Helios

HELIOS “Espera” [ARTPL-197]

Artist: Helios
Title: Espera

Cat#: ARTPL-197
Format: CD

※正方形紙ジャケット仕様
※解説付き

Release Date: 2023.08.11
Price(CD): 2,200yen + tax


Goldmund名義や奥方とのユニットMint Julepなどマルチなコンポーザーとして活躍する、Keith KenniffによるHelios名義でのGhostly Internationalと契約してから3作目となるニュー・アルバム。近作はノンビートのアンビエントだったが、本作ではビートも導入し、生楽器、エレクトロニクスをバランスよくブレンドし、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる秀逸な作品。

マルチなコンポーザーとして活躍する、Keith Kenniffのカタログは、2004年以降、Heliosとして十数枚、Goldmundとしてほぼ同数のリリースに及んでいる。Goldmundはポスト・クラシカル・ピアノを好み、パートナーのホリーとのプロジェクトであるMint Julepはシューゲイザー・ポップである。Helios名義では、ミニマルなアンビエント・エレクトロニクスと、より強固なインストゥルメントの間を行き来し、そのすべてをミニ・カセット・レコーダーに通して独特のゆらぎを生み出している。

2018年にGhostly Internationalと契約して初のアルバム『Veriditas』では、構造よりも質感を重視し、ハーモニックなサウンドで緑豊かな風景を形作った。続く2020年の『Domicile』では、さらに静かなシンセ音色の室内への頌歌をみせた。そしてこのたびリリースとなる『Espera』の音楽は瑞々しく生き生きとしており、おそらく彼の作品の中で最も特異なものだろう。彼の作品においてタイトルは重要であり、スペイン語で「待つ」を意味する”Espera”は、このプロデューサーの忍耐強くシネマティックな技巧を物語っている。このアルバムは、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる。

近年、このプロジェクトはビートレスのカテゴリーにきれいに収まっていたが、本作の制作過程でアコースティックと電子音の両方でダウンテンポのパーカッションを取り入れ、自然に引き寄せられるのを感じた。アレンジはギターとピアノのレイヤーを重ね膨らませていき、彼のいつものテープ処理によって、より暖かく、より親しみのある感触、自家製でありながら広がりがあり、活気がありながら平和的である。「楽器の質感の美学は、メロディーやハーモニー、リズムそのものと同じくらい重要だった」と彼は付け加える。

アルバム冒頭の「Fainted Fog」は、このヘリオスのフルでパノラマ的なヴァージョンを再び垣間見せる。うっすらとしたシンセと推進力のあるドラム・パターンを奏で、トラックの特徴が靄の中に浮かび上がる。ピアノがビートを奏で、別のシンセがソロを奏で、生のキックとループ・ギターがピークに向かって上昇する。『Espera』では、大胆な瞬間がある一方で、それに対抗するような控えめな展開もある。各曲が全体にとって不可欠なものだと考えており、「もし1曲だけ取り出してしまったら、本から1ページを切り取るようなものだ」と語っているが、それでもなお、一連の自己完結した叙事詩のように独立して機能しており「All The While」が、この意図を最もよく表している。共鳴するドラムのシークエンスで構成された3つのパートからなる曲だ。シンセのきらめく音が最初に現れ、次に牧歌的なギターとピアノのたゆたうような音が現れ、最後に収束していく。20年近くを経たKeithは、特徴的なゆっくりとした感情の弧を描くことをマスターしているのだ。黄金色に輝く「Lineoa」は、シンプルなギター・フレーズから完全にシンフォニックなクライマックスへと展開。好奇心旺盛な彼は「A Familiar Place」でのしなやかなフルートや、「Emeralds」での神々しくデジタル化されたヴォーカルなど、アルバム全体に新しいサウンドを導入している。このようなプロダクションの選択により、Heliosは、たとえアーティスト自身がプライベートな存在であったとしても、背景の中に引っ込んでしまうことはなく、彼が活躍するアンビエントな空間は、しばしば私たちの生活における他の活動と独特に結びついている。

