BlankFor.ms

BlankFor.ms Japan Tour 2025

インスタグラムでテープループ、シンセサイザー、ギターエフェクトペダルなどを用いて短いサウンドスケープ/音響作品を「30秒の交響曲 (30 second symphonies)」と銘打った投稿などが話題を集め、10万人近いフォロワーを有し、ラスベガスを拠点とするアンビエント・レーベル、Mystery Circlesからのアルバム『In Part』、ECMのプロデューサー、Sun Chungが設立したレーベル、Red Hook RecordsからJason Moran、Marcus Gilmoreとのコラボレーション・プロジェクト『Refract』のリリースを経て、アナログとデジタルを交差させた繊細で美しい音響作品として高い評価を受ける中、今年9月5日にMatthewdavid主宰のLAの名門Leaving Recordsから最新アルバム『After The Town Was Swept Away』をリリースしたばかりBlankFor.msの初来日ツアーが決定しました。

PLANCHAは最新作『After The Town Was Swept Away』の東京でのリリース・パーティーをサポート・アクトにvq、DJにCOMPUMAを迎えて開催致します。


BlankFor.ms Japan Tour 2025

10月25日(土) 兵庫 加西・Tobira Records
10月26日(日) 兵庫 神戸・space eauuu
10月28日(火) 東京 下北沢・SPREAD


兵庫公演①
Tobira Records instore showcase vol.74

日程:2025年10月25日(土)
会場:兵庫 加西 Tobira Records
時間:Open / Start 11:00
料金:3,500円 (学生2,500円)
チケット:tobirarecs@gmail.com

<LIVE>
BlankFor.ms (NY, USA)
boring tables (Rome, Italy)
KETA RA
(Hiroshima)
Lullatone (Nagoya)
Nekomachi (Tokyo)
Tatsuro Murakami (Shizuoka)

<DJ>
Andy (Himeji / New Zealand)
Mayumi SUN (Kumamoto)
MeNem aka shabushabu
(Kyoto)
Michael (Tokyo)
Mio (Tokyo)
Seibutsu (Tokyo)

<SHOP>
Maca Super Energy Ball (Kumamoto)
Snack Burger (Ono)
Void (3F)

 

 


兵庫公演②


日程:2025年10月26日(日)
会場:兵庫 神戸 space eauuu
時間:開場17:30 / 開演18:00
料金:Donation + 1 drink order

出演:
BlankFor.ms
Lullatone
Tatsuro Murakami
Molder

Visual:
Keiji Matsuoka

 


東京公演
BlankFor.ms “After The Town Was Swept Away”
Release Party in Tokyo

日程:2025年10月28日(火)
会場:東京 下北沢 SPREAD
時間:開場19:00 / 開演19:30
料金:前売3,300円 / 当日3,800円 ※共に別途1ドリンク代
チケット:↓以下のフォームからお願いします。
Please make your reservation using the form below.

出演:
BlankFor.ms
vq

DJ:
COMPUMA

お名前 (必須)カタカナでフルネーム推奨 | name:
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ご連絡先電話番号 (必須) | tel:
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※ご連絡無しのキャンセルはお控えください。
※確認メールはすぐに届きます。数分待っても届かない場合は oshi@bridge-inc.net までご連絡ください。
※携帯電話の場合はPCからのメールの受信をできる設定にしてください。
※gmailなどフリーメールの方で未着の方はスパム・メールのフォルダもご確認ください。
※当日受付でお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
※当日受付でのお支払いは現金のみとなりますので予めご了承ください。

 


Artist Biography

Photo credit: Julia Beyer

Photo credit: Julia Beyer

BlankFor.ms

タイラー・ギルモア(Tyler Gilmore)、別名BlankFor.msは、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティスト。劣化したテープ、アナログ・シンセサイザー、そしてスピネット・ピアノを用いて、豊かでテクスチャー感のある音楽を制作している。

これまでにソロ名義で2019年にPuremagnetikからデビュー・アルバム『Works For Tape And Piano』をリリースし、2023年には、ラスベガスを拠点とするアンビエント・レーベル、Mystery Circlesより『In Part』を発表、そして同年ECMのプロデューサー、Sun Chungが設立したレーベル、Red Hook RecordsからJason Moran、Marcus Gilmoreとのコラボレーション・プロジェクト『Refract』をリリース。アナログとデジタルを交差させた繊細で美しい音響作品として高い評価を受ける中、今年9月5日にMatthewdavid主宰のLAの名門Leaving Recordsから最新アルバム『After The Town Was Swept Away』をリリースしたばかりだ。

