Mr Twin Sister

Mr Twin Sister『Al Mundo Azul』のCDリリース日が正式決定!ボーナス・トラック5曲収録!


NYを拠点に活動するエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの2018年の『Salt』以来となる通算4作目のフル・アルバム『Al Mundo Azul』のCDですが、何度が延期となってしまいましたが、正式な発売日が2/18に決定しました。

ボーナス・トラックに収録曲のデモやダブ・ヴァージョンなど計5曲を収録。解説はMonchicon!の清水祐也氏。歌詞カードと対訳付きです。
なお、ジャケットの文字のジャケットの文字のハンド・レタリングはDevendra Banhartの手によるものです。

 

Mr Twin Sister new album “Al Mundo Azul” CD 2/18 release


Artist: Mr Twin Sister
Title: Al Mundo Azul
Cat#: ARTPL-162
Format: CD / Digital
Release Date: 2022.02.18
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック5曲収録

※解説:清水祐也(Monchicon!)
※歌詞・対訳付き


NYのエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの3年ぶりとなる通算4作目が完成!「最もアップビートなアルバムを作ろう」と、バンドの方向性を一変させた、これまでで最も刺激的でダンサブルなサウンド!
英語とスペイン語を織り交ぜ、クラブ・ミュージックやラテンの要素も巧みに消化し、進化を止めないバンドが到達した新境地!
ジャケットの文字のハンド・レタリングはDevendra Banhart!

冒頭の「Fantasy」から、このグループのかつての抑制されたクールさとは打って変わって、目を覚ましたようなニヤリとした表情を見せ、アルバムは一気に加速していく。本作『Al Mundo Azul』のきっかけは、2018年の『Salt』の後にシンガーのAndrea Estellaが”私たちの最もアップビートなアルバムを作ろう。何か軽快で速いものを”という提案だった。先行シングルの時点でそのプランが実行されたことが垣間見られ、「Expressions」は2018年の名曲「Echo Arms」の長尺のディスコを明るく艶やかなポップスに磨き上げ(両曲ともトップラインにこだわるEric Cardonaの手腕が光っている)、「Diary」と「Polvo」はアシッドに焼かれたピアノ・ハウスと強烈で混乱したラテン・ポップを浮遊させる。

メンバーのGabel D’Amicoは、このアルバムのサウンド的なアプローチについて次のように述べている。”私たちは、スタイルのスイッチを正反対の位置に切り替えたかったのです。複雑さよりも即効性、自然な音よりも異質な音、完璧なテイクよりもルーズな演奏。私たちが作ってきた夜の音楽の後に来る、明るいレコードです」。メンバーのUdbhav Guptaは、「それぞれの要素を強く、特徴的にし、スペースを確保し、あまりきれいではないが個性のあるものを強調する」ことの重要性を指摘している。その結果、これまでとは一線を画す、際立ったレコードが出来上がった。

このグループはこれまでにも二ヶ国語での曲作りに取り組んできたが、『Al Mundo Azul』では初めてスペイン語の音楽が不可欠となった。アルバムのハイライトである「Polvo」、「Carmen」、「Al Mundo Azul」はスペイン語で歌われており、”歌詞とストーリーテリングが(スペイン語で)再び新しく感じられた”と、ヴォーカルのAndreaの自信と勢いが満ちている。。移民の両親のもと、バイリンガルの家庭で育ったAndreaは、幼い頃にスペイン語を話していたにもかかわらず、大人になってからスペイン語と疎遠になってしまったことの影響について、いまだに悩んでおり、曲を作ることは、まだ残っている不安感を払拭する機会となったという。”時間がないように感じていました。機会を逃したくなかったので、”もういいや “と言うしかありませんでした”とAndreaは語っている。