『Espera』でのKeithは豊かなディテールに傾倒しているプロデューサーでありマルチ・インストゥルメンタリストであり、彼が見てきた眺めはこれまで以上に広く魅力的である。


TRACK LIST:

01. Fainted Fog
02. Intertwine
03. All The While
04. Every Time
05. Impossible Valleys
06. Lineoa
07. A Familiar Place
08. Lowland
09. Well Within
10. Emeralds (ft. Hollie Kenniff)
11. Rounds

 


Keith KenniffがHelios名義でGhostly Internationalから8/11にリリースする『Espera』からあらたな先行シングル「Lineoa」が公開


ポスト・クラシカル的なアプローチのGoldmund、ドリーミーな作風の妻のホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのユニットSONOとしての活動でも知られ、数多くのサウンドトラック、CM音楽なども手掛ける、米ペンシルベニア出身のマルチなコンポーザー、Keith KenniffがHelios名義でGhostly Internationalから8/11にリリースする
『Espera』からあらたな先行シングル「Lineoa」が公開されました。

 

Helios new single “Lineoa” out now

Helios – Lineoa (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=2pQvDh82M4AYouTube:

 

Helios new album “Espera” out August 11


Artist: Helios
Title: Espera

Label: PLANCHA / Ghostly Internatinal

Cat#: ARTPL-197
Format: CD
※解説付き


Release Date: 2023.08.11

Price(CD): 2,200 yen + tax


Goldmund名義や奥方とのユニットMint Julepなどマルチなコンポーザーとして活躍する、Keith KenniffによるHelios名義でのGhostly Internationalと契約してから3作目となるニュー・アルバム。近作はノンビートのアンビエントだったが、本作ではビートも導入し、生楽器、エレクトロニクスをバランスよくブレンドし、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる秀逸な作品。

マルチなコンポーザーとして活躍する、Keith Kenniffのカタログは、2004年以降、Heliosとして十数枚、Goldmundとしてほぼ同数のリリースに及んでいる。Goldmundはポスト・クラシカル・ピアノを好み、パートナーのホリーとのプロジェクトであるMint Julepはシューゲイザー・ポップである。Helios名義では、ミニマルなアンビエント・エレクトロニクスと、より強固なインストゥルメントの間を行き来し、そのすべてをミニ・カセット・レコーダーに通して独特のゆらぎを生み出している。

2018年にGhostly Internationalと契約して初のアルバム『Veriditas』では、構造よりも質感を重視し、ハーモニックなサウンドで緑豊かな風景を形作った。続く2020年の『Domicile』では、さらに静かなシンセ音色の室内への頌歌をみせた。そしてこのたびリリースとなる『Espera』の音楽は瑞々しく生き生きとしており、おそらく彼の作品の中で最も特異なものだろう。彼の作品においてタイトルは重要であり、スペイン語で「待つ」を意味する”Espera”は、このプロデューサーの忍耐強くシネマティックな技巧を物語っている。このアルバムは、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる。

近年、このプロジェクトはビートレスのカテゴリーにきれいに収まっていたが、本作の制作過程でアコースティックと電子音の両方でダウンテンポのパーカッションを取り入れ、自然に引き寄せられるのを感じた。アレンジはギターとピアノのレイヤーを重ね膨らませていき、彼のいつものテープ処理によって、より暖かく、より親しみのある感触、自家製でありながら広がりがあり、活気がありながら平和的である。「楽器の質感の美学は、メロディーやハーモニー、リズムそのものと同じくらい重要だった」と彼は付け加える。

