Author: PLANCHA

THE NEW DIVISION

newdivisionLAを拠点に活動する、4人組バンド。2010年に活動を開始し、シングルやEPなど、自主制作によるデジタル・リリースを主体にしつつ活動し、2011年にはProgress Productionsからアルバム『Shadows』をリリース。本作の元になっているのは2011年にリリースされたEP『Night Escape』である。
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REAL ESTATE

“不動産”なる奇妙な名前を持ったリアル・エステイトは、ハドソン川を挟んだニューヨークの西隣、ニュージャージー州郊外の幼馴染みによって結成されたバンドだ。ソングライティングを担当するヴォーカル/ギターのマーティン・コートニー、ギターのマット・モンデナイル、ベースのアレックス・ブリーカーの3人は、高校時代から数多くのバンドでプレイしてきたが、その中には、ウィーザーのファースト・アルバムを全曲コピーする“ブルー・アルバム・バンド”なるバンドや、現在はヴィヴィアン・ガールズのメンバーとして活躍するキャシー・ラモーンの16歳の誕生パーティーで結成された、ストロークスのコピー・バンドも含まれていたという(ちなみに、先日XLから南北戦争をテーマにしたセカンド・アルバムをリリースしたタイタス・アンドロニカスのメンバーも当時からの知り合いで、マーティンは一時期、タイタス・アンドロニカスに在籍していたこともあるそうだ)。
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SCHOOL OF SEVEN BELLS

sviib2004年に当時ベンジャミン・カーティスがメンバーであったシークレット・マシーンズと、アレハンドラ、クラウディアの、双子のデヘーザ姉妹がメンバーであったオン!エアー!ライブラリー!がインターポールのツアーのオープニング・アクトを務めた際に出会い、結成に至る。バンド名はツアー中に夜中のPBS(アメリカの公共放送)で放送していた、1980年代に南米に存在してかもしれないという伝説のスリ養成学校「School of Seven Bells」が元となっている。

まずは07年にUKのシューゲイザー系のレーベル、Sonic Cathedralからシングル”My Cabal”でデビュー。その後クラウディアと共にア・クラウド・ミレヤというデュオでも作品をリリースした、ギレルモ・スコット・ヘレンによるプレフューズ73の作品『プレパレイションズ』のリード・トラック「クラス・オブ・73・ベルズ」にフィーチャーされたことで一躍注目を集め、その後ツアーも共にする。他にもブロンド・レッドヘッドなどとのツアーを経て、エクスペリメンタル系のレーベル、テーブル・オブ・ジ・エレメンツのロック・セクションであるラディウムから12インチ、『Face to Face on High Places』をリリース。翌08年、老舗インディ・レーベル、Suicide Suqueezeから7インチ、『Silent Grips』のリリースした後、Ghostly Internationalと契約。ファースト・アルバム『アルピニズムス』をリリースした。幅広い層のリスナーから支持を集め、日本でも08年末の代官山UNITのカウントダウン・イベントのメイン・アクトとして初来日、09年にはサマー・ソニックに出演。その後も世界各地をツアーで回り、2010年に待望のセカンド・アルバム、『ディスコネクト・フロム・デザイア』をリリース。こちらも各所で好評を博し、バンドは順風満帆だった。そんな中、2010年秋のツアー中にクラウディアが突如脱退を発表。しかしバンドは活動を休止することなく、当時すでにアナウンスされていた来日公演もベンジャミン、アレハンドラ、そして当時のサポート・ドラマー、SHIGETOと共に行われた。

その後はソロに専念することとなったSHIGETOに代わり、ライヴのサポート・ドラマーをブルックリンの5人組、ソフトの元メンバーでもあるクリストファー・コリーが務め活動を続行。2012年2月に2人編成となってからは初となるサード作にして、ラファイエという主人公の女の子と、彼女に取り憑く幽霊にまつわる架空のストーリーを元にしたコンセプト・アルバム、『ゴーストーリー』をリリースした。クラウディアの脱退によりヴォーカル・ハーモニーは失ってしまったが、残された2人はこのピンチを見事にプラスに昇華し、アーティストとしてのさらなる成長が窺える作品を完成させた。もちろんメロディ・センスやアトモスフィアは前作までの流れを汲むものであるが、彼らは失ったものを単に補うのではなく、自らが進化することでサウンドを別の次元へと到達させている。ヴァリエーション豊かなギターを核にしたトラックは、80年代ポップス、シューゲイザー、アンビエント・エレクトロニックなどのレイヤーがサウンドまでが重層的に融合しており、これまでには無いスケールと質感で、ヴォーカルとメロディを立体的に描き出していくようなムードがある秀作だ。