『Al Mundo Azul』の楽曲のキャラクター達は、トラックが次々と切り替わるたびに、注目を集めようと躍起にんる。「Carmen」は嘆きながら休息を求め、「Beezle」は嘲笑しながら冷たい目を向け、「Pine」は炎上し、「Al Mundo Azul」は息を吐きながら、青の彼方に向かっていく。Andreaは生涯の試金石として童話を挙げ、”子供の物語は、人生で対処しなければならない困難なことに取り組むところが好きです。子供の頃、父がニュースを流すと、深刻で悲劇的な内容のニュースが流れていました。私はその時、子供っぽいことは絶対に手放さないと決心しました”と語っており、『Al Mundo Azul』も同様に、鮮やかでシュールなポップスを使って、頭でっかちなアイデアや感情を解き明かしている。”私は、暗いものと明るいものが混在しているのが好きです。そのバランスが好きなのは、それが現実の人生だからです”。

バンドのターニング・ポイントになることは間違いないアルバム。多彩な展開と秀逸なポップ・センスが光る眩く躍動感に満ちた傑作だ。

なお、ジャケットの文字のハンド・レタリングは交流の深いDevendra Banhartの手によるもの。


TRACK LIST:

01. Fantasy
02. Expressions
03. Youth Obsessed
04. Carmen
05. Beezle
06. Ballarino
07. Polvo
08. Diary
09. The Pine Tree
10. Despoil
11. Al Mundo Azul
12. Fantasy (Radel Edit) *
13. Anxiety (Lighten Up) *
14. Pine (Torched Dub) *
15. Ballarino Ballantine (Phone Demo) *
16. Al Mundo Azul (No Drums) *

* = Bonus Track

Produced by Mr Twin Sister

Mixed by Daniel Schlett at Strange Weather
Recorded by Mr Twin Sister at GEM ST STUDIOS and homes in New York
Engineering by Mathew Scheiner on 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 9, 11
Mastered by Greg Calbi & Steve Fallone at Sterling Sound

Cover layout and design by Ben Tousley
Photography by Hannah Kristina Metz
Hand Lettering by Devendra Banhart
Costume design by Andrea Estella & Gabel D’Amico

Track Credits:
Pablo Eluchans – Percussion on tracks 1, 4, 5, 6, 8 and 9
Julian Fader – Drums on track 1
Cecilia Salinas-Rios – Vocals on 4, 5, 7 and 10

 

Mr Twin Sister:

ニューヨークはロングアイランドで、それぞれ別のバンドで演奏していた、ヴォーカリストのAndrea Estella(彼女は人気テレビ・ドラマ・シリーズ『Veronica Mars』の映画版のキャストに抜擢されるなど、女優としても活動)、ベーシストのGabe D’Amico、ドラマーのBryan Ujueta、キーボーディストのDev “Udbhav” Gupta, ギタリスト/ヴォーカリストのEric Cardonaの5人が出会い、2008年に結成。当時はTwin Sister名義で活動していたが、現在Bryan Ujuetaは脱退し、4人編成となっている。

結成してまもなく最初のEP『Vampires with Dreaming Kids』をリリース。ファースト・ライヴをSXSWで行い、tUnE-YarDs、Xiu Xiuとのツアーを経た後、セカンドEP『Color Your Life』をInfinite Bestより発表。2011年にDomino Recordsと契約し、ファースト・アルバム『In Heaven』をリリース。そしてDead OceansからリリースしたLuyasとのスプリットのシングル「Meet The Frownies」はKendrick Lamar「The Recipe Ft. Dr. Dre」にサンプリングされるなど話題となる。

順調な活動をしていく中、2013年にアンドレアは多発性硬化症と診断され、フロリダ州タラハシーでツアー中に交通事故にあうなど、災難に見舞われる。その後復活までに少し時間を要したものの、プロデューサーのJon LowとAva Lunaのメンバーの助けを借りて録音し、自身のレーベルTwin Groupを立ち上げ、名義をMr Twin Sisterに改名し、セルフ・タイトルのセカンドアルバムを完成させた。

その後目立った活動は見られなかったが、2018年にカムバックし、4年の歳月をかけて完成させたサード・アルバム『Salt』をリリースした。


Mr Twin Sisterが新作『Al Mundo Azul』から最後の先行シングルとなる「Beezle」をリリース、敬愛する手塚治虫が原作のアニメ『ユニコ』のストーリーを再解釈したというMVを公開。


