ARTISTS

JAMISON ISAAK

現在はカナダはブリティッシュ・コロンビア州を拠点に活動しているアーティスト。

2010年からエレクトロニック・ドリーム・ポップ・ソロ・プロジェクト、Teen Dazeとして活動し、チルウェイヴ・ムーヴメントに乗って注目を集め頭角を現したが、ロックからクラブ・ミュージックまで幅広い音楽 的素養を持つ彼は着実な進化をみせ、もはやその範疇に収まらないサウンドを構築し、多数の作品をリリースしてきた。

これまでPacific Coliseum等の名義でも活動してきたが、2018年から本名Jamison Isaakとしての活動も開始。Teen Dazeなどのエレクトロニックな作風とは異なる静謐なアンビエント音源をリリースしている。本作が初のCD作品となる。

https://jamisonisaak.com/

Read More →


MR TWIN SISTER

Photo by: Karen Sofia Colon

Photo by: Karen Sofia Colon

ニューヨークはロングアイランドで、それぞれ別のバンドで演奏していた、ヴォーカリストのAndrea Estella(彼女は人気テレビ・ドラマ・シリーズ『Veronica Mars』の映画版のキャストに抜擢されるなど、女優としても活動)、ベーシストのGabe D’Amico、ドラマーのBryan Ujueta、キーボーディストのDev “Udbhav” Gupta, ギタリスト/ヴォーカリストのEric Cardonaの5人が出会い、2008年に結成。当時はTwin Sister名義で活動していた。

同年最初のEP『Vampires with Dreaming Kids』をリリース。ファースト・ライヴをSXSWで行い、tUnE-YarDs、Xiu Xiuとのツアーを経た後、セカンドEP『Color Your Life』をInfinite Bestより発表。2011年にDomino Recordsと契約し、ファースト・アルバム『In Heaven』をリリース。順調な活動をしていく中、2013年にアンドレアは多発性硬化症と診断され、フロリダ州タラハシーでツアー中に交通事故にあうなど、災難に見舞われる。その後復活までに少し時間を要したものの、プロデューサーのJon LowとAva Lunaのメンバーの助けを借りて録音し、自身のレーベルTwin Groupを立ち上げ、名義をMr Twin Sisterに改名し、セルフ・タイトルのセカンドアルバムを完成させた。

その後目立った活動は見られなかったが、2018年遂にカムバック。4年の歳月をかけて完成させたサード・アルバム『Salt』がリリースされる。
なお、Bryan Ujuetaは脱退し、現在は4人編成となっている。


OLIVER COATES

現在はロンドンからスコットランドに居を移し活動しているチェリストで、これまでクラシック、オルタナティヴ、エクスペリメンタル、エレクトロニック・ミュージックなど様々なアーティストの作品に関わりながら、革新的なソロ作品を制作するプロデューサーでもある。王立音楽アカデミーでクラシックを学び、大学史上最高の成績を収め、オーロラ・オーケストラ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ロンドン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演を果たす。また、その一方で彼はAutechre等に触発されたエレクトロニック・ミュージックを制作している。Mira CalixとWarpの企画『The Elephant in the Room: 3 Commissions』でコラボを果たし、『Warp20 (Recreated)』のコンピでもMiraと共にBoards of Canadaのカヴァーを披露した。その他にも電子音楽家の重鎮Laurie Spiegel、現代音楽家John Luther Adamsとのコラボ、ポスト・クラシカル・アーティストとして注目を集めていたNico Muhlyのアルバム『Seeing Is Believing』や、Jonny Greenwoodが手がけた『There Will Be Blood』と『The Master』のサントラにも参加している。

2012年にはコンポーザー、Leo Abrahamsとエレクトロ・アコースティック的コラボ作『Crystals Are Always Forming』をリリース。翌2013年にデビュー・ソロ・アルバム『Towards the Blessed Islands』を発表した。その才能はThom Yorkeの目にとまり、Radioheadのアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加し、その後HerbertやDemdike Stareも絶賛するMica Leviとコラボ作も発表。2016年にセカンド・アルバム『Upstepping』をリリースした後、NYの最先鋭レーベルRVNG Intl.との契約に至り、『Shelley’s on Zenn-La』を発表各所で絶賛された。その後Thom Yorkeのサポート・アクトに抜擢されワールド・ツアーを回り、2020年再びRVNG Intl.から新作をリリースする。