ギルモアは映画やビデオゲームの音楽も手がけており、アカデミー賞作品賞にノミネートされた映画『Nickel Boys』にも楽曲を提供。また、The Cinematic Orchestra、Arthur Moon、Para Oneといったアーティストのリミックスも行っている。さらにSpitfire Audioとの共同開発により、テープ録音の質感を取り入れたソフトウェア音源「Tape Synths」をリリース。

インスタグラムでは10万人近いフォロワーを有し、SNSを通じて世界中のリスナーと繋がりながら、BlankFor.msは独自の音楽言語でグローバルな存在感を高め続けている。

https://www.instagram.com/blankfor.ms/?hl=ja

 

Lullatone(兵庫公演に出演)

15枚のアルバムリリースと1億回以上のストリーミングの他、Each Story等の国内アンビエント主要フェスへの出演、また数々の映画やテレビ番組、アート作品のために作曲を手がける音楽家。日々起こる小さいけれど大切にしたい、そんなものごとへのサウンドトラックとして楽曲を制作している。Lullatoneのライブは、いくつもの小型シンセサイザーとロボットドラムを使用し、多彩な音を再現するための小さな実験室のようであると言われる。多くのインタラクティブな要素が組み合わさり、遊び心のあるライブでリスナーを魅了し続けている。

 

Photo Credit: Anais-karenin

Photo Credit: Anais-karenin

Tatsuro Murakami(兵庫公演に出演)

東京生まれ、ギタリスト・プロデューサー。高校卒業後にブラジルへ渡り、日本人として初めてサンパウロ州立タトゥイ音楽院ショーロ科をクラシックギター専攻で卒業。現地でサウンドトラック制作も学び作曲家としての活動を開始し、現在までにアンビエント系の海外レーベルより5枚のアルバムをリリースしている。約7年間のブラジル滞在の後帰国し、帰国後は国内のブラジル盤リリースや通訳、興行企画等にも携わる。タージ・マハル旅行団(現Stone Music)ギタリスト、USレーベルMystery Circlesの日本支部代表。2025年に最新作”Mita Koyama-cho”をLPリリース。

 


vq
(東京公演に出演)
vqはネカフェやコインランドリー、スーパー銭湯、友達の家を拠点に活動するアーティスト。アニメ『タコピーの原罪』エンディングの公式リミックス、BALMUNG 2025 S/Sでの音楽制作およびモデル出演、ゆるふわギャング主催の「PURE RAVE」や、中国・広州にて開催された626company主催イベント「无题一」など、多様なフィールドで表現の幅を広げている。
最近は先月からハマってしまった雑炊を、作っては食べる日々を送っている。

 

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COMPUMA
(東京公演に出演)

ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーチストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れる様々な場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。自身のプロジェクトSOMETHING ABOUTよりMIXCDの新たな提案を試みたミックス「SOMETHING IN THE AIR」シリーズをはじめ、コレクティヴ「悪魔の沼」での活動でのDJや、楽曲制作、リミックスなど意欲的に活動。2022年には初ソロ名義アルバム「A View」2024年には「horizons」をリリース。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・ラジオ局へのDJミックス提供など国外での活動の場も広げる。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、コンピレーションCD 「Soup Stock Tokyoの音楽」の他、BGM選曲を中心にアート・ファッション、音と音楽にまつわる様々な空間で幅広く活動している。Newtone Records、El Sur Records所属。

https://linktr.ee/compuma


BlankFor.ms “After The Town Was Swept Away” [ARTPL-243]

Artist: BlankFor.ms
Title: After The Town Was Swept Away
Cat#: ARTPL-243
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック2曲収録
※解説: 高橋アフィ (TAMTAM)

Release Date: 2025.09.05
Price(CD): 2,200 yen + tax


その圧倒的なエディット・スキルで、インスタグラムでは10万人近いフォロワーを誇るエレガントなテープループの達人Tyler GilmoreことBlankFor.msがLeaving Recordsから放つニュー・アルバム『After The Town Was Swept Away』!ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心が垣間見え、時代を新たに再解釈する圧巻作!