NYを拠点に活動するエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの2018年の『Salt』以来となる通算4作目のフル・アルバム『Al Mundo Azul』から最後の先行シングルとなるポップで前向きな曲「Beezle」をリリース&MVを公開しました。
ビデオはAndreaが大好きで共感している手塚治虫が原作のアニメ『ユニコ』のストーリーを再解釈したものとのことです。

歪んだ電子音の上で、シンガーのAndrea Estellaは、社会から追放された神話上の獣の視点で歌います。
Andreaは “私は悲しいキャラクターに惹かれるし、多くの人がそうであるように、私も孤立感を感じていました。でも、このBeezleには最後に希望があります。” と説明しています。

この曲のミュージック・ビデオは、Andreaの監督デビュー作であり、3-D アニメーション + モーション・グラフィックスを前作に収録の「Keep On Mixing」のMVも手がけたDiego Sánchez Barcelóが担当しています。
“Beezleは、私が大好きで共感している、手塚治虫が原作のアニメ『ユニコ』のストーリーを再解釈したものです。私は過去10年間、Mr Twin Sisterのミュージック・ビデオ制作に深く関わってきましたが、それ以上のことをして自分を監督と呼ぶことは許されないと自分に言い聞かせていました。何よりも、Diego Sánchez Barceló氏と再びコラボレーションし、彼のデジタルアートと私の水彩画や衣装を組み合わせることに興奮しました。”

ニュー・アルバム『Al Mundo Azul』はデジタルで11月19日リリース、CDは日本のみで12月中旬リリース予定です。

 

Mr Twin Sister new single “Beezle” out now


YouTube (Video): https://www.youtube.com/watch?v=OmAd9Cw7VfY

Directed by Andrea Estella
3D Animation & Motion Graphics – Diego Sánchez Barceló
Starring – Mr Twin Sister
Producer – Kate Sweeney
Producer – Gabel D’Amico
DP – Peter Pavlakis
Editor – Gabel D’Amico
Assistant Camera – James Treadwell
VFX Consultant – Jaime Justen
Color – Chroma Center
Additional Production – Jimmy Adamson & Riley Gonzalez
Hair – Sean Bennett
Costuming – Andrea Estella & Gabel D’Amico
Watercolor – Andrea Estella
Black Hole – Landon Metz

 

Mr Twin Sister new album “Al Mundo Azul” 11/19 release


Artist: Mr Twin Sister
Title: Al Mundo Azul
Label: PLANCHA / Twin Group
Cat#: ARTPL-162
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.11.19 (Digital) / CDは12月上〜中旬発売予定
Price(CD): 2,200 yen + tax


NYのエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの3年ぶりとなる通算4作目が完成!「最もアップビートなアルバムを作ろう」と、バンドの方向性を一変させた、これまでで最も刺激的でダンサブルなサウンド。
英語とスペイン語を織り交ぜ、クラブ・ミュージックやラテンの要素も巧みに消化し、進化を止めないバンドが到達した新境地!

冒頭の「Fantasy」から、このグループのかつての抑制されたクールさとは打って変わって、目を覚ましたようなニヤリとした表情を見せ、アルバムは一気に加速していく。本作『Al Mundo Azul』のきっかけは、2018年の『Salt』の後にシンガーのAndrea Estellaが”私たちの最もアップビートなアルバムを作ろう。何か軽快で速いものを”という提案だった。先行シングルの時点でそのプランが実行されたことが垣間見られ、「Expressions」は2018年の名曲「Echo Arms」の長尺のディスコを明るく艶やかなポップスに磨き上げ(両曲ともトップラインにこだわるEric Cardonaの手腕が光っている)、「Diary」と「Polvo」はアシッドに焼かれたピアノ・ハウスと強烈で混乱したラテン・ポップを浮遊させる。

メンバーのGabel D’Amicoは、このアルバムのサウンド的なアプローチについて次のように述べている。”私たちは、スタイルのスイッチを正反対の位置に切り替えたかったのです。複雑さよりも即効性、自然な音よりも異質な音、完璧なテイクよりもルーズな演奏。私たちが作ってきた夜の音楽の後に来る、明るいレコードです」。メンバーのUdbhav Guptaは、「それぞれの要素を強く、特徴的にし、スペースを確保し、あまりきれいではないが個性のあるものを強調する」ことの重要性を指摘している。その結果、これまでとは一線を画す、際立ったレコードが出来上がった。