3rdアルバムリリース後はクリストファーに加え、クラウディアのポジションとなるキーボード/ヴォーカルにワシントンのシンセ・ポップ・バンド、ペインティッド・フェイス(Painted Face)のメンバー、アリー・アルヴァラド(Allie Alvarado)を迎え、4人編成でライヴを行っていたが、4thアルバム制作中にベンジャミンがT細胞性リンパ芽球性リンパ腫に倒れ、2013年末に惜しくも他界した。


STORMS [Lori Scacco & Eva Puyuelo]

かつてToo Pureから作品をリリースしていた、シューゲイザー~ドリーム・ポップ系バンド、Seelyのピアニスト/ギタリストとして活躍し、スコット・ヘレンの レーベル、Eastern Developmentsから傑作ソロ作品『Circles』を2004年にリリースし、HeftyオーナーJohn Hughesをし、”my favorite female instrumentalist”と言わしめた女性アーティスト、Lori Scaccoと、現在Savath & Savalasのメンバーとして活動している女性アーティスト、Eva Puyuelo Munsとのニュー・プロジェクト、Storms。元々Loriが新作の制作を行っていた際、Savathのレコーディングでニューヨークを訪れていた Evaにヴォーカルでの参加を呼びかけたところ、意気投合し、スタジオで自然とこのプロジェクトへと発展した。日本人エレクトロニカ・アー ティスト、ausが何度も自身のレーベル、flauのコンピに収録するなど、Loriの創り出すサウンドは日本での評価も高く、多くのファ ンが新作を待ち望んでいた。この作品は彼女の約6年ぶりとなる作品である。
[photo by fausett-land.com]

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TAKAKO MINEKAWA & DUSTIN WONG

Photo by Hiromi Shinada

Photo by Hiromi Shinada

2011年の夏、ダスティンのライヴを観に行った嶺川と、元々彼女のファンであったダスティンが知り合う。この出会いをきっかけに交流が始まった両者は、音楽や宇宙、神話談義で盛りあがり、セッションを重ねていき、コラボレーションへと派生していった。2013年にファースト・アルバム『TOROPICAL CIRCLE』をリリースし、レコ発を含む都内でのライヴを経て、FUJI ROCK FESTIVALに出演。2014年にはセカンド・アルバム『SAVAGE IMAGINATION』をリリースし、1ヶ月に及ぶ北米ツアーを成功させ、昨年は初の中国で12都市をまわるツアーを果たすなど、お互いのソロと平行しつつ、精力的に活動している。ダスティンのギターと嶺川のサンプラーキーボードの間に1本のマイクをシェアし、それをまるごと構築していき、ひろがる二人の奇妙なサウンドは生まれたばかりのアメーバのように変化し続けている。また、音だけにとどまらず、絵や映像も二人で共作しており、作品のジャケットやMVも自らが手がけている。

In the Summer of 2011 Takako went to go see Dustin’s show in Tokyo. He was a fan of her music from the past and through that meeting they began corresponding. They also found many similar interests in music, the universe and mythology. When Dustin was in Japan they went in to a rent by the hour rehearsal studio to loosely do some musical improvisations and this led to a natural collaboration. They also collaborate visually, the album cover and music video is a result of that.

Instagram
http://instagram.com/takako_dustin/

Soundcloud
https://soundcloud.com/takakominekawadustinwong

嶺川貴子 Twitter
https://twitter.com/tm_meandcat

Dustin Wong Twitter
https://twitter.com/dustinwong

嶺川貴子 & ダスティン・ウォングへのお仕事(音楽制作、ライヴ出演など)のご依頼は
info@7ep.net(※以前の連絡先から変更になりました)
までよろしくお願い致します。


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