アルバム冒頭の「Fainted Fog」は、このヘリオスのフルでパノラマ的なヴァージョンを再び垣間見せる。うっすらとしたシンセと推進力のあるドラム・パターンを奏で、トラックの特徴が靄の中に浮かび上がる。ピアノがビートを奏で、別のシンセがソロを奏で、生のキックとループ・ギターがピークに向かって上昇する。『Espera』では、大胆な瞬間がある一方で、それに対抗するような控えめな展開もある。各曲が全体にとって不可欠なものだと考えており、「もし1曲だけ取り出してしまったら、本から1ページを切り取るようなものだ」と語っているが、それでもなお、一連の自己完結した叙事詩のように独立して機能しており「All The While」が、この意図を最もよく表している。共鳴するドラムのシークエンスで構成された3つのパートからなる曲だ。シンセのきらめく音が最初に現れ、次に牧歌的なギターとピアノのたゆたうような音が現れ、最後に収束していく。20年近くを経たKeithは、特徴的なゆっくりとした感情の弧を描くことをマスターしているのだ。黄金色に輝く「Lineoa」は、シンプルなギター・フレーズから完全にシンフォニックなクライマックスへと展開。好奇心旺盛な彼は「A Familiar Place」でのしなやかなフルートや、「Emeralds」での神々しくデジタル化されたヴォーカルなど、アルバム全体に新しいサウンドを導入している。このようなプロダクションの選択により、Heliosは、たとえアーティスト自身がプライベートな存在であったとしても、背景の中に引っ込んでしまうことはなく、彼が活躍するアンビエントな空間は、しばしば私たちの生活における他の活動と独特に結びついている。

『Espera』でのKeithは豊かなディテールに傾倒しているプロデューサーでありマルチ・インストゥルメンタリストであり、彼が見てきた眺めはこれまで以上に広く魅力的である。


TRACK LIST:

01. Fainted Fog
02. Intertwine
03. All The While
04. Every Time
05. Impossible Valleys
06. Lineoa
07. A Familiar Place
08. Lowland
09. Well Within
10. Emeralds (ft. Hollie Kenniff)
11. Rounds

 


Helios:
米ペンシルバニア出身のプロデューサー、Keith Keniffによるプロジェクト。様々なサウンドトラックやCM音楽など多岐に渡る音楽制作や、ポスト・クラシカル的な路線のGoldmund、奥方ホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのSONOとしても名を馳せるが、本名義では2004年からエレクトロニカ的なサウンドをみせている。かつては老舗レーベルMerckやTypeから作品をリリースし、その後は自身のレーベルUnseen Recordsからリリースを重ねていたが、Ghostly Internationalと契約し、2018年に『Veriditas』をリリースした。
Heliosとしては2009年には来日し、Goldmundとしても数度来日を果たしている。


Keith KenniffによるHelios名義の新作『Espera』がGhostly Internationalから8/11リリース決定。先行ファースト・シングル「Intertwine」公開。

間も無く本名名義でのアルバム・リリースも控え、ポスト・クラシカル的なアプローチのGoldmund、ドリーミーな作風の妻のホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのユニットSONOとしての活動でも知られ、数多くのサウンドトラック、CM音楽なども手掛ける、米ペンシルベニア出身のマルチなコンポーザー、Keith KenniffのHelios名義でのGhostly Internationalから3作目となるアルバム『Espera』が8/11にリリース決定。先行ファースト・シングル「Intertwine」と同時にトレイラー映像も公開されました。

「Intertwine」はアルバムの中でも最も瞑想的な曲のひとつ。前半はストラムがキーボードと混ざり合い、ビートが戻ってきてからはヒプノティックなうなずきをもたらすトラックです。

 

Helios new album “Espera” out August 11


Artist: Helios
Title: Espera

Label: PLANCHA / Ghostly Internatinal

Cat#: ARTPL-197
Format: CD
※解説付き


Release Date: 2023.08.11

Price(CD): 2,200 yen + tax


Goldmund名義や奥方とのユニットMint Julepなどマルチなコンポーザーとして活躍する、Keith KenniffによるHelios名義でのGhostly Internationalて契約してから3作目となるニュー・アルバム。近作はノンビートのアンビエントだったが、本作ではビートも導入し、生楽器、エレクトロニクスをバランスよくブレンドし、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる秀逸な作品。