このグループはこれまでにも二ヶ国語での曲作りに取り組んできたが、『Al Mundo Azul』では初めてスペイン語の音楽が不可欠となった。アルバムのハイライトである「Polvo」、「Carmen」、「Al Mundo Azul」はスペイン語で歌われており、”歌詞とストーリーテリングが(スペイン語で)再び新しく感じられた”と、ヴォーカルのAndreaの自信と勢いが満ちている。。移民の両親のもと、バイリンガルの家庭で育ったAndreaは、幼い頃にスペイン語を話していたにもかかわらず、大人になってからスペイン語と疎遠になってしまったことの影響について、いまだに悩んでおり、曲を作ることは、まだ残っている不安感を払拭する機会となったという。”時間がないように感じていました。機会を逃したくなかったので、”もういいや “と言うしかありませんでした”とAndreaは語っている。

『Al Mundo Azul』の楽曲のキャラクター達は、トラックが次々と切り替わるたびに、注目を集めようと躍起にんる。「Carmen」は嘆きながら休息を求め、「Beezle」は嘲笑しながら冷たい目を向け、「Pine」は炎上し、「Al Mundo Azul」は息を吐きながら、青の彼方に向かっていく。Andreaは生涯の試金石として童話を挙げ、”子供の物語は、人生で対処しなければならない困難なことに取り組むところが好きです。子供の頃、父がニュースを流すと、深刻で悲劇的な内容のニュースが流れていました。私はその時、子供っぽいことは絶対に手放さないと決心しました”と語っており、『Al Mundo Azul』も同様に、鮮やかでシュールなポップスを使って、頭でっかちなアイデアや感情を解き明かしている。”私は、暗いものと明るいものが混在しているのが好きです。そのバランスが好きなのは、それが現実の人生だからです”。

バンドのターニング・ポイントになることは間違いないアルバム。多彩な展開と秀逸なポップ・センスが光る眩く躍動感に満ちた傑作だ。


TRACK LIST:

1. Fantasy
2. Expressions
3. Youth Obsessed
4. Carmen
5. Beezle
6. Ballarino
7. Polvo
8. Diary
9. Pine
10. Despoil
11. Al Mundo Azul

 

Mr Twin Sister:

ニューヨークはロングアイランドで、それぞれ別のバンドで演奏していた、ヴォーカリストのAndrea Estella(彼女は人気テレビ・ドラマ・シリーズ『Veronica Mars』の映画版のキャストに抜擢されるなど、女優としても活動)、ベーシストのGabe D’Amico、ドラマーのBryan Ujueta、キーボーディストのDev “Udbhav” Gupta, ギタリスト/ヴォーカリストのEric Cardonaの5人が出会い、2008年に結成。当時はTwin Sister名義で活動していたが、現在Bryan Ujuetaは脱退し、4人編成となっている。

結成してまもなく最初のEP『Vampires with Dreaming Kids』をリリース。ファースト・ライヴをSXSWで行い、tUnE-YarDs、Xiu Xiuとのツアーを経た後、セカンドEP『Color Your Life』をInfinite Bestより発表。2011年にDomino Recordsと契約し、ファースト・アルバム『In Heaven』をリリース。そしてDead OceansからリリースしたLuyasとのスプリットのシングル「Meet The Frownies」はKendrick Lamar「The Recipe Ft. Dr. Dre」にサンプリングされるなど話題となる。

順調な活動をしていく中、2013年にアンドレアは多発性硬化症と診断され、フロリダ州タラハシーでツアー中に交通事故にあうなど、災難に見舞われる。その後復活までに少し時間を要したものの、プロデューサーのJon LowとAva Lunaのメンバーの助けを借りて録音し、自身のレーベルTwin Groupを立ち上げ、名義をMr Twin Sisterに改名し、セルフ・タイトルのセカンドアルバムを完成させた。