音楽において、形式は時に経験と深く結びつき、言葉よりも説得力のある意味を語りかける。Leaving Recordsとサインしリリースされる本作『After the Town was Swept Away』で、Tyler GilmoreことBlankFor.msは、リズムの中に新たな自己収集の語彙を見出した。悲しみと喜びの両方を対峙させ、テープループ操作による12曲は、花飾りのように飾り立てられ、ささやくように響く。テープ自体の不完全な循環性は、このレコードが時間について瞑想するメタファーであると同時に、そのサウンドを形作る物理的な支えでもある。

2023年11月の第一子エリスの誕生、そして2024年1月には2年間の癌との闘病の末の母の死という、アーティストにとって人生を変える二つの出来事が次々と起こった。その後に制作された『After the Town was Swept Away』のサウンドは、解体と再構築から生まれた。作曲プロセスは主に改訂作業だった:初期のドラムマシンのスケッチは空っぽに、そして劣化させられ、曲全体が再構成されたうえに、テープループが積み重ねられ、複雑なリズムの伝記が消化された。ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心は、決して明白ではない形で表れ、時代の再解釈の手段となっている。

明瞭なリズム言語を操る『After the Town was Swept Away』の音楽は、強烈で愛情深く、時に不安げなトーンで語りかける。リードシングル「Formed by the Slide」では、このことを深く感じることができる。作曲家でありヴォーカリストであり、友人でもあるElla Joy Meirによる、静かにゆったりと、重層的に響く持続的なヴォーカルのオフビート・ループを背景に、リズムはまるでその痛ましいほど美しい呼びかけに応えるかのように、ノイジーなうねりとなって現れる。それは経験上最も純粋な形での音だ:人生が語りかける時、私たちはできる限りの方法で応えるのだ。

『After The Town Was Swept Away』は愛から生まれた。優しい思索だけでなく、実際に感じられた交わりを通して。例えば、ハイランドパークのヨガスタジオ「Kinship」にちなんで名付けられた三連画にもそれが当てはまる。2024年、実験音楽家のCollobohがBlankFor.msを迎え、ヨガ・インストラクターのMeg Shoemakerのルーティンに合わせて即興演奏を行い、そこから3曲が生まれた。しかし、ジャズドラマーのMarcus GilmoreやピアニストのJason Moranといった音楽的な面だけでなく、より個人的な面からも、他者からの影響がアルバム全体に感じられ、リズムによって結びついている。

そうでないだろうか?テープループには、過去を保存しつつ同時に変化させ、音とその源を刻み込み、また消したりする不思議な力を持っている。『After the Town was Swept Away』のビートは、思索的でありながら幸いなことに、まさにその点と向き合っている。再構築されたリズムが予期せぬ、望んでもいなかった思い出を生む余地を作り出し、経経験の洪水から生き延びるための方法となっている。


Track List:

01. Never Left
02. A Fleet Of Celebrants
03. Crail Family Post Office
04. Kinship I
05. To Survive The Flood
06. Unfurled Atop The Peak
07. Formed By The Slide 03:25 video
08. Kinship II
09. After The Town Was Swept Away
10. Colter
11. Ferried Across
12. Kinship III
13. Yours Not Mine (Demo Mix)[Bonus Track]
14. Lupine[Bonus Track]

Composed and produced by BlankFor.ms
Mastered by Matthewdavid
Artwork by Miko Revereza
Design by Studio Kristian Henson
Photo credit – Shervin Lainez
Words by Antonio Lenzo

 


劣化したテープ、アナログ・シンセサイザー、そしてピアノで喜びと悲しみを表現するニューヨーク拠点のBlankFor.msが名門Leaving Recordsから9/5にリリースするサード・アルバム『After The Town Was Swept Away』から先行セカンド・シングル「A Fleet of Celebrants 」が公開!


劣化したテープ、アナログ・シンセサイザー、そしてピアノで喜びと悲しみを表現するニューヨーク拠点のソロ・アーティスト、Tyler Gilmoreのソロ・プロジェクト、BlankFor.ms。極めてエレガントなエディット・スキルをインスタグラムで披露し10万人近いフォロワーを有し、名門Leaving Recordsと契約を果たした彼が9/5にリリースするサード・アルバム『After The Town Was Swept Away』から先行セカンド・シングルとしてジャズ・サックス奏者Remy Le Boeufをフィーチャーした「A Fleet of Celebrants 」が公開されました。

BlankFor.ms new single “A Fleet of Celebrants” out now


Artist: BlankFor.ms
Title: A Fleet of Celebrants
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: Digital Single
Buy/Listen: https://orcd.co/6vxaeko

BlankFor.ms – A Fleet of Celebrants (official audio) 
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=jgy9rikVcvw

 

BlankFor.ms new album “After The Town Was Swept Away” out on September 5


Artist: BlankFor.ms

Title: After The Town Was Swept Away
Label: PLANCHA / Leaving Records

Cat#: ARTPL-243
Format: CD / Digital
Release Date: September 5, 2025
Price(CD): 2,200yen + tax

※ボーナス・トラック2曲収録
※解説付き予定


その圧倒的なエディット・スキルで、インスタグラムでは10万人近いフォロワーを誇るエレガントなテープループの達人Tyler GilmoreことBlankFor.msがLeaving Recordsから放つニュー・アルバム『After The Town Was Swept Away』!ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心が垣間見え、時代を新たに再解釈する圧巻作!

