TRACK LIST:
01. Zeta
02. Compress—Fuse
03. Chemical Legs
04. Reciprocity
05. She melts
06. Trying Times for the Indirect
07. I Dream (for You)
08. Surf
09. Galactic Melt
10. Post Hawaii
11. Peach (6809)
12. False Ascendancy
13. Constant Fracture
14. Trajectory
Com Truise:
Com Truiseはニューヨークの北部で生まれ育ちで、現在はLAを拠点に活動している、プロデューサー/デザイナー、Seth Haleyによるソロ・プロジェクト。彼のシンセサイザーやサイエンスフィクションに特化した独特のメロディのノスタルジックなビート・ミュージックは幅広い支持を得ている。
彼は15年以上に渡り音楽制作をしており、元々影響を受けているJoy DivisionやNew Order、Cocteau Twinsなどのサウンドのエッセンスは随所に垣間みられるものの、彼のサウンドは決して過去からのものではなく、レトロ・フューチャー的に精巧に練り上げている。
2010年にAMDISCSからEP『Cyanide Sisters』をリリース。そのキャッチーでユニークなIDMやトリッピーなシンセ・ファンクを融合させたサウンドに目を付けたGhostluy Internationalが契約し、2011年にデビュー・フル・アルバム『Galactic Melt』を発表。その後いくつかのEPやB面曲や未発表曲をコンパイルした編集盤『In Decay』をリリース。2017年6年ぶりのオリジナル・アルバムとなる『Iteration』をリリース。2019年にはデジタル・オーディオ・ワークステーションを切り替え、自分のサウンドのパレットを作り直し、新たな試みをみせたミニ・アルバム『Persuasion System』を発表した。
01. One And The Same
02. Their Places
03. Our Distance
04. Never Will You Be Without
05. Penumbra
06. Glass Curtain
07. Domain
08. Spectrum
09. A Sense Of Ending
10. Surface (Bonus Track)
11. Open Window (Bonus Track)
本日新作『Hill, Flower, Fog』をリリースした(CD、デジタルは本日、LPは後日)Emily A. Spragueが”究極のMoogシンセサイザー”とも言われるMoog Oneを使用して制作した新曲「Chasing Light」を披露するビデオが Moog Music IncのYouTubeで公開されました。
New Album『Hill, Flower, Fog』NOW ON SALE(CD / Digital)
Artist: Emily A. Sprague
Title: Hill, Flower, Fog
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-142
Format: CD / Digital
※解説:佐々木敦(HEADZ)
※日本独自CD化
Release Date: 2020.11.13
Price(CD): 2,000yen + tax
揺らめき煌めきながら時を忘れ没入させる極上の美アンビエント。 昨年RVNGからリイシューされた『Water Memory / Mount Vision』がPitchforkでベスト・ニュー・リイシューを獲得し、フロントマンを務めるのバンドFloristでもベスト・ニュー・アルバムを獲得、3月に計画されていた来日東京公演もソールドアウト(惜しくもコロナの影響で延期)するなど、インディ・シーンで注目を集める、Emily A. Spragueのソロ・アンビエント新作。
惜しくも初来日公演は延期となってしまった、ローファイ・フォーク/ポップ・バンド、Floristのフロントマンでもある大注目のアンビエント・アーティスト、Emily A. Spragueが3月にBandcampのみでリリースしていたアルバム『Hill, Flower, Fog』がトラックを加え、新たなアートワークにてフィジカル(CDは日本のみ、LPはRVNG Intl.)リリース決定(デジタル、CDは11/13発売、LPは12/4発売)。
Emily A. Sprague: 幼少期に母の教えでピアノを始める。11歳の頃からギター・レッスンを受け始めたものの、一旦やめてしまうが、14歳の時に再びギターを弾き始め、本格的にソング・ライティングに興味を持つ。その後バンドFloristを結成し、2013年に6曲入りEP『We Have Been This Way Forever』でデビュー。もう一枚の自主制作EPを経て、Double Double Whammyと契約し、2015年にリリースしたEP『Holdly』でStereogumの「50 Best New Bands Of 2015」に選出される。2016年に『The Birds Outside Sang』、2017年に『If Blue Could Be Happiness』の2作のアルバムを発表、さらに2019年には最新作『Emily Alone』をリリースし、PitchfrokでBEST NEW ALBUMを獲得し、インディ・ミュージック・リスナーから多くの支持を受ける。その活動と並行し、Emilyはモジュラー・シンセサイザーを用いたアンビエント・ミュージックの制作を開始しセルフ・リリースした『Water Memory』、「Mount Vision」が高い評価を得る。その才能に着目したNYの最先鋭レーベルRVNGよりリマスター、ボーナス・トラックを追加してフィジカル化(CD / LP)し、PitchforkにてBEST NEW REISSUEを獲得。いま最も注目されているアンビエント・アーティストの一人である。