その後目立った活動は見られなかったが、2018年にカムバックし、4年の歳月をかけて完成させたサード・アルバム『Salt』をリリースした。


MR TWIN SISTER “Al Mundo Azul” [ARTPL-162]


Artist: Mr Twin Sister
Title: Al Mundo Azul
Cat#: ARTPL-162
Format: CD / Digital
※日本独自CD化
※ボーナス・トラック5曲収録

※解説:清水祐也(Monchicon!)
歌詞・対訳付き

Release Date: 2022.01.222022.02.18 ※延期になりました
Price(CD): 2,200 yen + tax


NYのエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの3年ぶりとなる通算4作目が完成!「最もアップビートなアルバムを作ろう」と、バンドの方向性を一変させた、これまでで最も刺激的でダンサブルなサウンド!
英語とスペイン語を織り交ぜ、クラブ・ミュージックやラテンの要素も巧みに消化し、進化を止めないバンドが到達した新境地!
ジャケットの文字のハンド・レタリングはDevendra Banhart!

冒頭の「Fantasy」から、このグループのかつての抑制されたクールさとは打って変わって、目を覚ましたようなニヤリとした表情を見せ、アルバムは一気に加速していく。本作『Al Mundo Azul』のきっかけは、2018年の『Salt』の後にシンガーのAndrea Estellaが”私たちの最もアップビートなアルバムを作ろう。何か軽快で速いものを”という提案だった。先行シングルの時点でそのプランが実行されたことが垣間見られ、「Expressions」は2018年の名曲「Echo Arms」の長尺のディスコを明るく艶やかなポップスに磨き上げ(両曲ともトップラインにこだわるEric Cardonaの手腕が光っている)、「Diary」と「Polvo」はアシッドに焼かれたピアノ・ハウスと強烈で混乱したラテン・ポップを浮遊させる。

メンバーのGabel D’Amicoは、このアルバムのサウンド的なアプローチについて次のように述べている。”私たちは、スタイルのスイッチを正反対の位置に切り替えたかったのです。複雑さよりも即効性、自然な音よりも異質な音、完璧なテイクよりもルーズな演奏。私たちが作ってきた夜の音楽の後に来る、明るいレコードです」。メンバーのUdbhav Guptaは、「それぞれの要素を強く、特徴的にし、スペースを確保し、あまりきれいではないが個性のあるものを強調する」ことの重要性を指摘している。その結果、これまでとは一線を画す、際立ったレコードが出来上がった。

このグループはこれまでにも二ヶ国語での曲作りに取り組んできたが、『Al Mundo Azul』では初めてスペイン語の音楽が不可欠となった。アルバムのハイライトである「Polvo」、「Carmen」、「Al Mundo Azul」はスペイン語で歌われており、”歌詞とストーリーテリングが(スペイン語で)再び新しく感じられた”と、ヴォーカルのAndreaの自信と勢いが満ちている。。移民の両親のもと、バイリンガルの家庭で育ったAndreaは、幼い頃にスペイン語を話していたにもかかわらず、大人になってからスペイン語と疎遠になってしまったことの影響について、いまだに悩んでおり、曲を作ることは、まだ残っている不安感を払拭する機会となったという。”時間がないように感じていました。機会を逃したくなかったので、”もういいや “と言うしかありませんでした”とAndreaは語っている。

『Al Mundo Azul』の楽曲のキャラクター達は、トラックが次々と切り替わるたびに、注目を集めようと躍起にんる。「Carmen」は嘆きながら休息を求め、「Beezle」は嘲笑しながら冷たい目を向け、「Pine」は炎上し、「Al Mundo Azul」は息を吐きながら、青の彼方に向かっていく。Andreaは生涯の試金石として童話を挙げ、”子供の物語は、人生で対処しなければならない困難なことに取り組むところが好きです。子供の頃、父がニュースを流すと、深刻で悲劇的な内容のニュースが流れていました。私はその時、子供っぽいことは絶対に手放さないと決心しました”と語っており、『Al Mundo Azul』も同様に、鮮やかでシュールなポップスを使って、頭でっかちなアイデアや感情を解き明かしている。”私は、暗いものと明るいものが混在しているのが好きです。そのバランスが好きなのは、それが現実の人生だからです”。

