュオGreen-Houseが、名門 Ghostly International移籍第一弾となる待望のサード・アルバム。自然と寄り添い、その繋がりを確かめ合うように、都市と野生、有機体とデジタルの境界を流麗に横断する未踏の音響風景(ヒンターランド)へ。溢れ出す“喜び”と“驚き”を鮮やかに鳴らす、新時代のマスターピースがここに。

Green-Houseとして活動するOlive ArdizoniとMichael Flanaganは、喜びを感じさせるダイナミックなシンセシス(音の合成)を通じて、人間性と自然界のつながりを探求している。

二人の共同制作は非常に深い。それはまるで迷彩(カモフラージュ)のように、周波数と表現が幾重にも重なり合う対話のプロセスだ。プロジェクトの出発点は、どちらのアーティストから始まることもある。Ardizoniがメロディを書き、Flanaganがそこに倍音(ハーモニクス)を構築していくこともあれば、その逆もまた然りだ。彼らのアイデアが二重螺旋のように絡み合い、個々の要素を超越した深淵な響きへと昇華される瞬間、そこにGreen-Houseとしての真の力が宿るのである。

名門Ghostly Internationalからの初リリースとなるフルアルバム『Hinterlands』において、彼らはその鮮やかなインストゥルメンタル・ソングクラフトをさらに洗練させ、ジャンルの枠に縛られない、より自由な躍動を手に入れた。これまでの作品よりもアクティブで打楽器的なアプローチ、そして感情豊かなエネルギーを湛えた本作。流れるような音の連なりは、聴く者の目の前に広大な景色を映し出す。『Hinterlands』は、この世界の美しさに対し、一種の「急進的で誠実な真心(radical honesty)」を持って向き合っているのだ。

2020年以降、ロサンゼルスのレーベルLeaving Recordsから数々の作品を世に送り出してきた二人は、常に環境への好奇心を抱き続けてきた。生楽器とシンセサイザー、高精細なサウンドデザイン、そしてArdizoniならではの独創的なメロディ。それらを駆使して、彼らは身近な場所から遠く離れた異郷(Hinterlands)まで、あらゆる空間を音で描き出す。

その旅は、アルバムの冒頭から鮮烈に始まる。オープニングの「Walking Through The Maples」では、生命力に満ちた複雑なレイヤーが、まるで目覚めたばかりの森を歩くような感覚を呼び起こす。続く「Mist On The Moat」は、霧に包まれた内省的な風景を描き出し、静謐な没入感を与える。

「The Cloud Table」は、本作の方向性を象徴する一曲だ。これまで以上にパーカッシブな要素が強調され、軽快なリズムと浮遊するシンセサイザーが絶妙な均衡を保っている。「The Wind Through The Chimes」では、風の動きを音に変換したかのような繊細なテクスチャが広がり、リスナーを束の間の瞑想へと誘う。

そして、タイトルトラックである「Hinterlands」。ここでは、アルバム全体のテーマである「未踏の地」の広大さと、そこにある微細な生命の鼓動が、ドラマチックな構成力をもって表現されている。続く「The Silent Summer」や「The Bird Of Paradise」でも、Green-Houseのシグネチャーと言える、色彩豊かで喚起力に満ちた音像が絶え間なく溢れ出す。

Green-Houseの音楽は、既存のカテゴリーに容易に収まるものではない。ニューエイジの思想やスピリチュアリティとは明確に一線を画しており、その音の構築美と密度の高さは、もはや「アンビエント」という言葉だけでは語り尽くせない。IDMや現代音楽の領域にまで大胆に踏み込んだ本作において、それでも変わらず底流に流れているのは、世界に対する開かれた好奇心と驚きの念である。

「音楽の中で、芸術としては軽視されがちな『幸福』や『歓び』といった感情を、揺るぎない正当なものとして表現したい」とArdizoniは語る。たとえ歌詞がなくても、彼女の多才なパーソナリティは、音の粒子一つひとつから眩いばかりに溢れ出している。

この『Hinterlands』は、単なるアルバムではない。それは、私たちが住むこの世界を、より鮮明に、より深く感じるための新しい地図なのだ。

Tracklist:

01. Sun Dogs
02. Sanibel
03. Farewell, Little Island
04. Misty Step
05. Dragline Silk
06. Hinterland I
07. Hinterland II
08. Hinterland III
09. Well of the World
10. Under the Oak
11. Bronze Age
12. Valley of Blue
ボーナス・トラック収録予定

 

Green-House’s new single “Farewell, Little Island” out now

Green-House – Farewell, Little Island (Official Video)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=YrbAUBAhmqk
Credits:
Michael Flanagan – Directed, Edited
Olive Ardizoni & Scott Tenefrancia – Yosemite photography

 

Green-House:

ロサンゼルスを拠点とする Olive Ardizoni と Michael Flanagan によるプロジェクトであり、2020年に Leaving Records から発表した『Six Songs for Invisible Gardens』で植物の生命力と共鳴する「エコ・アンビエント」という新たな地平を切り拓き、2021年の『Music for Living Spaces』でその評価を決定的なものとすると、2023年10月から11月にかけては待望の初来日ツアー(東京・大阪・京都・岡山・名古屋・松本)を敢行し、日本の環境音楽への深い敬愛を滲ませた多幸感溢れるライブパフォーマンスで各地のオーディエンスを魅了した Green-House は、2026年に名門 Ghostly International への電撃移籍を果たすとともに、これまでの静謐なテクスチャを保持しつつもより躍動的なパーカッションと「急進的で誠実な真心」をコンセプトに掲げ、デジタルと自然界が未踏の調和を見せる待望のサード・アルバム『Hinterlands』を世界に放つ。


GREEN-HOUSE “A Host For All Kinds of Life” [ARTPL-204]

Artist: Gree-House
Title: A Host For All Kinds of Life
Cat#: ARTPL-204
Format: CD / Digital

※解説:柴崎祐二
※日本独自CD化
※正方形紙ジャケット仕様

Release Date: 2023.10.13
Price(CD): 2,200 yen + tax


人間と自然を調和させる現代アンビエント・シーンの再注目アーティスト、Green-HouseのLeaving Recordsから『Six Songs for Invisible Gardens (EP)』『Music for Living Spaces』に続く”エコ・アンビエント”作3作目にして、通算2作目となるフル・レングス『A Host For All Kinds of Life』が完成。

Olive Ardizoniが立ち上げたプロジェクトで、現在はMichael Flanagan(デザイナーでもあり、これまでのGreen-Houseの作品のアートワークも手がけている)をフィーチャーしたデュオとして活動しているGreen-Houseが、Leaving Recordsから3作目のリリースとなる”エコ・アンビエント”・アルバム『A Host For All Kinds of Life』を完成。このアルバムは、環境変化/劣化に対する反応として個人が経験する憧れや苦悩である「ソラスタルジア」(自分のなれ親しんだ土地が戦争や環境破壊で変貌してしまうのではないかという苦悩や哀愁)という半流行のコンセプトを扱っている。深く根付いた、政治的根拠を持つ楽曲群で、明確な構造、勢い、揺らぎを持つサウンドを特徴としている。リスナーには、ゆっくりとした時間を過ごし、自分を見つめ直し、周囲の人間だけに止まらず世界に耳を傾け、これから起こる不確実性を踏まえて勇気と喜びを集めるよう促している。

人為的な気候変動によるカオスが蔓延する時代において、「ソラスタルジア」は、便利で半ウイルス的な概念として浮上してきた。しかし、私たちの多くにとって、この概念/前提の核心には問題、罠、言いようのない空虚感が存在する。特に、生涯にわたって自然から疎遠になり、それでも問題の深刻さと複雑さを理解している都市生活者にとっては。どのように嘆くのだろうか? Olive Ardizoniが立ち上げ、現在は長年の協力者であり親友でもあるMichael Flanaganと正式にデュオ・プロジェクトとして活動しているGreen-Houseは、おそらく間接的に、つまり探求的で非独断的なやり方で、この理解のギャップに取り組もうとしている。