音楽において、形式は時に経験と深く結びつき、言葉よりも説得力のある意味を語りかける。Leaving Recordsとサインしリリースされる本作『After the Town was Swept Away』で、Tyler GilmoreことBlankFor.msは、リズムの中に新たな自己収集の語彙を見出した。悲しみと喜びの両方を対峙させ、テープループ操作による12曲は、花飾りのように飾り立てられ、ささやくように響く。テープ自体の不完全な循環性は、このレコードが時間について瞑想するメタファーであると同時に、そのサウンドを形作る物理的な支えでもある。

2023年11月の第一子エリスの誕生、そして2024年1月には2年間の癌との闘病の末の母の死という、アーティストにとって人生を変える二つの出来事が次々と起こった。その後に制作された『After the Town was Swept Away』のサウンドは、解体と再構築から生まれた。作曲プロセスは主に改訂作業だった:初期のドラムマシンのスケッチは空っぽに、そして劣化させられ、曲全体が再構成されたうえに、テープループが積み重ねられ、複雑なリズムの伝記が消化された。ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心は、決して明白ではない形で表れ、時代の再解釈の手段となっている。

明瞭なリズム言語を操る『After the Town was Swept Away』の音楽は、強烈で愛情深く、時に不安げなトーンで語りかける。リードシングル「Formed by the Slide」では、このことを深く感じることができる。作曲家でありヴォーカリストであり、友人でもあるElla Joy Meirによる、静かにゆったりと、重層的に響く持続的なヴォーカルのオフビート・ループを背景に、リズムはまるでその痛ましいほど美しい呼びかけに応えるかのように、ノイジーなうねりとなって現れる。それは経験上最も純粋な形での音だ:人生が語りかける時、私たちはできる限りの方法で応えるのだ。

『After The Town Was Swept Away』は愛から生まれた。優しい思索だけでなく、実際に感じられた交わりを通して。例えば、ハイランドパークのヨガスタジオ「Kinship」にちなんで名付けられた三連画にもそれが当てはまる。2024年、実験音楽家のCollobohがBlankFor.msを迎え、ヨガ・インストラクターのMeg Shoemakerのルーティンに合わせて即興演奏を行い、そこから3曲が生まれた。しかし、ジャズドラマーのMarcus GilmoreやピアニストのJason Moranといった音楽的な面だけでなく、より個人的な面からも、他者からの影響がアルバム全体に感じられ、リズムによって結びついている。

そうでないだろうか?テープループには、過去を保存しつつ同時に変化させ、音とその源を刻み込み、また消したりする不思議な力を持っている。『After the Town was Swept Away』のビートは、思索的でありながら幸いなことに、まさにその点と向き合っている。再構築されたリズムが予期せぬ、望んでもいなかった思い出を生む余地を作り出し、経経験の洪水から生き延びるための方法となっている。


Track List:

01. Never Left
02. A Fleet Of Celebrants
03. Crail Family Post Office
04. Kinship I
05. To Survive The Flood
06. Unfurled Atop The Peak
07. Formed By The Slide 03:25 video
08. Kinship II
09. After The Town Was Swept Away
10. Colter
11. Ferried Across
12. Kinship III
13. Yours Not Mine (Demo Mix)[Bonus Track]
14. Lupine[Bonus Track]


Composed and produced by BlankFor.ms
Mastered by Matthewdavid
Artwork by Miko Revereza
Design by Studio Kristian Henson
Photo credit – Shervin Lainez
Words by Antonio Lenzo

 


IGで10万人近いフォロワーを誇るテープループの達人BlankFor.msがLeaving Recordsから9/5にリリースするニュー・アルバム『After The Town Was Swept Away』日本独自CD化決定


その圧倒的なエディット・スキルで、インスタグラムでは10万人近いフォロワーを誇るエレガントなテープループの達人Tyler GilmoreことBlankFor.msがLeaving Recordsから9/5にリリースするニュー・アルバム『After The Town Was Swept Away』がボーナス・トラックを追加して日本独自CD化が決定致しました。
現在先行ファースト・シングル「Formed By The Slide」が公開されております。

 