バンドのターニング・ポイントになることは間違いないアルバム。多彩な展開と秀逸なポップ・センスが光る眩く躍動感に満ちた傑作だ。

なお、ジャケットの文字のハンド・レタリングは交流の深いDevendra Banhartの手によるもの。


TRACK LIST:

01. Fantasy
02. Expressions
03. Youth Obsessed
04. Carmen
05. Beezle
06. Ballarino
07. Polvo
08. Diary
09. The Pine Tree
10. Despoil
11. Al Mundo Azul
12. Fantasy (Radel Edit) *
13. Anxiety (Lighten Up) *
14. Pine (Torched Dub) *
15. Ballarino Ballantine (Phone Demo) *
16. Al Mundo Azul (No Drums) *

* = Bonus Track

Produced by Mr Twin Sister

Mixed by Daniel Schlett at Strange Weather
Recorded by Mr Twin Sister at GEM ST STUDIOS and homes in New York
Engineering by Mathew Scheiner on 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 9, 11
Mastered by Greg Calbi & Steve Fallone at Sterling Sound

Cover layout and design by Ben Tousley
Photography by Hannah Kristina Metz
Hand Lettering by Devendra Banhart
Costume design by Andrea Estella & Gabel D’Amico

Track Credits:
Pablo Eluchans – Percussion on tracks 1, 4, 5, 6, 8 and 9
Julian Fader – Drums on track 1
Cecilia Salinas-Rios – Vocals on 4, 5, 7 and 10


NYのエクスペリメンタル・ポップ・グループ Mr Twin Sisterの通算4作目のフル・アルバム『Al Mundo Azul』のリリースが決定!先行シングル「Ballarino」が公開!

Credit: Hannah Kristina Metz

Credit: Hannah Kristina Metz

NYを拠点に活動するエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの2018年の『Salt』以来となる通算4作目のフル・アルバム『Al Mundo Azul』のリリースが決定。
先行シングル「Ballarino」が公開されました。

表向きはアルバムの中で最もストレートでポップなものですが、この変幻自在で中毒性ののあるトラックは、ラブ・ソングを皮肉ったものです。
「Ballarino」についてEstella(they/them)は次のように説明しています。
「スマートフォンにアクセスできること、そしてそれが私のライフスタイルをどのように変えたかについてです。テーマは何か新しいものの感覚です。不思議です。」

ニュー・アルバム『Al Mundo Azul』はデジタルで11月19日リリース、CDは日本のみで12月中旬リリース予定です。

 

Mr Twin Sister new single “Ballarino” out now


YouTube (Official Audio): https://youtu.be/IApxTeNlZEE

※YouTubeのリンクと埋め込みが誤っておりましたので、差し替え致しました(2021.10.24)

 

Mr Twin Sister new album “Al Mundo Azul” 11/19 release


Artist: Mr Twin Sister
Title: Al Mundo Azul
Label: PLANCHA / Twin Group
Cat#: ARTPL-162
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.11.19 (Digital) / CDは12月上〜中旬発売予定
Price(CD): 2,200 yen + tax


NYのエクスペリメンタル・ポップ・グループ、Mr Twin Sisterの3年ぶりとなる通算4作目が完成!「最もアップビートなアルバムを作ろう」と、バンドの方向性を一変させた、これまでで最も刺激的でダンサブルなサウンド。
英語とスペイン語を織り交ぜ、クラブ・ミュージックやラテンの要素も巧みに消化し、進化を止めないバンドが到達した新境地!