マルチなコンポーザーとして活躍する、Keith Kenniffのカタログは、2004年以降、Heliosとして十数枚、Goldmundとしてほぼ同数のリリースに及んでいる。Goldmundはポスト・クラシカル・ピアノを好み、パートナーのホリーとのプロジェクトであるMint Julepはシューゲイザー・ポップである。Helios名義では、ミニマルなアンビエント・エレクトロニクスと、より強固なインストゥルメントの間を行き来し、そのすべてをミニ・カセット・レコーダーに通して独特のゆらぎを生み出している。

2018年にGhostly Internationalと契約して初のアルバム『Veriditas』では、構造よりも質感を重視し、ハーモニックなサウンドで緑豊かな風景を形作った。続く2020年の『Domicile』では、さらに静かなシンセ音色の室内への頌歌をみせた。そしてこのたびリリースとなる『Espera』の音楽は瑞々しく生き生きとしており、おそらく彼の作品の中で最も特異なものだろう。彼の作品においてタイトルは重要であり、スペイン語で「待つ」を意味する”Espera”は、このプロデューサーの忍耐強くシネマティックな技巧を物語っている。このアルバムは、魅力的でヒプノティックな曲と、キャッチーな軽快さのバランスをとっており、Heliosが魅力的な交差点にいることがわかる。

近年、このプロジェクトはビートレスのカテゴリーにきれいに収まっていたが、本作の制作過程でアコースティックと電子音の両方でダウンテンポのパーカッションを取り入れ、自然に引き寄せられるのを感じた。アレンジはギターとピアノのレイヤーを重ね膨らませていき、彼のいつものテープ処理によって、より暖かく、より親しみのある感触、自家製でありながら広がりがあり、活気がありながら平和的である。「楽器の質感の美学は、メロディーやハーモニー、リズムそのものと同じくらい重要だった」と彼は付け加える。

アルバム冒頭の「Fainted Fog」は、このヘリオスのフルでパノラマ的なヴァージョンを再び垣間見せる。うっすらとしたシンセと推進力のあるドラム・パターンを奏で、トラックの特徴が靄の中に浮かび上がる。ピアノがビートを奏で、別のシンセがソロを奏で、生のキックとループ・ギターがピークに向かって上昇する。『Espera』では、大胆な瞬間がある一方で、それに対抗するような控えめな展開もある。各曲が全体にとって不可欠なものだと考えており、「もし1曲だけ取り出してしまったら、本から1ページを切り取るようなものだ」と語っているが、それでもなお、一連の自己完結した叙事詩のように独立して機能しており「All The While」が、この意図を最もよく表している。共鳴するドラムのシークエンスで構成された3つのパートからなる曲だ。シンセのきらめく音が最初に現れ、次に牧歌的なギターとピアノのたゆたうような音が現れ、最後に収束していく。20年近くを経たKeithは、特徴的なゆっくりとした感情の弧を描くことをマスターしているのだ。黄金色に輝く「Lineoa」は、シンプルなギター・フレーズから完全にシンフォニックなクライマックスへと展開。好奇心旺盛な彼は「A Familiar Place」でのしなやかなフルートや、「Emeralds」での神々しくデジタル化されたヴォーカルなど、アルバム全体に新しいサウンドを導入している。このようなプロダクションの選択により、Heliosは、たとえアーティスト自身がプライベートな存在であったとしても、背景の中に引っ込んでしまうことはなく、彼が活躍するアンビエントな空間は、しばしば私たちの生活における他の活動と独特に結びついている。

『Espera』でのKeithは豊かなディテールに傾倒しているプロデューサーでありマルチ・インストゥルメンタリストであり、彼が見てきた眺めはこれまで以上に広く魅力的である。


TRACK LIST:

01. Fainted Fog
02. Intertwine
03. All The While
04. Every Time
05. Impossible Valleys
06. Lineoa
07. A Familiar Place
08. Lowland
09. Well Within
10. Emeralds (ft. Hollie Kenniff)
11. Rounds

 

Helios new single “Intertwine” out now

Helios – Intertwine (Official Audio)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=yVz6QZ3BV3U