BlankFor.ms new album “After The Town Was Swept Away” out on September 5


Artist: BlankFor.ms

Title: After The Town Was Swept Away
Label: PLANCHA / Leaving Records

Cat#: ARTPL-243
Format: CD / Digital
Release Date: September 5, 2025
Price(CD): 2,200yen + tax

※ボーナス・トラック2曲収録予定
※解説付き予定


その圧倒的なエディット・スキルで、インスタグラムでは10万人近いフォロワーを誇るエレガントなテープループの達人Tyler GilmoreことBlankFor.msがLeaving Recordsから放つニュー・アルバム『After The Town Was Swept Away』!ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心が垣間見え、時代を新たに再解釈する圧巻作!

音楽において、形式は時に経験と深く結びつき、言葉よりも説得力のある意味を語りかける。Leaving Recordsとサインしリリースされる本作『After the Town was Swept Away』で、Tyler GilmoreことBlankFor.msは、リズムの中に新たな自己収集の語彙を見出した。悲しみと喜びの両方を対峙させ、テープループ操作による12曲は、花飾りのように飾り立てられ、ささやくように響く。テープ自体の不完全な循環性は、このレコードが時間について瞑想するメタファーであると同時に、そのサウンドを形作る物理的な支えでもある。

2023年11月の第一子エリスの誕生、そして2024年1月には2年間の癌との闘病の末の母の死という、アーティストにとって人生を変える二つの出来事が次々と起こった。その後に制作された『After the Town was Swept Away』のサウンドは、解体と再構築から生まれた。作曲プロセスは主に改訂作業だった:初期のドラムマシンのスケッチは空っぽに、そして劣化させられ、曲全体が再構成されたうえに、テープループが積み重ねられ、複雑なリズムの伝記が消化された。ジャズの初期の経験と、長年抱いてきたハウスとドラムンベースへの愛に根ざしたBlankFor.msのビートへの忠誠心は、決して明白ではない形で表れ、時代の再解釈の手段となっている。

明瞭なリズム言語を操る『After the Town was Swept Away』の音楽は、強烈で愛情深く、時に不安げなトーンで語りかける。リードシングル「Formed by the Slide」では、このことを深く感じることができる。作曲家でありヴォーカリストであり、友人でもあるElla Joy Meirによる、静かにゆったりと、重層的に響く持続的なヴォーカルのオフビート・ループを背景に、リズムはまるでその痛ましいほど美しい呼びかけに応えるかのように、ノイジーなうねりとなって現れる。それは経験上最も純粋な形での音だ:人生が語りかける時、私たちはできる限りの方法で応えるのだ。

『After The Town Was Swept Away』は愛から生まれた。優しい思索だけでなく、実際に感じられた交わりを通して。例えば、ハイランドパークのヨガスタジオ「Kinship」にちなんで名付けられた三連画にもそれが当てはまる。2024年、実験音楽家のCollobohがBlankFor.msを迎え、ヨガ・インストラクターのMeg Shoemakerのルーティンに合わせて即興演奏を行い、そこから3曲が生まれた。しかし、ジャズドラマーのMarcus GilmoreやピアニストのJason Moranといった音楽的な面だけでなく、より個人的な面からも、他者からの影響がアルバム全体に感じられ、リズムによって結びついている。

そうでないだろうか?テープループには、過去を保存しつつ同時に変化させ、音とその源を刻み込み、また消したりする不思議な力を持っている。『After the Town was Swept Away』のビートは、思索的でありながら幸いなことに、まさにその点と向き合っている。再構築されたリズムが予期せぬ、望んでもいなかった思い出を生む余地を作り出し、経経験の洪水から生き延びるための方法となっている。


Track List:

01. Never Left
02. A Fleet Of Celebrants
03. Crail Family Post Office
04. Kinship I
05. To Survive The Flood
06. Unfurled Atop The Peak
07. Formed By The Slide 03:25 video
08. Kinship II
09. After The Town Was Swept Away
10. Colter
11. Ferried Across
12. Kinship III
+ ボーナス・トラック2曲収録予定

Composed and produced by BlankFor.ms
Mastered by Matthewdavid
Artwork by Miko Revereza
Design by Studio Kristian Henson
Photo credit – Shervin Lainez
Words by Antonio Lenzo

 

BlankFor.ms new single “Formed By The Slide” out now


Artist: BlankFor.ms
Title: Formed By The Slide
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: Digital Single
Buy/Listen: https://orcd.co/lwy30on

BlankFor.ms – Formed By The Slide (official audio)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=T2-xo2zF58U


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