冒頭の「Fantasy」から、このグループのかつての抑制されたクールさとは打って変わって、目を覚ましたようなニヤリとした表情を見せ、アルバムは一気に加速していく。本作『Al Mundo Azul』のきっかけは、2018年の『Salt』の後にシンガーのAndrea Estellaが”私たちの最もアップビートなアルバムを作ろう。何か軽快で速いものを”という提案だった。先行シングルの時点でそのプランが実行されたことが垣間見られ、「Expressions」は2018年の名曲「Echo Arms」の長尺のディスコを明るく艶やかなポップスに磨き上げ(両曲ともトップラインにこだわるEric Cardonaの手腕が光っている)、「Diary」と「Polvo」はアシッドに焼かれたピアノ・ハウスと強烈で混乱したラテン・ポップを浮遊させる。

メンバーのGabel D’Amicoは、このアルバムのサウンド的なアプローチについて次のように述べている。”私たちは、スタイルのスイッチを正反対の位置に切り替えたかったのです。複雑さよりも即効性、自然な音よりも異質な音、完璧なテイクよりもルーズな演奏。私たちが作ってきた夜の音楽の後に来る、明るいレコードです」。メンバーのUdbhav Guptaは、「それぞれの要素を強く、特徴的にし、スペースを確保し、あまりきれいではないが個性のあるものを強調する」ことの重要性を指摘している。その結果、これまでとは一線を画す、際立ったレコードが出来上がった。

このグループはこれまでにも二ヶ国語での曲作りに取り組んできたが、『Al Mundo Azul』では初めてスペイン語の音楽が不可欠となった。アルバムのハイライトである「Polvo」、「Carmen」、「Al Mundo Azul」はスペイン語で歌われており、”歌詞とストーリーテリングが(スペイン語で)再び新しく感じられた”と、ヴォーカルのAndreaの自信と勢いが満ちている。。移民の両親のもと、バイリンガルの家庭で育ったAndreaは、幼い頃にスペイン語を話していたにもかかわらず、大人になってからスペイン語と疎遠になってしまったことの影響について、いまだに悩んでおり、曲を作ることは、まだ残っている不安感を払拭する機会となったという。”時間がないように感じていました。機会を逃したくなかったので、”もういいや “と言うしかありませんでした”とAndreaは語っている。

『Al Mundo Azul』の楽曲のキャラクター達は、トラックが次々と切り替わるたびに、注目を集めようと躍起にんる。「Carmen」は嘆きながら休息を求め、「Beezle」は嘲笑しながら冷たい目を向け、「Pine」は炎上し、「Al Mundo Azul」は息を吐きながら、青の彼方に向かっていく。Andreaは生涯の試金石として童話を挙げ、”子供の物語は、人生で対処しなければならない困難なことに取り組むところが好きです。子供の頃、父がニュースを流すと、深刻で悲劇的な内容のニュースが流れていました。私はその時、子供っぽいことは絶対に手放さないと決心しました”と語っており、『Al Mundo Azul』も同様に、鮮やかでシュールなポップスを使って、頭でっかちなアイデアや感情を解き明かしている。”私は、暗いものと明るいものが混在しているのが好きです。そのバランスが好きなのは、それが現実の人生だからです”。

バンドのターニング・ポイントになることは間違いないアルバム。多彩な展開と秀逸なポップ・センスが光る眩く躍動感に満ちた傑作だ。


TRACK LIST:

1. Fantasy
2. Expressions
3. Youth Obsessed
4. Carmen
5. Beezle
6. Ballarino
7. Polvo
8. Diary
9. Pine
10. Despoil
11. Al Mundo Azul

 

Mr Twin Sister:

ニューヨークはロングアイランドで、それぞれ別のバンドで演奏していた、ヴォーカリストのAndrea Estella(彼女は人気テレビ・ドラマ・シリーズ『Veronica Mars』の映画版のキャストに抜擢されるなど、女優としても活動)、ベーシストのGabe D’Amico、ドラマーのBryan Ujueta、キーボーディストのDev “Udbhav” Gupta, ギタリスト/ヴォーカリストのEric Cardonaの5人が出会い、2008年に結成。当時はTwin Sister名義で活動していたが、現在Bryan Ujuetaは脱退し、4人編成となっている。

結成してまもなく最初のEP『Vampires with Dreaming Kids』をリリース。ファースト・ライヴをSXSWで行い、tUnE-YarDs、Xiu Xiuとのツアーを経た後、セカンドEP『Color Your Life』をInfinite Bestより発表。2011年にDomino Recordsと契約し、ファースト・アルバム『In Heaven』をリリース。そしてDead OceansからリリースしたLuyasとのスプリットのシングル「Meet The Frownies」はKendrick Lamar「The Recipe Ft. Dr. Dre」にサンプリングされるなど話題となる。