Helios – Espera (Official Trailer)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=A4lnDTHMxh8

 


Helios:
米ペンシルバニア出身のプロデューサー、Keith Keniffによるプロジェクト。様々なサウンドトラックやCM音楽など多岐に渡る音楽制作や、ポスト・クラシカル的な路線のGoldmund、奥方ホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのSONOとしても名を馳せるが、本名義では2004年からエレクトロニカ的なサウンドをみせている。かつては老舗レーベルMerckやTypeから作品をリリースし、その後は自身のレーベルUnseen Recordsからリリースを重ねていたが、Ghostly Internationalと契約し、2018年に『Veriditas』をリリースした。
Heliosとしては2009年には来日し、Goldmundとしても数度来日を果たしている。


HELIOS “Domicile” [ARTPL-147]


Artist: Helios
Title: Domicile

Cat#: ARTPL-147
Format: CD

※ボーナス・トラック2曲収録
※日本独自CD化

Release Date: 2020.12.11
Price(CD): 2,200 yen + tax


Goldmund名義や奥方とのユニットMint Julepなどでも活動し、マルチなコンポーザーとして活躍する、Keith KenniffによるHelios名義での2年ぶりの新作はBGMをより意図的なものとして再定義した、日常を穏やかに彩る極上のアンビエント・サウンド。マスタリングはTaylor Duepreeが担当。

新作をリリースしたばかりのポスト・クラシカル的なアプローチのGoldmund、ドリーミーな作風の妻のホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのユニットSONOとしての活動でも知られ、数多くのサウンドトラック、CM音楽なども手掛ける、米ペンシルバニア出身のマルチなコンポーザー、Keith Kenniffが2004年から行っているHelios名義での新作が再びGhostly Internationalから登場。

Helios名義ではかつては生音とエレクトロニクスを織り交ぜ、エレクトロニカとポストロックを融合させたようなサウンドをみせていたが、2018年にGhostly Internationalに移籍してからはノンビートのアンビエントへと傾倒しており、本作でもその路線を踏襲するサウンドをみせている。

現在は太平洋岸北西部で家族と音楽を中心とした静かな生活を送っている。今回リリースされる『Domicile』は、人の住居を意味する言葉であり、それは日々の神聖な場所であり、具体的な実例と出来事の間の空間に宿っているものであるという。

穏やかなシンセトーンとテクスチャーのコレクションを、家の中で(パンデミックの前であったが、現在はさらに適切)で再生するというビジョンを持って制作し、「バックグラウンドミュージック」をより意図的なものとして再定義している。始まりや終わりという構造化された仕組みがない中で、各トラックは最小限の方向性や存在感を持って進行していく。窓の光や木の影が壁を横切るように、これらの音は、控えめで儚い美しさを持って余韻に浸らせてくれる。日常を穏やかに心地よく彩る至極のアンビエント・サウンド。

アートワークは『Eingya』『Caesura』『Yume』などHeliosの名作のアートワークを手がけたイラストレーター、Matthew Woodsonが再び担当。本編のマスタリングはTaylor Deupree、日本盤のみのボーナス・トラックのマスタリングは畠山地平。


TRACK LIST:

01. One And The Same
02. Their Places
03. Our Distance
04. Never Will You Be Without
05. Penumbra
06. Glass Curtain
07. Domain
08. Spectrum
09. A Sense Of Ending
10. Surface (Bonus Track)
11. Open Window (Bonus Track)

 


Heliosの12/11リリースの新作『Domicile』から「Domain」が公開


新作をリリースしたばかりのポスト・クラシカル的なアプローチのGoldmund、ドリーミーな作風の妻のホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのユニットSONOとしての活動でも知られ、数多くのサウンドトラック、CM音楽なども手掛ける、米ペンシルベニア出身のマルチなコンポーザー、Keith KenniffのHelios名義でのGhostly Internationalから2作目となる12/11リリースの新作『Domicile』から「Domain」が公開されました。