Green-HouseのデビューEP『Six Songs for Invisible Gardens』は、2020年にリリースされ、コロナ禍の”ロックダウン”の真っ只中と重なった。カセット・リリースのパッケージには、リスナーが撒けるように野草の種が入っていたことでも知られている。このジェスチャーは、Ardizoniの真摯で真剣な信念の証である。このEPをカルト的なエコ・アンビエント・ヒットとして定着させた方式をさらに洗練させた『Music for Living Spaces』は、2021年にGreen-Houseの初のフルレングスとしてリリースされた。そしてこのたびリリースとなる『A Host For All Kinds of Life』は、一連のリリース・シリーズの3作目であり、そのタイトルはすべて”for”を中心に展開されている。

本作は間違いなくGreen-Houseの中でも最も広がりのあるリリースである。アルバムのタイトルと、Flanaganがデザインした万華鏡のようなフラクタルなジャケット・アートを考慮すればわかるだろう。『A Host For All Kinds of Life』は、Green-Houseが常に緊張関係にある「アンビエント・ミュージック」の概念そのものを悩ませている。一見ソフトに見える曲が、実はエッジの効いたものだとしたら? 気楽で瞑想的な喜びが、私たちの考え方を根本的に変えてしまうとしたら? 世俗的な主体としての私たちの役割そのものなのだろうか? Lynn Margulisの作品と、生物学的相互主義(両方の種が利益を得る種同士の結びつき)の進化的役割に関する我々の急成長中の理解を元にしているという本作は、深く根付いた、政治的根拠のある歌の組曲である。9曲目の「Everything is Okay」(ちなみにこの曲は、彼らの母親がArdizoniに残した優しいメッセージという、このリリース唯一の人間の声で終わっている)の金色に輝く60年代を彷彿とさせるメロディックなアラベスクを見てほしい。

Ardizoniは会話の中で、喜びの中心性についてよく話している。Green-Houseの存在そのものが、反抗的な行為として喜びを選ぶだけでなく、自分たちの身近にあるどんな植物の生命にも喜びを見出そうという意識的な決断にさかのぼることができるのだ。この意味で、Green-Houseのすべてのリリース(特に『A Host for All Kinds of Life』)は、カジュアルなリスナーや初めて聴くリスナーには理解できないかもしれないラディカルさを体現している。病める世界で喜びを選択し、模範とし、表現するには勇気が必要だ。A Host For all Kinds of Life』は、聴く人に、ゆっくりとした時間を持ち、自分の周りにある人間以上の世界に耳を傾け、これから起こる不確実性を踏まえて勇気と喜びを集めるように促す。


TRACK LIST:

01. Coquina
02. Lichen Maps
03. Desire Path
04. Castle Song
05. Far More Other
06. Luna Clipper
07. Ferndell Shade
08. A Host For All Kinds Of Life
09. Everything Is Okay
10. Many Years Later

 


GREEN-HOUSE “Solar Editions” [ARTPL-174]

Artist: Gree-House
Title: Solar Editions

Cat#: ARTPL-174
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※正方形紙ジャケット仕様

Release Date: 2023.10.13
Price(CD): 1,800 yen + tax


Olive Ardizoniによるプロジェクト、Green-Houseが2022年にLeaving Recordsからカセット/デジタルでリリースしていた4曲入りEP『Solar Editions』が日本限定でCD化。

本作は2021年〜2022年の間に録り溜められていた未発表曲、レア音源のコレクション。
これらの音源も最新アルバム同様にMichael Flanaganをフィーチャーしたデュオでの録音で、架空のデパート、ウェンディ・カルロスにインスパイアされたヴァーチャル・クラシカル、サウンドスケープ・スライス。クラウトロックを想起させるアルペジオとスペーシーなシンセがレイヤードされ浮遊し、高揚していく、メロディアスで心地よくも没入感のあるコズミック・ニューエイジ・アンビエント・サウンド。


TRACK LIST:

1. Mycorrhizae Dreams
2. Morning Glory Waltz
3. Produce Aisle
4. Flora Urbana Absumpto


GREEN-HOUSE

ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクトとして始動し、現在は盟友Michael Flanagan(Green-Houseの諸作を始め様々なアーティストの作品のデザインも手がけるデザイナーでもある)をフィーチャーしたデュオとして活動している。ノンバイナリー・アーティストとして、演奏者としても聴き手としても障壁の少ない空間を創りたいと考えており、意図的に素朴さを持ってプロジェクトに取り組み、シンプルさを通して自由を見つける曲を作り上げている。2020年にリリースされた「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトにしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がロングセラーとなり、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となる。2021年にはファースト・フル・アルバム『Music For Living Spaces』を発表し、EPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げ、パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスを紡ぎ出し、さらに評価を高めた。2022年には2021年〜2022年の間に録り溜められていた未発表曲、レア音源のコレクション『Solar Editions』を発表。そして2023年10月にセカンド・アルバム『A Host For All Kinds of Life』がリリースされることが発表され、遂に待望の初来日ツアーが決定した。


初来日ツアーも控える現代アンビエント・シーンの中核Green-HouseがLeaving Recordsからの“エコアンビエント”3作目として10/13にリリースするセカンド・フル・アルバムから新たな先行曲として『風の谷のナウシカ』にインスパイアされたタイトル・トラックを公開!

Photo by by Sam Lee

遂に待望の初来日ツアーも控える現代アンビエント・シーンの最注目アーティスト、Green-House(Olive Ardizoniが立ち上げたプロジェクトで、現在はMichael Flanaganをフィーチャーしたデュオとして活動)。
Leaving Recordskから『Six Songs for Invisible Gardens (EP)』『Music for Living Spaces』に続く”エコ・アンビエント”リリース第三弾として、10/13リリースにリリースされるセカンド・フル・レングス『A Host For All Kinds of Life』から先行セカンド・シングルとしてタイトル・トラックの「A Host For All Kinds Of Life」がリリースされました。

「A Host For All Kinds Of Life」は宮崎駿の映画特に『風の谷のナウシカ』に影響を受けているようで、Green-Houseは
“宮崎映画について、自然と現代の関係を描く方法についてよく話していたんだ。特に『風の谷のナウシカ』は、私たちにとって大きな参照点となった。この曲は、その同じ精神を捉えようとしたものなんだ”
と語っています。

Green-HouseはMatthewdavidと共に今月末から来日ツアー始まります。アルバムは『A Host For All Kinds of Life』ツアーで先行販売される予定です。

 

Green-House new single “A Host For All Kinds Of Life” out now

Artist: Green-House
Title: A Host For All Kinds Of Life
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/n3bp7p

Green-House – “A Host For All Kinds of Life” (Visualizer)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=nc9ZwJAMvTs
Art by Michael Flanagan

 

Green-House new album “A Host For All Kinds of Life” out Oct 13


Artist: Green-House
Title: A Host For All Kinds of Life
Label: PLANCHA / Leaving Records
Cat#: ARTPL-204
Format: CD / Digital
Release Date: 2023.10.13
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説付き予定


人間と自然を調和させる現代アンビエント・シーンの再注目アーティスト、Green-HouseのLeaving Recordsから『Six Songs for Invisible Gardens (EP)』『Music for Living Spaces』に続く”エコ・アンビエント”作3作目にして、通算2作目となるフル・レングス『A Host For All Kinds of Life』が完成。

Olive Ardizoniが立ち上げたプロジェクトで、現在はMichael Flanagan(デザイナーでもあり、これまでのGreen-Houseの作品のアートワークも手がけている)をフィーチャーしたデュオとして活動しているGreen-Houseが、Leaving Recordsから3作目のリリースとなる”エコ・アンビエント”・アルバム『A Host For All Kinds of Life』を完成。このアルバムは、環境変化/劣化に対する反応として個人が経験する憧れや苦悩である「ソラスタルジア」(自分のなれ親しんだ土地が戦争や環境破壊で変貌してしまうのではないかという苦悩や哀愁)という半流行のコンセプトを扱っている。深く根付いた、政治的根拠を持つ楽曲群で、明確な構造、勢い、揺らぎを持つサウンドを特徴としている。リスナーには、ゆっくりとした時間を過ごし、自分を見つめ直し、周囲の人間だけに止まらず世界に耳を傾け、これから起こる不確実性を踏まえて勇気と喜びを集めるよう促している。