ニューエイジ〜アンビエントの生ける伝説的存在の盲目の電子音楽家・シンセ奏者、Pauline Anna Stromのおよそ33年ぶりとなる新作『Angel Tears in Sunlight』が完成。2/19にリリースが決定しました。
そして先行ファースト・シングルとして「Marking Time」がリリース&MVが公開されました。
もちろんニューエイジ再評価の中、今日における様々なアーティストのアプローチの礎とも言えるサウンドであるが故、その存在の認知度は広まっていたが、まさかの30年以上ぶりの新作『Angel Tears in Sunlight』が届けられた。40年近く住んでいたサンフランシスコのアパートで制作されたという本作は遠い時代の万華鏡のようなエコーを受け入れながら、想像の世界の広がりと微細さを屈折させる音楽の集合体。ハードウェアの周波数と、レコードの有機的なトーンの領域での自然の出現との共生を明らかにし、原始的な形状のメロディックなパルスを融合。原初的なエネルギーを未来へと誘うサウンドに注ぎ込んでいくようなスピリチュアルかつ幻想的な世界観に引き込まれる。パイオニアとしての貫禄と、現代的なアップデートも相まって、過去と未来を横断し浮遊していくようなニューエイジ〜アンビエント・サウンドは色褪せるどころか新鮮さに満ちている。
また本作『Angel Tears in Sunlight』は制作中に他界した親友ジョン・ジェニングスに捧げられており、この作品のタイトルは、永遠のスペクトルの中で一緒に崩壊した人生と喪失の処理の総体を反映したものである。
Artist: Pauline Anna Strom
Title: Angel Tears in Sunlight
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-148 Format: CD / Digital
Release Date: 2021.02.19
Price(CD): 2,000yen + tax
TRACK LIST:
01. Tropical Convergence
02. Marking Time
03. I Still Hope
04. Temple Gardens at Midnight
05. The Pulsation
06. The Eighteen Beautiful Memories
07. Equatorial Sunrise
08. Small Reptiles on the Forest Floor
09. Tropical Rainforest
10. Underground Caverns (Bonus Track)
11. The Pain of Loss (Bonus Track)
Pauline Anna Strom:
サンフランシスコを拠点に活動しているコンポーザー。自然、空想科学小説、古代の歴史に触発されたニューエイジ〜アンビエント・ミュージックを創造している。彼女は生まれてから盲目で、ニューオーリンズの近くで育ち、子供の頃は多くのクラシックやオーディオ・ブックを聴いて過ごす。その後彼女は結婚し、サンフランシスコに引っ越した。そこで、彼女はインディペンデント・ラジオ局KPFAの番組「Hearts of Space」を発見し、クラウス・シュルツェ、喜多郎などのニューエイジ〜アンビエント・アーティストの音楽に魅了される。そして電子オルガンを購入した後、いくつかのシンセサイザーとTascam4トラックレコーダーを手に入れる。彼女は音楽創作に没頭し、朝方まで取り組むこともしょっちゅうであった。やがて彼女は、Ether Ship Collectiveの創設者であるLemon DeGeorgeとWillard Van De Bogartに出会い、彼らのプロデュースの元、デビュー・アルバムである1982年の『Trans-Millenia Consortをリリース。一部で注目されたものの、その後はあいまいとなる。そして幾つかの問題があり、Ether Shipとの関係も終了し、自らレーベルTrans-Millenia Consort Recordingsを立ち上げ、幻覚的なサウンドの『Plot Zero』、そして『Spectre』をヴァイナルでリリース。しかしお金を使い果たし、ヴァイナルのリリースは諦め、4年後に2度目の結婚をした後、1988年に4つのカセットをリリースした。その後は経済的な問題のため機材を売却し、スピリチュアルヒーラーおよびレイキマスターとしてのビジネスに専念。しかし近年のニューエイジのリヴァイバルで注目を集め、2017年にRVNG Intl.が音源をコンパイルした編集盤『Trans-Millenia Music』をリリースし話題となる。そして30年以上の時を経て新作のリリースが決定した。編集盤『Trans-Millenia Music』