PREP

DrakeやAlunaGeorge等のレコーディングに参加し、グラミーにノミネートされたこともあるヒップホップ・プロデューサー、Dan Radclyffe、エレクロニカを好むクラシック/オペラ・コンポーザーのLlywelyn Ap Myrddin、George Fitzgeraldとツアー暦もある、ハウス・ミュージックのDJにしてドラマーであるGuillaume Jambel、Riton、Sinead Hartnett、Ray BLK等と共同制作暦のあるシンガー・ソングライター、Tom Havelockという様々な異なるバックグラウンドと確かな実力を持った4人組。2016年にUS西海岸の人気ブログ、Blah Blah Blah Scienceが運営するレーベル、B3SCIからリリースしたファーストEP『Futures』は、リリース後瞬く間に注目を集め、ヘビー・プレイ。アジア圏で圧倒的な人気を誇り、ライヴは軒並みソールドアウト。2018年5月にはニューEP『Cold Fire』をリリースし、初来日公演を行い、実力者ならではの卓越したパフォーマンスをみせ、絶賛された。その熱が冷めやらぬまま2018年11月には人気K-POPグループ、Monsta XのヴォーカルShownu(彼に取って人生初のフィーチャリング参加)と、坂本龍一も注目している韓国の新世代インディ・バンド、Se So NeonのSo!YoON!、LAの次世代のミニマル・ファンク・バンド、VulfpeckのCory Wongと、かつてはマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなどのサポートもつとめ、「セッション王」とも称されるリビング・レジェンド、Paul Jackson Jr等が参加したEP『Line By Line』を発表。そして2019年にはサマーソニックのビーチ・ステージに初出演し、その後2度目となる単独公演も行い盛況を収めた。
R&B〜ブルー・アイド・ソウル〜ファンク〜ジャズ〜AORなど様々な素養を絶妙なバランス感覚でブレンドし、巧みな演奏の元、スウィートなハイトーン・ヴォーカルとハーモニーを駆使し、キャッチーなメロディと軽快なグルーヴを生み出すノスタルジックさと新しさを兼ね備えたスタイリッシュなポップ・サウンドはジャンルの垣根を越えて支持されている。

Facebook: https://facebook.com/prepband
Instagram: https://instagram.com/prepband
Twitter: https://twitter.com/PREP_band
YouTube: http://youtube.com/c/prepofficial
Soundcloud: https://soundcloud.com/prep
Spotify: https://spoti.fi/36ULKjs
Apple: https://apple.co/36URx8E
Website: https://prepofficial.com


DABRYE

Photo by Brett Carlson

Photo by Brett Carlson

ミシガン州はトロイで育ち、アナーバーを拠点に活動しているTadd Mullinixによるソロ・プロジェクト。幼少期はWhite Zombieや7 Secondsにインスパイアされ、高校時代はSpacemen 3の影響を感じさせるシューゲイザー系バンド、Battery 3を組んでいた。
90年代後半に自身のヒップホップのオルターエゴとしてDabrye名義を始動。アナーバーのレコードショップ、Dubplate Pressureで働いていた時にGhostlyのオーナーであるSam Valenti IVと知り合い、Ghostlyと契約することとなる。まずは本名名義 Tadd Mullinix で『 Winking Makes A Face』をリリース。これはGhostlyのレーベルとしての最初のアルバム(カタログ番号GI-01)であった。そしてその次のカタログ(カタログ番号GI-02)としてDabrye名義のファースト・アルバム『One/Three』(Ghostly三部作の第一弾)がリリースされる。そのサウンドはエレクトロニカとヒップホップの架け橋となるものとして、各所で高い評価を受け、シーンの中心へと躍り出る。2002年には盟友Prefuse 73のレーベルEastern DevelopmentsからGhostly三部作から派生した番外編的な作品として『Instrmntl』を発表。そして2005年に未発表曲と過去のリミックス・ワークをコンパイルしたEP『Additional Productions Vol.1」を出した後、2006年に三部作の第二弾となる『Two/Three』を完成。MF Doom、Wildchild、元Anti Pop ConsortiumのBeans、Cannival OxのVast Aire、元Slum Villageのメンバー、Jay Dee(J Dilla)、Waajee等、多数の豪華ゲスト/MCが参加し、ネクスト・レヴェルに達した先進的なヒップホップをみせる。その後しばらくリリースはなかったが、2018年、遂に三部作の最終章となる『Three/Three」を発表。前作に続くDOOM(MF Doom)をはじめ、Wu TangのGhostface Killah、Jonwayne、Roc Marciano等のMCの他、デトロイト・シーンの Guilty Simpson、Phat Kat、Kadence、Quelle Chris、Danny Brown、Shigeto、Clear Soul Forces等が参加し、傑作最終章に彩りを添えている。同時に前述したアルバム3作が全てDaddy Kevによってリマスター復刻され、ボックス・セットもリリースされた。

Twitter
Facebook


Top