人為的な気候変動によるカオスが蔓延する時代において、「ソラスタルジア」は、便利で半ウイルス的な概念として浮上してきた。しかし、私たちの多くにとって、この概念/前提の核心には問題、罠、言いようのない空虚感が存在する。特に、生涯にわたって自然から疎遠になり、それでも問題の深刻さと複雑さを理解している都市生活者にとっては。どのように嘆くのだろうか? Olive Ardizoniが立ち上げ、現在は長年の協力者であり親友でもあるMichael Flanaganと正式にデュオ・プロジェクトとして活動しているGreen-Houseは、おそらく間接的に、つまり探求的で非独断的なやり方で、この理解のギャップに取り組もうとしている。

Green-HouseのデビューEP『Six Songs for Invisible Gardens』は、2020年にリリースされ、コロナ禍の”ロックダウン”の真っ只中と重なった。カセット・リリースのパッケージには、リスナーが撒けるように野草の種が入っていたことでも知られている。このジェスチャーは、Ardizoniの真摯で真剣な信念の証である。このEPをカルト的なエコ・アンビエント・ヒットとして定着させた方式をさらに洗練させた『Music for Living Spaces』は、2021年にGreen-Houseの初のフルレングスとしてリリースされた。そしてこのたびリリースとなる『A Host For All Kinds of Life』は、一連のリリース・シリーズの3作目であり、そのタイトルはすべて”for”を中心に展開されている。

本作は間違いなくGreen-Houseの中でも最も広がりのあるリリースである。アルバムのタイトルと、Flanaganがデザインした万華鏡のようなフラクタルなジャケット・アートを考慮すればわかるだろう。『A Host For All Kinds of Life』は、Green-Houseが常に緊張関係にある「アンビエント・ミュージック」の概念そのものを悩ませている。一見ソフトに見える曲が、実はエッジの効いたものだとしたら? 気楽で瞑想的な喜びが、私たちの考え方を根本的に変えてしまうとしたら? 世俗的な主体としての私たちの役割そのものなのだろうか? Lynn Margulisの作品と、生物学的相互主義(両方の種が利益を得る種同士の結びつき)の進化的役割に関する我々の急成長中の理解を元にしているという本作は、深く根付いた、政治的根拠のある歌の組曲である。9曲目の「Everything is Okay」(ちなみにこの曲は、彼らの母親がArdizoniに残した優しいメッセージという、このリリース唯一の人間の声で終わっている)の金色に輝く60年代を彷彿とさせるメロディックなアラベスクを見てほしい。

Ardizoniは会話の中で、喜びの中心性についてよく話している。Green-Houseの存在そのものが、反抗的な行為として喜びを選ぶだけでなく、自分たちの身近にあるどんな植物の生命にも喜びを見出そうという意識的な決断にさかのぼることができるのだ。この意味で、Green-Houseのすべてのリリース(特に『A Host for All Kinds of Life』)は、カジュアルなリスナーや初めて聴くリスナーには理解できないかもしれないラディカルさを体現している。病める世界で喜びを選択し、模範とし、表現するには勇気が必要だ。A Host For all Kinds of Life』は、聴く人に、ゆっくりとした時間を持ち、自分の周りにある人間以上の世界に耳を傾け、これから起こる不確実性を踏まえて勇気と喜びを集めるように促す。


TRACK LIST:

01. Coquina
02. Lichen Maps
03. Desire Path
04. Castle Song
05. Far More Other
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10. Many Years Later

 

PLANCHA 15th anniversary vol. 2
LEAVING RECORDS JAPAN TOUR 2023
GREEN-HOUSE x MATTHEWDAVID

Flyer designed by Sam Klickner


イベント・ページ(詳細・ご予約):
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/leaving-records-japan-tour-2023/

 


 

Green-House x Matthewdavid 東京公演

日程:9月28日(木)
会場:CIRCUS Tokyo

時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 *別途1ドリンク代金700円必要

LIVE:
Green-House
Matthewdavid

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※当日受付けでお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
〆切: 2023年9月27日23:59時到着分まで

 


 