順調な活動をしていく中、2013年にアンドレアは多発性硬化症と診断され、フロリダ州タラハシーでツアー中に交通事故にあうなど、災難に見舞われる。その後復活までに少し時間を要したものの、プロデューサーのJon LowとAva Lunaのメンバーの助けを借りて録音し、自身のレーベルTwin Groupを立ち上げ、名義をMr Twin Sisterに改名し、セルフ・タイトルのセカンドアルバムを完成させた。

その後目立った活動は見られなかったが、2018年にカムバックし、4年の歳月をかけて完成させたサード・アルバム『Salt』をリリースした。


MR TWIN SISTERがクラブ・ミュージックへとアプローチした新曲「Polvo」をリリース!


NYを拠点に活動するエクスペリメンタル・ポップ・グループ、MR TWIN SISTERのニュー・シングル「Polvo」がリリース。
これまでのスタイルを踏襲しつつ、本格的なクラブ・ミュージックへとアプローチしており、バンドのターニング・ポイントになるであろう曲です。

この曲はスペイン語で歌われていて、「Polvo」とはスペイン語で「ほこり」の意味。
私たちが常に死骸の粒子が肺を循環していると考えことがいかに奇妙かについて歌っており、シンガーのエステラは、
「『ポルボ』は、死がどのように生命を刺激するか、私たち全員がどのように繋がっているか、そして生きるためにどのように死ななければならないかについてです」
と述べています。

このような畏敬の念は、音楽そのものにも反映されています。しかし哲学的でも内省的でもなく、Bjorkが初めてクラブ・ミュージックに挑戦したときの恍惚とした憧れのように、エステラが幼少期にエルサルバドルで買ったクンビア・ミックスの影響を受けた尖ったダンス・ソングです。

また、この曲は近い将来リリースが予定されているというニュー・アルバム『Al Mundo Azul』に収録される予定です。

 

Mr Twin Sister – Polvo [New Single]

Aritist: Mr Twin Sister
Title: Polvo
Label: Twin Group
Format: Digital (Single)
Release Date: 2021年9月1日
https://ffm.to/polvo

Mr Twin Sister:
ニューヨークはロングアイランドで、それぞれ別のバンドで演奏していた、ヴォーカリストのAndrea Estella(彼女は人気テレビ・ドラマ・シリーズ『Veronica Mars』の映画版のキャストに抜擢されるなど、女優としても活動)、ベーシストのGabe D’Amico、ドラマーのBryan Ujueta、キーボーディストのDev “Udbhav” Gupta, ギタリスト/ヴォーカリストのEric Cardonaの5人が出会い、2008年に結成。当時はTwin Sister名義で活動していたが、現在Bryan Ujuetaは脱退し、4人編成となっている。

結成してまもなく最初のEP『Vampires with Dreaming Kids』をリリース。ファースト・ライヴをSXSWで行い、tUnE-YarDs、Xiu Xiuとのツアーを経た後、セカンドEP『Color Your Life』をInfinite Bestより発表。2011年にDomino Recordsと契約し、ファースト・アルバム『In Heaven』をリリース。そしてDead OceansからリリースしたLuyasとのスプリットのシングル「Meet The Frownies」はKendrick Lamar「The Recipe Ft. Dr. Dre」にサンプリングされるなど話題となる。

順調な活動をしていく中、2013年にアンドレアは多発性硬化症と診断され、フロリダ州タラハシーでツアー中に交通事故にあうなど、災難に見舞われる。その後復活までに少し時間を要したものの、プロデューサーのJon LowとAva Lunaのメンバーの助けを借りて録音し、自身のレーベルTwin Groupを立ち上げ、名義をMr Twin Sisterに改名し、セルフ・タイトルのセカンドアルバムを完成させた。

その後目立った活動は見られなかったが、2018年にカムバックし、4年の歳月をかけて完成させたサード・アルバム『Salt』をリリースした。


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