『Domicile』は、人の住居を意味する言葉であり、「バックグラウンドミュージック」をより意図的なものとして再定義した心地よいアンビエント作です。
CDリリースは日本のみで、ボーナス・トラック2曲が収録。
アートワークは『Eingya』『Caesura』『Yume』などHeliosの名作のアートワークを手がけたイラストレーター、Matthew Woodsonが再び担当。本編のマスタリングはTaylor Deupree、日本盤のみのボーナス・トラックのマスタリングは畠山地平が担当しております。

Helios – Domain
https://youtu.be/ao_Clx895vY

 

NEW ALBUM “Domicile” 12/11 RELEASE


Artist: Helios
Title: Domicile
Label: PLANCHA / Ghostly Internatinal
Cat#: ARTPL-147
Format: CD
※ボーナス・トラック2曲収録
※日本独自CD化
Release Date: 2020.12.11
Price(CD): 2,200 yen + tax


Goldmund名義や奥方とのユニットMint Julepなどでも活動し、マルチなコンポーザーとして活躍する、Keith KenniffによるHelios名義での2年ぶりの新作はBGMをより意図的なものとして再定義した、日常を穏やかに彩る極上のアンビエント・サウンド。

新作をリリースしたばかりのポスト・クラシカル的なアプローチのGoldmund、ドリーミーな作風の妻のホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのユニットSONOとしての活動でも知られ、数多くのサウンドトラック、CM音楽なども手掛ける、米ペンシルバニア出身のマルチなコンポーザー、Keith Kenniffが2004年から行っているHelios名義での新作が再びGhostly Internationalから登場。

Helios名義ではかつては生音とエレクトロニクスを織り交ぜ、エレクトロニカとポストロックを融合させたようなサウンドをみせていたが、2018年にGhostly Internationalに移籍してからはノンビートのアンビエントへと傾倒しており、本作でもその路線を踏襲するサウンドをみせている。

現在は太平洋岸北西部で家族と音楽を中心とした静かな生活を送っている。今回リリースされる『Domicile』は、人の住居を意味する言葉であり、それは日々の神聖な場所であり、具体的な実例と出来事の間の空間に宿っているものであるという。穏やかなシンセトーンとテクスチャーのコレクションを、家の中で(パンデミックの前であったが、現在はさらに適切)で再生するというビジョンを持って制作し、「バックグラウンドミュージック」をより意図的なものとして再定義している。始まりや終わりという構造化された仕組みがない中で、各トラックは最小限の方向性や存在感を持って進行していく。窓の光や木の影が壁を横切るように、これらの音は、控えめで儚い美しさを持って余韻に浸らせてくれる。日常を穏やかに心地よく彩る至極のアンビエント・サウンド。

アートワークは『Eingya』『Caesura』『Yume』などHeliosの名作のアートワークを手がけたイラストレーター、Matthew Woodsonが再び担当。本編のマスタリングはTaylor Deupree、日本盤のみのボーナス・トラックのマスタリングは畠山地平。


TRACK LIST:

01. One And The Same
02. Their Places
03. Our Distance
04. Never Will You Be Without
05. Penumbra
06. Glass Curtain
07. Domain
08. Spectrum
09. A Sense Of Ending
10. Surface (Bonus Track)
11. Open Window (Bonus Track)

 


Helios:
米ペンシルベニア出身のプロデューサー、Keith Keniffによるプロジェクト。様々なサウンドトラックやCM音楽など多岐に渡る音楽制作や、ポスト・クラシカル的な路線のGoldmund、奥方ホリーとのユニットMint Julep、双子の兄弟とのSONOとしても名を馳せるが、本名義では2004年からエレクトロニカ的なサウンドをみせている。かつては老舗レーベルMerckやTypeから作品をリリースし、その後は自身のレーベルUnseen Recordsからリリースを重ねていたが、Ghostly Internationalと契約し、2018年に『Veriditas』をリリースした。
Heliosとしては2009年には来日し、Goldmundとしても数度来日を果たしている。


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