EACH STORY 〜THE CAMP〜 2023


■WEB サイト:https://www.eachstory.site/home-1

■⽇程 : 2023年9⽉30⽇(⼟)、10月1⽇(⽇)
■時間 : ⼟曜⽇ 9:00 OPEN /11:30 START ~ 日曜日 17:30 CLOSE
■会場 : 五光牧場オートキャンプ場 長野県南佐久郡川上村樋沢1417 https://goo.gl/maps/d2s4on8KbCnjJQBW7

■出演:

<LIVE>
Banksia Trio(JP)

Black Boboi (JP)
East Forest & Peter Broderick(US)
Fabiano do Nascimento(BR)
Green-House(US)
H.Takahashi(JP)
ハチスノイト (UK)
カフカ鼾 (JP)
Matthewdavid(US)
The Vernon Spring(UK)
222 guest 太田美帆(JP)

<DJ>
Shhhhh
原雅明
YAMA a.k.a SAHIB

<space opera symphony>
マイケルフランク(生意気)、デビッドデュバルスミス(生意気)、CUZ23(タートルアイランド)、EROCHEMIST、GRGR family、海老原セイジ、勝見淳平
with manyothers

<COMPACT DISCO>
Mikey Varot / コスガツヨシ / Afro / shintalow

<SHOP>
Kankyo Records / MARKING RECORDS / 雨と休日
2-3-4SHOKUDO / FARCRY BREWING / MANGOSTEEN / 万珍醸造 / 無添加 中華蕎麦 つばめ / Paradise alley / やまゆり / Little Nap COFFEE STAND / 苗目 / KIK INATURALICECREAM by micotoya / Full Moon Crepe みっくす / アサマデパート / Purveyors / アトリエヨクト / 東京かんかん / halo commodity / PLusBeat / MANOMADE / 小牧 広平 / 岡本典子 / Physis / PARADISE BOOKS & SAUNA / 平芳堂 / kabna書店 / toksen massage & ear therapy おがたなおこ / Heading Camp

■チケット:

⼊場券 : 2日券 ⼤⼈ 18,500円 (当⽇ : 20,000円) / 1日券 ⼤⼈ 10,000円 (当⽇ : 12,000円)
子供 3,500(小学生以上)
*共にキャンプ料金別途必要

チケット販売サイト: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02zycf92ny431.html

主催 : EACH STORY実⾏委員会
協力 : 五光牧場オートキャンプ場 / Perk inc. / Purveyors / ACOUSTIC REVIVE / 2-3-4SHOKUDO / plancha / Inpartmaint / 晴れたら空に豆まいて / 原雅明 / dublab.jp / Kankyo Records / 株式会社シンコ


 

Green-House x Matthewdavid 大阪公演

日程:10月1日(日)
会場:CIRCUS Osaka

時間:OPEN 18:00 / START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金700円必要

LIVE:
Green-House
Matthewdavid

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Green-House x Matthewdavid 名古屋公演

日程:10月2日(月)
会場:KDハポン

時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金必要

LIVE:
Green-House
Matthewdavid

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※gmailなどフリーメールの方で未着の方はスパム・メールのフォルダもご確認ください。
※当日受付けでお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
〆切: 2023年10月1日23:59時到着分まで

 


Green-House:

ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクトとして始動し、現在は盟友Michael Flanagan(Green-Houseの諸作を始め様々なアーティストの作品のデザインも手がけるデザイナーでもある)をフィーチャーしたデュオとして活動している。ノンバイナリー・アーティストとして、演奏者としても聴き手としても障壁の少ない空間を創りたいと考えており、意図的に素朴さを持ってプロジェクトに取り組み、シンプルさを通して自由を見つける曲を作り上げている。2020年にリリースされた「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトにしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がロングセラーとなり、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となる。2021年にはファースト・フル・アルバム『Music For Living Spaces』を発表し、EPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げ、パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスを紡ぎ出し、さらに評価を高めた。2022年には2021年〜2022年の間に録り溜められていた未発表曲、レア音源のコレクション『Solar Editions』を発表。そして2023年10月にセカンド・アルバム『A Host For All Kinds of Life』がリリースされることが発表され、遂に待望の初来日ツアーが決定した。


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