photo by Melissa Gamache

モントリオールを拠点に活動しているインディ・アート・ロック・バンド、Braidsの来るニュー・アルバム『Shadow Offering』より4曲目となる先行シングル「Just Let Me」がリリース、同時にミュージック・ビデオも公開されました。

パートナーとの関係の駆け引き、そしてできた物語、そして必然的な愛の困難を探る曲で、ラファエルが怒りに情熱を傾け、内面・外面の欲求不満と不安に深く関わっている、今までで最も感情をあらわにしたパフォーマンス。

ビデオの監督はヴォーカルのラファエルとDerek Branscombeのコラボ。コンセプトもラファエルによるもので、彼女にとって初めての映像監督作品です。是非ご覧になってみてください。

Braids – Just Let Me (Digital Single)
iTunes / Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/just-let-me/1491316198?i=1491316204
Spotify: https://open.spotify.com/track/5GXIYuEPSMTtudHpkdXXi7?si=nbC7xbY3QVG_eBv5-OSPMg

Braids – Just Let Me (Official Video)
https://youtu.be/ey9iTxP9-qI

Directed by Raphaelle Standell-Preston and Derek Branscombe
Dancers : Stephen John Quinlan and Justin De Luna
Choreographer : Axelle Munezero
Concept : Raphaelle Standell-Preston
Cinematography : Derek Branscombe
Production company : Martine Aimait les Films
Producer : Élise Lardinois
First AC : Sébastien Blais
Gaffer : Émile Desroches-Larouche
Key grip : Andres Castillo
Art director : Delsey Ruel-Bilodeau
Hair and Make Up : Bernardo Fernandez
PA : Sofian Derdouri
Editor / Onliner : Thomas Bellefleur
Color grading : Simon Boisx
Ropes and tying provided by Marie and Neo from Ropes in Motion ropesinmotion.com
Special thanks to Benjamin Sbrollini from Lululemon St-Viateur for styling.

NEW ALBUMは6/19発売

Artist: Braids
Title: Shadow Offering
Cat#: ARTPL-132
Format: CD / Digital
※解説・歌詞・対訳付き
※正方形紙ジャケット仕様
Release Date: 2020年6月19日
Price(CD):
2,000yen + tax

モントリオールを拠点に活動しているアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsの、カナダのグラミーといわれるJuno Awards 2016にてオルタナティヴ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した傑作『Deep In The Iris』(リリース時にはCHVRCHESのローレン嬢も大ファンであることを公言)以来となる5年ぶり4作目のニュー・アルバムが完成。プロデュースは元Death Cab For Cutieのメンバーであり、様々なアーティストのプロデュースを手がけるChris Walla。

2006年にカナダはカルガリーのWestern Canada High Schoolの同級生達によって結成し、現在はモントリオールを拠点に活動しているアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsのサード・アルバムが完成。

痛み、失恋、怒りなどをメイン・テーマにしているが、それはまた希望への架け橋でもある。「このレコードには、私が書いた他の何よりも希望があります。」とヴォーカルのラファエルは語る。

サウンドはもちろんこれまでのサウンドの延長線上であるが、プロダクションおよびエンジニアリングをしたChris Wallaとの共同作業が功を奏し、バンドのダイナミックさを一度解体してから統一し、長年にわたって埋もれていた個々の創造的なエネルギーを発掘することで新たな自信を覚醒させ、よりパーソナルな作品を生み出すことに成功した。

自信と生々しさに満ちたラファエルのヴォーカルは一層強さと叙情性を増し、オースティンのさらにグルーヴィになったドラミングがサウンドの根幹を支え、テイラーの緻密なエレクトロニクスとトラックメイクのコンビネーションはさらなる高みに達している。

『Flourish / / Perish』、『Deep In The Iris』で確立したエレクトロニックな要素を生かしつつ、近作では積極的にフィーチャーしていなかったギターも効果的に配して、ロック的なダイナミズムやドラマティックな展開も融合させ、現時点での集大成で、全編ハイライトともいえる仕上がり。進化を止めないBRAIDSが新たなフェーズへと到達し、生と動を行き交う感動的傑作。


TRACKLISTING:

01. Here 4 U
02. Young Buck
03. Eclipse (Ashley)
04. Just Let Me
05. Upheaval ii
06. Fear Of Men
07. Snow Angel
08. Ocean
09. Note To Self

https://www.youtube.com/watch?v=xhRv7wmnBTA

Braids(ブレイズ):
ブレイズは2006年にカナダはカルガリーのWestern Canada High Schoolの同級生達によって結成されたアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド。創設メンバーは、ブルー・ハワイ(Blue Hawaii)のヴォーカルとしても活動しているラファエル・スタンデルプレストン (Raphaelle Standell-Preston)、オースティン・タフツ(Austin Tufts)、テイラー・スミス(Taylor Smith)、そしてケイティ・リー(Katie Lee)の女2+男2の4人。テイラーの両親のガレージでリハーサルを始めて程なくして、ラファエルがCalgary Folk Music Festivalが主催するソングライティングのコンテストに出場し注目を集め、バンドはカルガリーの重要なインディペンデント・フェスティヴァル、 Sled Island Music Festivalでプレイする機会を与えられた。当時はまだブレイズではなく、ネイバーフッド・カウンシル(Neighborhood Council)という名義で活動していた。それから1年後デビューEP『Set Pieces』を自主制作リリース。そしてディアハンター(Deerhunter)のオープニングに抜擢され再びSled Islandでプレイすることになる。その時のパフォーマンスは圧倒的で、ディアハンターのフロントマン、ブラッドフォード・コックスも絶賛した。
2008年にメンバーの大学進学などに伴い、モントリオールへと活動の拠点を移し、バンド名も現在のブレイズ(Braids)へと変更。ディアハンターとのショート・ツアーを経て、セルフ・プロデュースにてファースト・アルバム『Native Speaker』を完成。アルバム・リリース後は、バス(Baths)、アソビ・セクス(Asobi Seksu)、トロ・イ・モワ(Toro y Moi)、ジ・アントラーズ(The Antlers)、ワイルド・ビースツ(Wild Beasts)、ガールズ(Girls)など、様々なバンドとツアーを共にした他、3枚のEP、Purity Ringとのスプリット7インチもリリースされた。そしてケイティ・リーの脱退を経て、2013年にはセカンド・アルバム『Flourish // Perish』を発表。これまでのイメージを払拭する革新的な進化をみせ、各所で絶賛された。2015年にはサード・アルバム『Deep In The Iris』をリリースし、初来日ツアーを行った。2016年にEP『Companion』をリリースし、2017年には再来日を果たす。2019年にシングル「Eclipse (Ashley)」を発表し、アルバムが制作過程であることを匂わせていたが、遂に4作目となるアルバム『Shadow Offering』が完成した。

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